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2021年4月20日

耐風性能実験映像の公開

今回は宇宙航空研究開発機構(JAXA)での耐風性能実験の映像を紹介いたします。また、開発を進めている推進技術についても触れさせていただきます。

JAXAの風洞は、人工的に一定の速さの層流を作り出せる設備です。強風下で機体に与える影響の評価や、どの程度の強風域まで機体が耐えられるかを測定することが目的です。実験の結果、開発機は自然界において人が立てないぐらい非常に強い風である20m/s程度の風速でも安定飛行を実現しました。

プロペラやモーター、ESC(Electric Speed Controller)を中心とするドローンの推進技術は、強風下でも安定に飛行するための重要な技術です。Airpeakは高い効率と応答性を両立した17インチのプロペラ、そのプロペラに最適化された高効率・軽量で大出力を生み出すブラシレスモーター、それらを適切に制御するESCを搭載し、強風下でも安定した飛行を実現します。

実環境においては、様々な方向から風が吹くため、機体のコントロールが更に難しくなります。そのため周囲の環境をセンシングして機敏に反応する制御性能も重要です。単にプロペラを速く回せばいいわけではなく、いかにきめ細やかに高い応答性で制御できるか。それが飛行時の安定性に大きく影響します。
我々は推進技術やフライトコントローラーを独自に開発し、強風下を含むさまざまな環境試験を重ねる事で、安定した飛行を高いレベルで実現することを目指しています。