業務用ディスプレイ・テレビ[法人向け] ブラビア

実際に比較してわかった、会議室ディスプレイの新基準
法人向けブラビア新製品の魅力

転載元:マイナビ TECH+
マイナビ TECH+2026年3月25日掲載記事より転載
本記事はマイナビ TECH+より許諾を得て掲載しています

コロナ禍を経てリモートワークが普及し、現在はオフィスワークとリモートワークを組み合わせた"ハイブリッドワーク"が主流となっている。こうした環境では、会議室におけるディスプレイの重要性が一段と増している。Web参加者の表情や資料をどこからでも鮮明に確認でき、外光や照明の映り込みを抑えた高画質なディスプレイを選ぶことが、快適でレイアウトの自由度が高い会議室づくりに欠かせない。

一方で、ランニングコストやサステナビリティの観点から省電力化へのニーズも強まっている。"高画質・高視認性"と"省電力設計"は、法人向けディスプレイ市場の重要なトレンドだ。

こうしたニーズを踏まえ、さらに進化した法人向けブラビア「BZ40P」「BZ35P」シリーズを2026年6月15日、「BZ30P」シリーズを2026年7月15日に発売予定。本稿では、法人向けブラビアのマーケティングを担うソニーマーケティングの松尾 光留氏と、マイナビ 竹橋オフィスの管理を担う藤内 祐成氏、中村 琢人氏にインタビューを実施。マイナビのオフィス管理者2人に、新製品「FW-55BZ40P」と旧製品「FW-55BZ30L」「FW-55BZ40L」を実際に比較・体験してもらい、新製品がもたらす魅力を確かめていく。

ハイブリッドワークの普及で会議室の重要性が高まるなか、法人向けディスプレイにも進化が求められている

──マイナビ 竹橋オフィスの管理を担われている藤内さんと中村さんに、会議室ディスプレイの現状とトレンドについてお伺いします。オフィス・会議室作りをしていくなかで、ディスプレイ周りで感じられている変化や課題を教えてください。

マイナビ 藤内(以下、藤内): 会議室にはディスプレイを設置してほしいという現場のニーズをここ数年、強く感じ続けています。オフィスには複数の会議室を設置していますが、大きなディスプレイがある会議室から予約が埋まっていきます。最近では、会議室にいるメンバーとWeb会議で参加するメンバーが混在するハイブリッドな会議が主流になってきており、その意味でも、会議室におけるディスプレイの重要性は増していると思っています。

株式会社マイナビ 本社総務1部
オフィス管理チーム
竹橋管理課 課長 藤内 祐成

マイナビ 中村(以下、中村): これまでは、ディスプレイ上に資料だけを投影していましたが、Web参加者も含めたハイブリッドな会議が行われるようになり、資料と同時にWeb参加者のリアクションも見たいといったニーズが増えてきました。このため会議室のレイアウトを考える際に、ディスプレイの見やすさをより意識するようになりました。

藤内: 会議室のサイズにもよりますが、少し大きめの部屋では、壁沿いにソファーベンチなどを置いて、より多くのメンバーが会議に参加できるレイアウトにしています。そうすると、どうしてもモニターから遠い席や、斜めの角度から見なくてはならない人が出てきてしまい、画面が見づらい、見えないといった声も聞こえてくるようになりました。

株式会社マイナビ 本社総務1部
オフィス管理チーム
竹橋管理課 中村 琢人

──会議室の外光や照明の映り込みについてはどう感じていますか。

中村: 会議室は、外から利用状況がわかり、利用者が閉塞感を感じないように、ガラス張りにしたり、大きな窓を配置したりすることが多いのですが、そうなると照明や自然光がディスプレイに映り込み、画面が見づらくなるケースも出てくるため、対策は必須と考えています。

藤内: オープンスペースでもディスプレイ設置のニーズは高く、会議室に限らず映り込みは課題になっています。

──すべての会議室にディスプレイを設置する場合、稼働率や稼働時間の観点から消費電力も考慮する必要がありそうですね。

中村: 正直、ディスプレイ選定の際に省電力性を重視していなかったのですが、確かに弊社の会議室の稼働率はかなり高く、ほぼ終日稼働しています。それぞれの会議室でディスプレイが使われていることを考えると、消費電力が大きいディスプレイの導入はコスト面でのリスクとなり得ます。私は、社内でサステナビリティのプロジェクトにも関わっているのですが、オフィスの省電力化は限界が近づいており、ディスプレイの消費電力を抑えて電気代を削るというアプローチは有効だと感じています。

ゼロベースで設計された法人向けブラビア新製品は、「映り込みを抑えた高画質」と「省電力化設計」を実現

──会議室におけるモニターの重要性が高まるなか、「法人向けブラビア」の新製品が発表されました。マーケティング担当であるソニーマーケティングの松尾さんに、新製品の開発コンセプトをお伺いできればと思います。

ソニーマーケティング 松尾氏(以下、松尾氏): 法人向けブラビアは個人向けのモデルとは異なり、"法人のお客様にとって、より使いやすいものに"というコンセプトのもと法人用途向けに開発しています。高画質・設置性・利便性・サポート・環境性能など、法人向けディスプレイに求められる機能が今回の新商品では大幅に強化されており、先ほど藤内さんと中村さんが話されていた映り込みの抑制や省電力化はもちろん、UIの設計もB2B向けに見直し、ディスプレイの準備から円滑な会議進行まで、会議の"質"を高める製品に仕上がっています。

ソニーマーケティング株式会社
B2Bビジネス本部 統合戦略部門
B2Bビジネス2部
ラージディスプレイソリューション課
松尾 光留氏

──現行品と比べて進化したポイントについてお聞かせください。

松尾氏: 大きな進化ポイントとしては、「映り込みを抑えた高画質」と「省電力化設計」の2つが挙げられます。画質向上を担う高画質プロセッサーとして、これまでフラッグシップモデルにのみ搭載していたプロセッサー「XR」をすべてのモデルに採用しました。プロセッサー「XR」の高度なコントラスト処理と、映り込みを抑制するコーティングを組み合わせることで、高画質を維持しながら、外光や照明の映り込みを抑えることに成功しています。

──確かに、映り込みの抑制を謳っているモニターのなかには、画面が白っぽくなるなど視認性が低下する製品もあるように思います。

松尾氏: モニター表面の映り込み具合を示す「ヘイズ値」という指標があり、この数値が高いほど映り込みが目立たなくなるのですが、その反面、ヘイズ値が高いと画面に映し出される映像自体が白くぼけて見えることもあります。今回発表した法人向けブラビア新製品では、プロセッサー「XR」による高度なコントラスト処理と高いヘイズ値のコーティングを組み合わせた「ディープブラック・ノングレア」というソニー独自の技術によって、映り込みを抑制しつつ、白くぼけたりすることなく高精細・広色域・高コントラストな映像表示を実現しました。これが他の法人向けディスプレイとの差異化ポイントになると考えています。

異なるヘイズ値のディスプレイによる映り込み比較

左:新製品「FW-55BZ40P」「ディープブラック・ノングレア」モデル ヘイズ値:47%
右:旧製品「FW-55BZ30L」(ヘイズ値:1%)

──もう1つの進化ポイントである「省電力設計」の有用性についてもお話いただければと思います。

松尾氏: 新開発の高効率な光学システムと、前述したプロセッサー「XR」による精密なバックライト制御により、旧製品と比べて最大31%の省電力化を実現しています(※製品によって削減率は異なる)。マイナビさんのように複数の会議室にディスプレイを設置していて稼働率も高い場合、新製品を選んでもらうことで、ランニングコストの削減に貢献できると思っています。サステナビリティの観点では、消費電力以外にも、ボディの一部に環境配慮型難燃性再生プラスチック「SORPLAS」を採用したり、パッケージのインク使用量を削減したりなど環境に配慮した製品となっています。

実際に比較することで、法人向けブラビア新製品の実力を体感する

──今回インタビューを行った会議室には、新製品「FW-55BZ40P」と旧製品「FW-55BZ30L」「FW-55BZ40L」を設置し、同じ映像を流して比較していただいています。率直なコメントをお聞かせいただければと思います。「FW-55BZ30L」とはヘイズ値による映り込みの比較を、「FW-55BZ40L」では消費電力の違いを確認ください。

藤内: 並べてみると全然違いますね。旧製品「FW-55BZ30L」と比べると映り込みはまったく気にならず、非常に精細で鮮やかな映像になっていると感じています。斜めからでも見やすいので、会議室レイアウトの自由度も上がると感じています。

松尾氏: 「FW-55BZ40L」との比較では明るさを表す輝度でみると、新製品も現行品も700cd/㎡で同じ値なのですが、新製品では高画質プロセッサー「XR」の処理により、より高精細で高コントラストの映像になっています。先ほど説明したとおり、高度なバックライト制御により、画面が明るくなっているにも関わらず、消費電力は20〜30%程度削減できています。

──リアルタイムの消費電力(W数)も新製品と旧製品で計測して表示しています。省電力性についての所感もお聞かせください。

中村: 表示する映像の内容によって変動はありますが、平均で30%ほどの消費電力削減を実現しているのは本当にすごいと思いました。弊社の本社オフィスがある千代田区では、CO2排出実質ゼロ(ゼロカーボン)を目指しており、オフィスビルにおいても省電力・省エネルギーの取り組みが重要視されています。弊社が入居しているオフィスビルにおいても、 ビル全体として一定の消費電力削減目標が設定され、さまざまな取り組みを推進されています。先ほども話したように、省電力化の取り組みは限界が近づいているため、ディスプレイの省電力化は有効だと感じています。

藤内: 現状、竹橋オフィスには会議室が30室程度あり、ディスプレイを15台程度設置しています。今後もモニターを設置した会議室は増やしていく予定です。さらに検討段階ではありますが、社内情報の周知やクライアント向けのCMを流すためのデジタルサイネージをオフィス内に複数設置するという話も出てきており、社内のディスプレイ数は今後も増えていくと考えています。その意味でも、省電力化設計のディスプレイは非常に有効な選択肢になると思います。

(左)新製品「FW-55BZ40P」 (右)旧製品「FW-55BZ40L」

生産性を向上し、サステナビリティへの取り組みを加速させる法人向けブラビア新製品は、会議室に最適なディスプレイ

──一通り確認したところで、あらためて新製品の魅力について感じておられることをお聞かせください。

藤内: 繰り返しになりますが、もはや運用面でカバーするしかなかった省エネ対策をハードウェアで解決できるのは、サステナビリティの観点で非常に大きな“気づき”となりました。新製品「FW-55BZ40P」はUIが改善され、設定変更もしやすくなっていることが確認でき、管理者目線でも魅力的な製品に仕上がっていると感じました。

中村: 映り込みが少なく、遠方や斜めからの視認性も高いことで、オフィスのレイアウトを考える際に、選択の幅が広がると感じました。これまで、ディスプレイの性能によって会議室の席の取り方や内装の作り方に制限がかかるところがあったので、そこを払拭できることはうれしいポイントですね。

──最後に松尾さんから、会議室やオフィスへのディスプレイ導入を検討されている企業担当者に向けてメッセージをお願いします。

松尾氏: 今回、法人向けブラビア新製品を開発するにあたり、会議の“質”を高めること、すなわち生産性の向上を図れる製品を目指しました。外光や照明が映り込んだり、視野角が狭かったりすると画面に表示した資料が読みづらくなり、理解度が低下してしまいます。「映り込みを抑える高画質」を実現した新製品ならば、こうした課題を払拭し、理想の会議を実現することができます。省電力性も高めているため、導入するだけで電気代を削減でき、ランニングコストを抑えることが可能です。設定画面のUIをはじめ、法人ユーザーからの声を反映させておりますので、質の高い会議を作りたいオフィス管理者のみなさまには、ぜひ導入を検討いただければと思います。

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