(テープA面) ソニーマイクロカセットコーダー M−529 「声の取扱説明書」 この度は、ソニーマイクロカセットコーダー M−529(以下カセットレコーダー と略します)をお買い上げいただき、ありがとうございます。 このカセットレコーダーは、次のような特徴があります。 1.電池ランプ 。電池の消耗を知らせます。 2.自動音声録音スタート機能。一定の強さ以上の音声を検知して自動的に録音が 始まり、それ以下になると録音が止まる機能です。 3.後追い録音機能。再生モードから直接録音モードにできます。 4.テープカウンター 5.オートシャットオフ機能。再生・録音時にテープの終わりで自動的に動作が止 ます。 6.ストップポーズリリース機能。停止ボタンを押すと一時停止も解除されます。 このテープはカセットレコーダーの基本的な取り扱いを説明しています。その他の項 目については、付属の取扱説明書をお役立ていただくか、またはお客様ご相談センタ ー、お買い上げ店までお尋ね下さい。 お客様ご相談センターは、東京 03−5448−3311、名古屋 052−232 −2611、大阪 06−6539−5111です。 A面では、次の3つの項目について説明します。 1)乾電池を入れる 2) 各ボタンの位置と働き 3) カセットを入れる B面では、次の4つの項目について説明します。 4)録音する 5)テープを聞く 6)いろいろな録音のしかた 7)他のテープレコーダーへ録音する このテープには、説明の区切りごとに次のような信号が入っています。<SE:イン デックス音>この音を目安に聞きたいところの頭出しができます。 <SE:インデックス音> 1.乾電池を入れる カセットレコーダーを、ひもが左下に、突起のたくさんある面が左側にくるように縦 長に置いて下さい。 まず電池蓋を開けます。上になっている手前下の方の1/3ぐらいが、電池蓋です。 電池蓋のざらざらした部分に指を置き、手前にずらします。蓋の手前の縁に指をかけ て、持ち上げると蓋が開きます。蓋ははずれないようになっています。 電池は、2本を横向きにして入れます。付属の単三乾電池を2本用意してください。 電池は、平らな方つまりマイナス側をケースのバネのある側の方にして入れます。 電池を入れた後は、蓋を閉めてから向こう側にスライドさせて、カチッと音がするまで 押して下さい。 電池の消耗時間はアルカリ乾電池を使って録音した場合19時間です。電池が消耗すると テープ走行が不安定になったり、雑音が多くなったりします。再生録音中に電池ランプが 暗くなってきたら、乾電池を2本とも新しい電池と交換して下さい。 <SE:インデックス音> 2.各ボタンの位置と働き 紐が右手前下に、突起のたくさんある面が右側に来るように置いて下さい。 通常はこの位置で使います。 右側面の突起は操作ボタンです。手前から順に、取り出し/停止ボタン、再生ボタン、 録音ボタンです。真ん中の再生ボタンは、向こう側の縁が盛り上がっています。 取り出し/停止ボタンの手前に、ざらざらしたVORスイッチがあります。 一番向こう側にスライドさせると、小さな音でも録音が始まるハイレベル位置、真ん中に すると比較的大きな音の時だけ録音が始まるローレベル位置、一番手前にスライドさせると、 自動録音が解除されます。ハイ又はローにして、録音ボタンを押すと、ある大きさ以上の 音をマイクが拾うと自動的に録音が始まり、音が小さくなると止まります。 録音ボタンの下に一時停止スイッチがあります。小さいざらざらした部分を手前にスライド させると一時停止、向こう側にスライドさせると解除になります。 一時停止スイッチのさらに向こう側にある赤く四角い出っ張りは、電池の消耗を知ら せる電池ランプです。電池が消耗すると暗くなります。 再生ボタンの下に、早送り・巻き戻しつまみがあります。ギザギザと盛り上がったつ まみです。向こう側に押すとレビュー(つまり巻き戻し)、手前に引くと動かすとキ ュー(つまり早送り)です。 次は、向こうの側面です。中央部、下の方にギザギザのついた音量ダイアルがあります。 左に回すと音が大きくなり、ギザギザの幅も広くなります。 音量ダイアルの左側にある小さな穴は、イヤホンジャックです。 音量ダイアルの右側の、親指の先くらいの大きさの、丸く盛り上がった部分は内蔵 マイクです。 次は、左の側面です。中央より少し向こう側にある四角い穴の中に爪があるのは、テ ープスピード切り換えスイッチです。再生・録音するときに、テープスピードを標準 速度とその半分の速度に切り替えます。向こう側にスライドさせると標準速度、手前 側にスライドさせると半分の速度です。 詳しくはあとの「いろいろな録音のしかた」で説明します。 テープスピード切り替えスイッチの手前に、小さな穴があります。そこは外部電源用 ジャックです。 別売りのACパワーアダプターAC-E30Mをつなぐと、コンセントにつないでカセットレ コーダーを使うことができます。 次は上の面です。手前のざらざらした面はスピーカーです。向こう側、左の平らな部分 がカセットぶたで、右側面にある取り出し/停止ボタンを押し込むと開きます。 中央右寄りに、テープカウンターがあります。でっぱったボタンはカウンターリセ ットボタンです。押すとテープカウンターが0に戻ります。 <SE:インデックス音> 3.カセットを入れる 右側面に並んだ大きな3つのボタンの、一番手前の取り出し/停止ボタンを強く押し 込んで下さい。カセット蓋が開きます。 カセットテープは、テープが出ている部分を右に、録音・再生したい面を上にして、 蓋の裏にある溝に沿わせて入れます。手でカセット蓋を閉めます。 テープB面 <SE:インデックス音> 4.録音する 録音は内蔵マイクですぐに録音できます。 まずカセットを入れます。 ここでは通常の録音のしかたを説明しますので、右側の面にある自動音声録音ス タートスイッチを一番手前にスライドさせて下さい。 左側の面のテープスピード切り替えスイッチでテープ速度を選んで下さい。向こ う側にスライドさせると標準速度の毎秒2.4センチ、手前側にスライドさせると半 減速度の毎秒1.2センチです。テープ速度を選んだら、右側の面の録音ボタンを押 し込んで下さい。録音ボタンを押すと、再生ボタンといっしょに押し込まれ、内 蔵マイクから録音が始まります。録音中は電池ランプが赤く点灯します。録音を 止めるには、取り出し/停止ボタンを押します。 一時停止したいときは、一時停止スイッチを手前にずらしてください。このとき電池 ランプが消灯します。一時停止を解除したいときは、スイッチを元に戻します。 録音中の音を聞くには、イヤホンをイヤホンジャックにつなぎます。 聞こえる音量 は一定で音量つまみで調節することはできません。 カセットの爪を折ると録音できなくなるので、録音したテープを誤って消してしま うミスが防げます。爪を折っても穴をセロテープ等で塞ぐと再び録音できます。爪は カセットの長手方向の両側にあり、テープ面と反対のはじにあります。テープ面を手 前にしたとき、右側にその面の爪があります。 <SE:インデックス音> 5.テープを聞く カセットを入れます。 テープ速度を選択します。再生は必ず録音と同じテープスピードで行って下さい。 テープスピードが異なると、 音が正しく再生されません。準備ができたら、右側の面の再生ボタンを押して下さい。 テープの再生が始まります。 音量は、向こう側の面にある音量ダイヤルで音量を調整します。 早送りと巻き戻しは、停止中でも再生中でもできます。再生中に早送り、または巻き 戻しをしたときは、つまみを離したところから再生されます。 早送り、巻き戻しをしてテープが巻き取られたあと、そのままにしておくと電池が消 耗するので必ず停止ボタンを押して下さい。 <SE:インデックス音> 6.いろいろな録音のしかた テープ速度を換えて録音するには、テープスピード切り換えスイッチでテープ速度を 選びます。 テープスピード切り換えスイッチを向こう側にすると、毎秒2.4センチの通常の テープ速度で録音されます。手前にすると毎秒1.2センチで録音すると60分の テープが2倍の往復120分の録音ができます。ただし、他のカセットレコーダーで 再生する可能性がある場合は、なるべく毎秒2.4センチの速度で録音してください。 次に、自動音声録音スタート機能を使う時は、VORスイッチを「H」(つまりハイ)に すると小さな音でも録音が始まり、会議などの録音に有効です。「L」(つまりロー) にすると比較的大きな音のときだけ録音が始まるので、近くの会話の録音やメモとして 使えます。周囲の環境に左右されますから、状況に合わせて状況にあわせて「ハイレベル」, 「ローレベル」を選択して下さい。また、思い通りに録音されないときや大切な録音の ときは、スイッチを一番左の「OFF」にしてください。自動音声録音スタート機能は 解除されます。尚、自動音声録音スタート機能を使うと音を感じてから録音が始まるので、 言葉の初めの部分は録音されないこともあります。 その他、便利な録音のしかたとして、テープカウンターを使う、録音中の音を聞く、 後追い録音をする、録音したものをすぐに聞く、があります。 テープカウンターを使う録音は、録音を始める前にテープカウンターのリセットボタ ンを押して、「000」にします。録音の頭を探すのに便利です。 後追い録音は、再生中に録音ボタンを押すと、そこから録音状態になり、録音したも のの一部分を修正したいときなどに便利です。 録音したものをすぐに聞くには、録音中に早送り/巻き戻しをすると、つまみを放し たところから再生が始まります。 <SE:インデックス音> 7.他のテープレコーダーへ録音する 別売りの接続コード「RK−J64」(日本国内用)をテープレコーダーのイヤホン ジャックと他のモノラルテープレコーダーのマイクジャックにしっかり差し込みます。 カセットレコーダーの再生ボタンを押し、もう一方の接続したモノラルテープレコーダーを 録音状態にすれば、録音されます。他社製品との接続がうまくいかないときは、 その製品の説明書をお役立てください。 以上で、ソニー〈マイクロカセットコーダー〉、〈M-529〉「声の取り扱い説明書」 をおわります。