リモートカメラシステム

早稲田大学 様

教育

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1/2型3CMOSイメージセンサー搭載の旋回型カメラBRC-H900を中心にシステムを更新
高画質を生かし、国際会議を始めとするイベントの中継・配信や収録に活躍中

学校法人 早稲田大学 様

早稲田キャンパス18号館 総合学術情報センター 国際会議場 井深大記念ホール
東京都新宿区戸塚町
https://www.waseda.jp/

お客様のプロフィール

早稲田大学では、2017年11月に早稲田キャンパス国際会議場内の井深大記念ホールのAVシステムを大規模更新。5台のリモートカメラシステム(BRC-H900×4、SRG-300SE×1)、マルチフォーマットコンパクトスイッチャー MCS-8Mなどの導入によって、フルHD対応にリニューアルされました。
同ホールでは、国際会議や学会、研究会、講義、その他の学生主催イベントなど、学内に関わるさまざまな行事が月20日以上という高い稼働率で催されています。今回更新されたシステムは、ホール内での収録から、学内CATVを通じてサブ会場や各教室への中継、所沢・北九州キャンパスとの遠隔会議、インターネット上でのライブストリーミング配信に至るまで、幅広い用途で活用されています。 今回の更新、および学内の情報システム関連をご担当されている早稲田大学 情報企画部 江夏志門様に導入の背景や導入後の運用状況などをお伺いしました。


早稲田大学 情報企画部
江夏志門様

導入の背景

井深大記念ホールでは、10年以上の長い稼働期間を経て、SDベースのAVシステムが老朽化による更新時期を迎えていました。すでに学内のCATVシステムは地デジ対応に更新されており、他の映像ソースやチャンネルに対してSDの画質が見劣りするようになっていました。早稲田キャンパスにおける4つのホール・講堂の中で、井深大記念ホールは大隈記念講堂 大講堂に次ぐ第二の規模を誇るホールです。同時に、国際会議が行える同時通訳設備を備える2つのホールの1つでもあり、HD対応への刷新ニーズが高まっていました。

今回の更新に先立ち、2016年に大隈記念講堂 大講堂のカメラシステムを更新しており、フルHD対応の旋回型カメラBRC-H900を中心としたシステムを導入しています。このカメラシステム更新後の大隈記念講堂における映像クオリティは、学内から高い評価を得ることができました。この先行の事例により、システム構築や運用のノウハウを得ることができたため、井深大記念ホールの更新における機材選定やシステム構成立案に十分な知見を生かし、スムーズに導入することができました。

導入のメリット

井深大記念ホールにおいて、システム更新前もソニーのBRCシリーズであるBRC-300を運用していました。今回導入したカメラは全てリモートコントローラーを共通して使用できたため、引き続き流用することとしました。委託しているオペレーターの方はオペレーションに慣れていただけでなく、その使い勝手にも満足いただいていましたので、流用できたことは大きなメリットです。

BRC-H900は客席最後部通路天井の上手・中央・下手と、下手ステージ脇壁面に計4台設置し、主にズームを利用した寄りの映像を中心に運用しており、期待通りの高い画質で学内外の利用者の方々から満足の声をいただいております。一方、中央のBRC-H900と並べて設置しているSRG-300SEは引き固定用として使っています。カメラ操作を頻繁に行うBRC-H900にはカメラごとにリモートコントローラーを用意していますが、SRG-300SEは切り替えて操作するシステム構成にしています。設置箇所や用途に適したカメラを選択できたことやリモートコントローラーの流用によって、システム全体として高いコストパフォーマンスを実現できました。

学内ではさまざまな用途・場面でソニー製品が活躍しており、日頃から画質に限らないソニー製品のクオリティの高さ、信頼性には満足しています。この井深大記念ホールはソニー創業者の名前が冠されている施設です。しかし、当然ながら我々としては機材購入にあたって特定メーカーの製品を指定することはできません。歴代のシステム更新にあたっては、本学からの要求仕様に基づいて、都度各社からご提案を受けて機材やシステムの選定を行っています。この井深大記念ホールは、そのような公平な選定を行ってきた結果として、歴代ソニーのカメラで更新されてきています。製品単体のクオリティや信頼性だけでなく、コントロールパネルの流用・共用などの製品間・世代間の互換性の高さなどを含めた、総合的なコストパフォーマンスの高さが、ソニーならではの大きなメリットだと思います。

今後について

学内の幅広いAV設備の維持・整備・運用などで、日頃から相談に乗っていただいていたり、さまざまなご提案や情報をいただいていたりと、ソニーさんは信頼のおける存在です。

今回の更新では、リモートカメラシステムのみならず、プロジェクターへの送出など、AVシステム全面に渡る更新をソニーさんに行っていただきました。施工スケジュールは、建物の耐震工事に相乗りできる、わずか1週間ばかりの日程で無事完工していただきました。システムは翌日から何の障害もなく安定して稼働しており、大変満足をしています。

早稲田キャンパスでは、今後も小野記念講堂や大隈記念講堂 大講堂の更新を控えています。ソニーさんには、今後の案件においても、引き続き技術的・製品的に優れ、コストパフォーマンスの高い提案をいただけることを期待しています。