リモートカメラシステム

丸亀市議会 様

議場

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議会中継システムにリモートカメラシステムBRC-H700を採用。
遠隔操作の効率的なワークフローで、より高画質の生中継を実現。

丸亀市議会 様


丸亀市議会議場

香川県丸亀市大手町
http://www.city.marugame.kagawa.jp/

お客様のプロフィール
香川県中讃地域の中核都市・丸亀市(人口:約11万人)では、地元のケーブルテレビ局・中讃ケーブルビジョン株式会社のコミュニティチャンネルを通して市議会の生中継および再放送を行っています。中継映像ならではの臨場感、親しみやすさ、分かりやすさは、非常に効果的な広報活動、情報公開の手段として議会のみならず、市民にも大変好評です。2006年8月には、リモートカメラシステムBRC-H700とライブコンテンツプロデューサーAnycast Stationを使った最新の議会中継システムを導入。2006年9月の定例市議会から、遠隔操作による効率的なオペレーションで、より高画質な生中継、再放送が行われています。

導入の背景


傍聴席の壁面に設置されたBRC-H700。議長や演壇で発言する議員などを映します。


議長席の壁面に設置されたBRC-H700。プリセットポジション機能などを使用して、前日にセッティングが行なわれます。

丸亀市の議会生中継は、1992年に開始されています。お茶の間のテレビを通して、市議会を簡単に傍聴できるようになったことで、市民の市政に対する関心が一層高くなりました。また、より活発な論戦が繰り広げられるなど、議会の活性化にも大いに貢献しています。しかし、中継システムが、長年議会側の悩みの種となっていました。議場に設置される三脚付きの2台のカメラ、そして場内に引き回されたカメラケーブルが邪魔な存在となっていました。

中継を担当する局側にも同様の悩みがありました。会期中は連日中継車を持ち込み、そこからケーブルを議場まで引き込み、カメラをセットし、市議会終了とともに、今度は撤収作業を行う必要があるなど大勢のスタッフと、大変な労力を必要としていました。この問題を解決するために導入されたのが、リモートカメラシステムBRC-H700とライブコンテンツプロデューサーAnycast Stationを使った、コンパクトで効率的な議会中継システムでした。

導入のメリット


Anycast StationでBRC-H700をコントロール

新しい議会中継システムの導入で、会期中の場内からカメラ、カメラマン、三脚、そしてカメラケーブルが姿を消しました。議長席側の壁面と、傍聴席後ろに設けられた設置台のBRC-H700と、傍聴席の端にAnycast Stationを中心とする中継・収録ブースが置かれる非常にシンプルで、コンパクトなシステムです。各議員は中継・収録を意識することなく審議に集中することができるようになりました。また、中継を担当するケーブルテレビ局も、セッティングやスタンバイの時間を大幅に短縮できただけでなく、従来よりも効率的に高画質の中継・収録を実現しました。

BRC-H700のパン・チルト動作が滑らかで静かな高性能旋回台や、最大16ポジションのプリセットポジション機能、そしてオールインワン設計のAnycast Stationを有効に活用することでワンマン・オペレーションを実現するなど、ワークフローが大きく改善されています。このシステムは議会中継だけでなく、健康講演会や囲碁大会の収録にも運用されています。さらに、BRC-H700は丸亀市内を一望できる本社ビル屋上に"お天気カメラ"としても1台設置されており、スタジオサブからのリモートコントロールでハイビジョン撮影が行われています。

丸亀市議会
副議長
大前誠治様

丸亀市がケーブルテレビを使って議会中継を始めたのは、全国の自治体の中でもかなり早かったのではないかと記憶しています。隔月で「議会だより」という広報誌も発行していますが、やはりリアルタイムの映像が持つ臨場感やリアリティ、そして分かりやすさは、議題や争点、あるいは議会のメッセージを市民に伝える上で非常に有効だと考えています。ただ、議場に設置されるカメラやケーブル、カメラマンの存在は、議事のスムーズな進行の阻害要因となっていたのは事実でした。今回の新しいシステムの導入で、この長い間の懸案事項を解決することができました。機材やスタッフが議場内から姿を消したことで、カメラを意識することなく質疑応答ができると、各議員からも大変好評です。放送を見た家族の話では、以前より画質もきれいになったということです。

この便利なリモートカメラは、防災用カメラとしても有効ではないかと思っています。海や川の近くに設置しておき、台風などの災害時に遠隔操作で放送できれば、市民により迅速に、的確に状況を知らせることができるのではないかと思います。

中讃ケーブルビジョン株式会社
報道部 番組制作グループ グループ長
長本志朗様

リモートカメラシステムBRC-H700とライブコンテンツプロデューサーAnycast Stationを使った中継システムを導入することで、議会から要請されていた中継時の場内無人化にお応えすることができました。同時に、今回の新システムは中継・収録を担当する当社にとっても、非常に有効なツールになっています。端的な例がワークフローの改善です。従来は会期中、中継車を持ち込んで設置・撤収を毎日行っていました。その度にスタッフ4〜5人がかりでセッティングに約1時間、撤収に約30分かかっていました。現在は会期中は設置したままの状態で管理できるため、10分程でセッティング・スタンバイが完了、スタッフ2名で中継業務を行うことができます。最大16ポジションというBRC-H700の充実したプリセットポジション機能をフルに活用することで、効率的なオペレーションが可能になっています。また、一体型のスマートなデザインは議員の方に必要以上にカメラを意識させず討議に集中していただける効果もあるようです。

コンパクトで、機動力がある点も今回の中継・収録システムの大きな魅力で、議会の閉会中には番組などの中継・収録業務にも運用しています。中継車を使うことが難しいホテル12階の会議室で行われた健康講演会の収録や、囲碁大会の収録をワンマン・オペレーションで行ったこともあります。

そしてBRC-H700の最大の特長といえるのが、ハイビジョン撮影に対応していることです。当社では2007年春を目標にコミュニティチャンネルのデジタル化・ハイビジョン化を目指しており、BRC-H700はハイビジョンカメラシステムとしても有効に活用できると期待しています。既に本社ビル屋上に"お天気カメラ"として1台設置しており、ハイビジョン撮影を行っています。