
* 掲載内容は2025年6月時点のものです
ダイキンMRエンジニアリング株式会社 様
国内外の船主や造船所を顧客にもち、船舶向け空調・冷凍装置の販売、システムの設計から保守メンテナンスまで一貫したサービスを提供している同社。お客様ごとにカスタマイズした機器を納入できる点が高く評価され、官公庁の事業でも多くの受注実績を残されています。近年はカーボンニュートラル実現に向けた、取り組みを推進しているそうです。
■導入目的
■法人向けブラビアで実現


30名ほど収容可能な、当本社でもっとも広いこの会議室では、100インチのプロジェクターを使用していました。しかし古いプロジェクターでしたので、スクリーンに画像を投影する際には、照明を消して室内を暗くする必要がありました。このため、手元のノートパソコンが操作しにくいことや目に負担がかかること、照明のスイッチを切ったり入れたりする手間があることなどから、会議に支障が出ていました。そして、暗い中での長時間に及ぶ会議は心理的な影響もあったようで、場の雰囲気を少し悪くしていたと思います。
また、画質があまり良くなかった点も不満でした。主に、文字や図表で構成された資料、CADなどの図面、製品の写真などを会議中に映しており、個人がガントチャートで仕事の進捗状況を報告したり、写真で調達品を確認したり製品の設置・利用状況を共有するなどの際には、鮮明な画像表示が求められます。特に、製品の形状や現場の状況を詳しく確認することは重要で、プロジェクターですと細部まで鮮明に映し出せませんでした。出席者らは机の前に身を乗り出して見たり、後ろの座席からは全く見えなかったり。最後はオンライン会議ツールなどを通して、出席者らが持ち込んだノートパソコンへ画像を送り、各自の画面で見てもらいながら会議を進めていました。


本社オフィスの改装を機に、プロジェクターもディスプレイへ替えることになり、まずは使用していたプロジェクターと同程度の画面サイズで探しました。3社のディスプレイを見つけた中の一つが法人向けブラビアです。2024年10月に3社へ問い合わせ、見積もりもいただきながら機能を比較検討。ソニーブランドの信頼性と、最後は設置作業も併せて対応していただけるとのお話から、法人向けブラビアに決めました。
やはり、いちばん求めたのは画質であり、視認性です。これを相談すると営業の担当者から低反射な「ディープブラック・ノングレアコーティング」という画面タイプのご紹介があり、映り込みを大幅に抑えながら高コントラストで発色の良い映像表示が可能であると、他社製品との違いを資料でご説明くださりました。光沢がある画面だと照明などが映り込んで画像が見にくくなるため、会議室に置くのなら、やはり「ディープブラック・ノングレアコーティング」がおすすめですと。当ビルでは照明のLED化も進めており、室内がより明るくなっていますので、その観点でもタイムリーなご提案でした。
価格も含め98V型ディスプレイという大きな買い物ですので、導入にはやはり不安が付きものです。しかし、ご担当者様にはいろいろと相談させていただく中、最初の打ち合わせから対応が迅速でしたし、ご提案もわかりやすく具体的だったため、そんな不安も和らぎました。例えば、この会議室の写真に法人向けブラビアを合成した画像を作成して見せてくださり、設置したときのイメージが具体的に浮かびました。実際に設置してみると、収まり感がそのイメージどおりで感心しています。保証期間を5年に延長できるサービスも、安心材料の一つになりました。
そして何より、11階の会議室まで搬入し、設置作業までお任せできたことが大きなポイントになりました。98V型ディスプレイともなると、当ビルのエレベーターに入るかどうか不安でしたが最終的にはエレベーターに載せることができ、スムーズに搬入が完了。搬入に30分ほど、また別日の設置も1時間くらいで、手際よく作業していただきました。


会議室内はLED照明でかなり明るいのですが、法人向けブラビアは照明の映り込みが感じられず、鮮明な画面で本当に見やすいと感じます。会議室の後列からでも、しっかりと資料の内容がわかるようになりました。照明を消すために会議を止めることもなくなり、会議時間の短縮や参加者の集中力維持にもつながっています。社員たちからも「明るい室内でもくっきり見えるようになり、会議や研修の効率がアップした」という声が寄せられました。
そして思いがけないメリットがあり、明るい中で会議ができることによって、場の雰囲気が良くなりました。室内が暗いと会議自体の雰囲気も暗く、会話が生まれにくいものです。明るいと相手の目や表情を見ながら会話でき、意思疎通もしやすくなりました。おのずと発言量が増え、議論が盛り上がるようになったと聞いています。
高解像度なため、複雑な資料やデータ表、写真の細部などまで一目で理解できるようになりました。これにより、情報共有の精度と速度が大幅に改善されています。例えば、図面に小さく数値などが手で書き足されていることがあり、ズームして見ていたものも、そのまま判読できるようになりました。また、製品の状態などを写真で確認する際には、画像に写った細部の形や色の変化などで判断しますので、変化がはっきり見えると理解が促されます。法人向けブラビアでは、微妙な影の変化なども識別できています。細部を拡大して表示し直すこともありましたが現在はそれも減り、会議がよりスムーズになったと社内で評価されています。
スムーズさに関して言えば、プロジェクターよりも起動が速く、会議室に集まってすぐに会議を始められるようにもなりました。以前は起動が遅く、数分ではありますが会議が始まるまでに時間がかかりストレスでした。セッティングも持ち込んだノートパソコンにケーブルをつなぐだけですので、非常に簡単で助かっています。社員からも「煩わしさが無くなった」というポジティブな感想を聞きました。すみやかに会議を開始し、会議中の時間ロスもない。そういった僅かな時間が積み重なり、結果的に会議時間が大幅に短縮されています。

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