法人のお客様LEDディスプレイ Crystal LED 事例紹介 導入事例:株式会社アマダ 様

株式会社アマダ 様

金属加工の高い技術力を発信しモノづくりの推進に貢献する世界最長クラス*のCrystal LED *横24.3m。2023年8月時点、ソニー調べ。画素ピッチが1.26mmのCrystal LEDにおいて

株式会社アマダは1946年の創業以来、直販・直サービスにて、常にお客さまとともに発展してきた「金属加工機械の総合メーカー」です。国内外の子会社・関連会社を含めた約90社で構成されるアマダグループでは、板金機械事業、切削事業、研削盤事業、プレス事業、精密溶接事業の5つの事業を中心に、加工機の製造・販売、それらを制御するソフトウエアや周辺装置、金型、メンテナンスまで、幅広いソリューションを一貫してご提供し、お客さまの金属加工を支えています。これからもアマダグループは、創造の歩みを止めることなく、「金属加工機械のグローバルメーカー」として世界中のモノづくりを支える企業であり続けます。

株式会社アマダ
常務執行役員
板金技術開発本部 本部長
山内 和幸 様
株式会社アマダ
営業戦略企画部
イベント推進室 室長
宮渕 城之 様

モノづくりの新たな共創の場にふさわしい圧倒的な映像美

山内様:昨今、技術革新が急激に進むなか、金属加工市場のモノづくりの現場においても、新素材の加工への対応をはじめ、業務の自動化や省力化、生産性の向上や低コスト化の追求など、さまざまな課題に直面しています。アマダはこうした課題を世界のお客さまとともに試行錯誤しながら解決し、さらなる生産革新をご提案するため、本社(神奈川県伊勢原市)敷地内にある既存の『アマダ・ソリューションセンター』を約3年かけて全面刷新。従来の実証加工機能を強化し、『未来(あす)』のモノづくりをお客さまと共創する最新の展示・加工検証拠点『アマダ・グローバルイノベーションセンター(以下、AGIC)』として2023年2月に開設しました。

延床面積約30,000㎡、業界世界最大規模の最新鋭の機能を持つAGICには、1階に『Innovation SQUARE』という、新商品発表会のプレゼンテーションや大規模な社内イベントなどが行える広大な空間があり、このスペースに設置する大型のディスプレイを検討していました。たくさんのお客さまや社員が一堂に会する空間ですので、スペースの端や後ろからでも視認性の高いディスプレイであることが求められました。また、ちょうどAGICへのリニューアルと合わせて、さらに技術志向を強めていこうという経営方針をアマダとして打ち出したタイミングでもありました。それを受け、アマダの高い技術力を圧倒的な迫力のある映像でお客さまに感じていただけるディスプレイを吟味した結果、ソニーのCrystal LEDが最適だろうという結論に至り、このたび世界最長クラス*となる横24.3m×高さ3.4mのCrystal LEDの導入を決定しました。

Innovation SQUAREに設置された世界最長クラス*のCrystal LED

近くで見ても美しい高精細な映像と、高いメンテナンス性が導入の決め手に

山内様:Crystal LEDは黒の発色が非常に素晴らしく、特に深みのある艶やかな黒の再現性と、他の色とのコントラストの高さに、初めて見たときは驚きました。また、これだけの大画面ですと、近くで見たときに画質の粗さやパネル同士の継ぎ目が気になることも少なくありませんが、このディスプレイは近づいても画面のきめ細かさを感じられますし、よほど目を凝らして見ない限り気づかないほど継ぎ目も自然です。

AGICは自社展示施設の中心的役割を担う、アマダの顔ともいえる施設ですので、常にお客さまをお迎えする場になります。設置するディスプレイも長期にわたって使用しますので、検討段階ではメンテナンス性も重視しました。その観点で国内メーカーを中心に選定したところ、不具合のあったパネルだけを手軽に交換できたり、きめ細かなアフターサービスがあったりするなど、メンテナンス性や信頼性の高さでもやはりCrystal LEDが群を抜いていました。

宮渕様:4Kで撮影された映像などはもちろん高精細に表示されますが、このディスプレイはネット動画などハイビジョンの映像でも美しく映し出します。お越しいただいたお客さまも興味津々で、必ずと言っていいほど「どうやって映っているの?」とか「これはどこのメーカー?」などと質問され、「ソニーのCrystal LEDです」とお答えすると、その性能の高さに皆さま納得された表情をなされます。

思わず近づいて見たくなるほど臨場感あふれるCrystal LEDの表現力

宮渕様:AGICでは、Innovation SQUAREだけでなく、入り口にある『Entrance』にもCrystal LEDを導入しています。アマダは国内外にさまざまな展示施設を持っていますが、いずれも入り口の空間づくりを非常に大切にしています。AGICでも、外側から内部が見えないよう入り口の自動ドアにスモークを貼り、ドアが開いて初めて目にするCrystal LEDの映像でアマダのホスピタリティを表現し、これからAGICの多彩な設備をご覧いただくお客さまが期待感や高揚感を感じていただけるよう、さまざまな工夫を凝らしています。

EntranceではAGICへの期待感とアマダのおもてなしの心を映像で表現

さまざまなイベントなどへの活用で高い技術力の訴求に貢献

宮渕様:今回、アマダが誇る世界最高の技術や製品をアピールするにふさわしいCrystal LEDを導入することができ、関係者一同「本当にいい買い物ができた」と感じています。世の中にはこれより横幅のあるディスプレイもありますが、離れて見ないときれいに見えないものも多いです。それに対し、画面から1mの位置でも美しく見えるCrystal LEDを横24.3mもの大きさで導入できたことは、私たちにとっても一つの自慢となっています。

山内様:アマダでは数多くの製品を取り扱っており、周辺機器と組み合わせると数えきれないほどのバリエーションが存在します。それらすべてをAGICにて実際に展示してご覧いただくことはむずかしいので、Crystal LEDに実寸大で表示してお客さまにご紹介する活用法も検討しています。また、AGICの中にいながらも、国内外の拠点や展示場の様子を圧倒的なリアリティーでCrystal LEDに映し出すことで、まるで現地にいるかのような没入感を体験いただけるイベントもできるかもしれません。アマダの高い技術力を広くお伝えしていくために、今後もCrystal LEDを活用したさまざまな施策を模索していきたいと考えています。

システム概要 Crystal LED Cシリーズ(ZRD-C12A)/ Bシリーズ(ZRD-B12A)

Innovation SQUARE:

ZRD-C12A サイズ:横24.3m × 高さ3.4m 
キャビネット数:40×10=400キャビネット
解像度:19,200px × 2,700px

Entrance:

ZRD-B12A サイズ:横4.8m × 高さ2.7m 
キャビネット数:8×8=64キャビネット
解像度:3,840px × 2,160px

Crystal LED

Crystal LEDは、ソニーが開発したスケーラブルな高画質LEDディスプレイシステムです。独自の高画質化技術により、高コントラスト、広色域での映像を追求し、圧倒的なリアリティーで没入感と臨場感あふれる映像表現を実現。さらに、ベゼルフリーで目地のない大画面と、軽量かつ壁掛けやカーブした場所などへの柔軟な設置性を両立しています。ショールームやロビー、会議室など、さまざまな空間デザインの可能性を広げると同時に、クリエイターの創造力を刺激する先進の映像体験をお届けします。

Crystal LED Cシリーズ
ZRD-C12A

商品情報

Crystal LED Bシリーズ
ZRD-B12A

商品情報

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