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声の取扱説明書

ソニー 短波ラジオ ICF-SW100S 声の取扱説明書


この度は、ソニー、短波ラジオ ICF-SW100S(以下ラジオと略します)をお買い上げいただき、ありがとうございます。

このラジオは、
・都市名を選ぶだけで、簡単に世界の現地時刻を調べることができます。
・PLL(Phase LockedLoopの略)シンセサイザー方式を採用し、簡単に国内、海外の両方で世界中の放送が受信できます。
・プリセットした放送局名や都市名に、6桁までの英数文字で名前をつけることができます。
・内蔵の2つのタイマーでお聞きになりたい放送を好きな時刻に受信することができます。
・スリープタイマーを使うと約60分で自動的に電源が切れますので、ラジオを聞きながら安心してお休みになれます。
このテープは、ラジオの基本的な取り扱いを説明しています。
そのほかの項目については、付属の取扱説明書をお役立ていただくか、またはお客様ご相談センター、お買い上げ店までお尋ね下さい。
お客様ご相談センターへのお問い合わせは、次の3つの方法からお選びくださいますようお願い致します。

・全国どこからでも市内通話料金でご利用いただける「ナビダイヤル」を利用される場合:0570-00-3311
・携帯電話、PHS、一部のIP電話等、ナビダイアルがご利用になれない場合:03-5448-3311
・FAXを利用される場合: 0466-31-2595
受付時間は、月曜日から金曜日は9:00から20:00、土曜日・日曜日・祝日は9:00から17:00です。

A面では、次の項目について説明しています。
1 電源について
2 各ボタンの位置と働き

B面では、次の項目について説明しています。
3 受信状態を良くするには
4 周波数のわかっている放送局を受信するには
5 周波数のわからない放送局を受信するには
6 自動的に放送局を探すには
7 放送局を覚えさせるには
8 AM放送の受信状態をよくするには

このテープには、説明の区切りごとに次のような信号が入っています。
インデックス音
この音を目安に聞きたいところの頭出しができます。

1 電源について


乾電池で使用する方法と付属のACパワーアダプターで使用する方法の2通りがあります。
まず、乾電池の場合を説明します。
半円の溝のある面を上に、同じ面のざらざらしたでっぱった部分を手前にして、横長に置いて下さい。通常はこの位置で使います。
電池蓋を開けます。右側面、向こう側にザラザラした部分があります。
その部分を押さえて下にさげると蓋が開きます。
その際、ラジオを少し持ち上げるとやりやすいでしょう。
付属の単3乾電池を2本用意して下さい。
電池の平らな方、つまりマイナスを左側にして、まず1本奥へ滑らせます。
もう1本も、平らな方を左側にして入れます。
そして、蓋をかちっと音がするまで押して閉めます。
電池の持続時間は単3アルカリ乾電池を使った場合、FM受信で約23時間、AM受信で約18時間です。電池が消耗してくると、音がひずんできます。電池を2本共新しいものと交換して下さい。
次に付属のACパワーアダプターを使用する場合です。
左側面のまん中に、ザラザラしたスイッチがあります。その手前の丸い穴が外部電源用ジャックです。そこに付属のACパワーアダプターを接続し、コンセントへつないで下さい。

2 各ボタンの位置と働き


左側面から説明します。
手前のざらざらが、センス、DX/LOCAL切り替えスイッチです。
通常は向こう側、つまりDXに合わせます。
混信して聞きづらい時は、手前のLOCALに合わせます。
その向こうがアクティブアンテナ端子です。ここに付属のアンテナをつなぎます。
次が外部電源用ジャック、その向こうのザラザラがMAIN POWER ON/OFF スイッチです。
手前にするとOFF、向こう側にするとONです。
右側面も手前から順に 丸いダイアルが音量調整つまみです。
手前に回すと音が小さくなります。
次がAMトーン、FMモード切り換えスイッチです。
AM放送を受信している時は、音質切り換えスイッチとして働きます。
FM放送を受信している時は、手前にするとステレオ、向こう側にするとモノラルになります。
次がラインアウト端子です。ここに別売の接続コード、RK-G135やRK-G136などをつないでカセットレコーダーなどで、ラジオを録音することができます。
次がヘッドホン端子です。その向こうのザラザラした部分が電池蓋です。
手前の面の左側に少し出っぱった部分があります。
それを押すと、上の面が上方向に開きます。
開いて立てた部分の左側がスピーカー、右側が表示窓です。
スピーカーの右側にはライトボタンがあり、押すと表示窓に明りがつきます。
手前の、ボタンがたくさん並んだ面は、操作パネルです。
まず1番左の向こう側にあるのが、ラジオのPOWER ON/OFF ボタンです。
MAIN POWER ON/OFFスイッチをONにして、このボタンを押すと、電源が入ります。
その手前の長方形のボタンがスリープボタンです。押すと電源が入り、約60分後に自動的に止まります。
その手前のいくらか小さい長方形のボタンが、ERASE/サマータイムボタン、その手前が、ENTER/TIME SETボタンです。
隣の列の1番向こうに戻り、今と同じ位の長方形の大きさのものがシンクボタンです。
押すと、通常のモード、USB、LSBと切り換わります。
その下がSSBボタンです。押すと、通常のモード、USB、LSB/CWと切り換わります。
その右側に縦に並んだボタンがあります。
向こう側がページフィードプラス、手前側がページフィードマイナスボタンです。
押すごとに0から9のメモリーページが切り換わります。メモリーページ1を選ぶとピピッと音がします。
その下の楕円のボタンが FM/AM ボタンです。 FMとAMを切り換える時などに使います。
短波・中波・長波を聞く時はAMにします。
その手前がAM BAND ボタンです。このボタンを押しながら、後から説明するJOG /MANUAL/TUNE/SCAN ボタンを押すと、AMバンドやメーターバンドが切り換わります。
その右には、丸い同じ形のボタンが、電話のボタンと同じ配列で12個並んでいます。
ほぼ中央に凸点があります。そこが数字の5です。
0の左はDIRECT WORLD TIMEボタン、右はエグゼキュートボタンです。
数字ボタンの6の右斜め向こう側に、少しへこんだ小さい丸いボタンがあります。
これはキープロテクトボタンです。押すと他のボタンが働かなくなります。
その手前に、斜めに4つ並んだボタンがあります。
これは、JOG /MANUAL/TUNE/SCAN です。各々の説明は後程出てきます。
右下の、小さい丸いボタンは、ラベル編集ボタンです。
向こう側の面のヘリにはロッドアンテナが側面と平行にとりつけられています。
右側がはずれ、長さと角度が調整できます。
下の面の手前、中央右よりに、ねじ穴があります。
付属のキャリングケースを付けるときに、ここにねじを取り付けます。
向こう側のヘリのへこみの左側に、小さい穴があります。RESETボタンです。
出荷時の状態に戻したい時に、先の細いもので押します。
※これでA面を終わります。このままB面に換えて、巻き戻さずに再生を始めてください。

テープB面

3 受信状態を良くするには


受信周波数により、調整の仕方が異なります。
長波や中波を聞いている時は、ロッドアンテナをしまい、ラジオの向きを変えて、最も良く聞こえる向きを探して下さい。
短波の場合は、ロッドアンテナを垂直にいっぱいに伸ばします。
FM放送の場合は、ロッドアンテナを伸ばして、向きや角度を調整してみて下さい。

4 周波数がわかっている放送局を受信するには


FM/AM ボタンを押してFMかAMを選びます。
次に0から9までの数字ボタンを押して、聞きたい局の周波数を、小数点無しで入力します。
このとき、10秒以上間をあけないようにしてください。最後にエグゼキュートボタンを押します。
AMの周波数で最後に0が3つ以上続く時は、0を省略できますので、AM 1000KHzの場合 1 エグゼキュート と押します。
入力を間違えた時は、ダイレクトボタンを押すと取り消されます。
もう1度始めから入力しなおしてください。
また、受信可能周波数範囲以外の周波数を受信した時は「ピー」と音がします。
この場合も、始めから入力しなおして下さい。

5 周波数のわからない放送局を受信するには


FM/AM ボタンを押して、FMかAMを選びます。
AMを選んだ場合、AM バンドボタンを押しながら、ジョグマニュアル TUNE/SCANボタンの外側2つのボタンを押して、聞きたいバンドを選んで下さい。
FMの場合、ジョグマニュアルボタンのいずれかを押すと聞きたい局が選べます。
1度押す度に、周波数は次の間隔で変わります。
FM 外側のジョグボタン 50KHZ 内側のジョグボタン 50KHZ
SW 外側のジョグボタン 5KHZ 内側のジョグボタン 1KHZ
MW 外側のジョグボタン 9 または10KHZ 内側のジョグボタン 1KHZ
LW 外側のジョグボタン 3KHZ 内側のジョグボタン 1KHZ
SSB 外側のジョグボタン 1KHZ 内側のジョグボタン 0.1KHZ

6 自動的に放送局を探すには


まず、FM/AM ボタンを押してFMかAMを選びます。
短波、中波 、長波を聞きたい時は、AM BAND ボタンを押しながら外側のJOGボタンを押して、聞きたいバンドまたはメーターバンドを選びます。
2秒間押し続けると自動的に放送局を探し始め、局を受信するたびに約2秒間止まります。
聞きたい局が受信されたところで、もう1度JOGボタンを押すと、その局で自動選局は止まります。
内側のJOGボタンで、もっとも良く聞こえる周波数に合わせる事ができます。

7 放送局を覚えさせるには


1度放送局の周波数と局名をプリセットしておくと、簡単に放送局を呼び出すことができます。覚えさせたい局を受信して下さい。
ページフィードボタンでメモリーページ 0から9のいずれかを選んで下さい。
ページ1を選択した時は「ピピッ」と音がします。
エンターボタンを押しながら1から5の数字ボタンを押すと、選んだ番号に局が覚えこまれます。
覚えさせた放送局を消すには、ページフィードボタンでメモリーページを選び、イレースボタンを押しながら、覚えさせてある数字を押して下さい。

8 AM放送の受信状態をよくするには


付属のアクティブアンテナを使って、AM放送の受信状態を良くする事ができます。
アクティブアンテナの丸いへこみのある面を上に、同じ面のギザギザの部分を右にして横長に置いて下さい。
右側面の手前にケーブルの先端があります。右方向へまっすぐ引き出して下さい。
最長で2メートル40センチ程度引き出せます。これを、ラジオ左側面のアクティブアンテナ端子につないで下さい。
アクティブアンテナの向こう側の面に、丸く細長い部分があり、それがロッドアンテナです。
アンテナの右側を持って向こう側に引きだし、いっぱいに伸ばして下さい。
ラジオのロッドアンテナは、たたんでください。
ラジオ左側面のSENSスイッチを向こう側、つまりDXにあわせます。
アクティブアンテナ上の面右側のザラザラした部分は、AM BPFフリークエンススイッチです。
カチカチという音で上下に動きます。
下からHIGH、MID、LOW、WIDEバンドです。WIDE に合わせて下さい。
混信などが多い時は、受信するバンドに合わせて下さい。
室内でご利用の場合は、窓際など、電波の強い所にアクティブアンテナを置いて下さい。
また、床や台の上に置いてご使用いただくこともできます。
アクティブアンテナのケーブルをしまう時は、上の面の丸くくぼんだ部分に指をかけ、時計回りに回して下さい。アクティブアンテナの中に巻き取られます。

以上で、ソニー 短波ラジオ ICF-SW100S 声の取扱説明書 を終わります。
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