本文へ

ソニーマーケティング学生ボランティアファンド

トップ過去の助成対象一覧第1回助成対象グループ活動一覧総評

総評

審査員代表:山崎美貴子

全体的な応募の状況

 「大学生の社会参加の第一歩となり、楽しみながら自分も成長することができ、社会をより良くしていこうとするリーダーシップの芽生えとなるボランティア活動を募集し、助成する」という要項の目的で開始したソニーマーケティング学生ボランティアファンドは、9月1日から募集を開始し、しめ切り11月30日までのおよそ3ヶ月の間に、153件の応募がありました。
都道府県別に見ると25の都道府県と、69の大学から応募がありました。内訳は都道府県別では東京63件、神奈川25件、京都16件、また大学別では明治学院大学12件、早稲田大学10件、慶応大学8件、東京大学7件、立命館大学6件、横浜国立大学5件、法政大学5件、日本福祉大学4件、京都大学4件、上智大学4件が上位でした。
 活動分野別に見ると国際協力・交流36件、障害24件、環境16件、学生ボランティア支援14件、まちづくり14件が上位でした。

審査方法

 153件の応募がありましたが、うち3件が無効であり(消印切れ2件、高校生からの応募1件)、150件を審査の対象としました。審査の経過は次のとおりです。

 まず下記の基礎審査基準に合致しているか、書類審査を行いました。

 1)応募要項の「応募資格」に合致しているか
 2)応募要項の「応募活動」の活動実施期日、報告会への参加条件を満たしているか
 3)費用明細が記されているか、また明細が適切か

 次に下記の本審査基準を考慮しながらそれぞれに3点、2点、1点で素点を入れ、上位22グループ活動を選出しました。

 1)活動に独自性があるか
 2)創造的、開拓的であるか
 3)学生ならではの企画であるか
 4)企画が自己満足に終わっていないか、プログラムに社会性はあるか
 5)ファンドが有効に活かされるか

 上記の基準に従って厳正に審査したことをここに報告し、参加してくださったみなさまのご努力に心から感謝します。

応募企画に関する総評

・学生らしい、伸びやかで創造的な活動が多く見られた。
・国際協力に関する活動のなかに、国を超えて地球市民としてのセンスが光る、すぐれた活動が見られた。
・障害者や高齢者など行政では手の届かない先駆的なとりくみを、世代を越えて展開している活動が見られた。
・ひとつの大学だけで閉じた世界を構成するのではなく、他大学や地域のさまざまな資源とネットワークを
 形成し互いの持ち味を活かしていこうとする、今後の発展が期待される活動が見られた。

page top ▲