法人のお客様LEDディスプレイ Crystal LED 事例紹介 導入事例:株式会社マクニカ 様

株式会社マクニカ 様

精度の高いデザイン判断でものづくりを前進させるCrystal LED

株式会社マクニカ
社長室長
中安 健 様

株式会社マクニカ
コーポレートブランディング本部
マーケティング統括部長
堀野 史郎 様

株式会社マクニカ
コーポレートブランディング本部
マーケティング統括部
グローバルマーケティング課 リーダー
富田 祐子 様

左:株式会社マクニカ 社長室長 中安 健 様

中:株式会社マクニカ コーポレートブランディング本部
マーケティング統括部長 堀野 史郎 様

右:株式会社マクニカ コーポレートブランディング本部
マーケティング統括部
グローバルマーケティング課 リーダー 富田 祐子 様

株式会社マクニカは、1972年の創業以来、エレクトロニクス・情報通信分野で、世界最先端の半導体やネットワーク、サイバーセキュリティ商品などを、国内外の電機・電子機器メーカーをはじめとするお客さまに独自の技術的付加価値を加えて提供する、トータルサービス/ソリューション・プロバイダーです。国内で初の「技術商社」という新しい概念を作り、お客さまの潜在需要をも掘り起こして提案できる「デマンド・クリエーション型企業」として成長しました。そして、デジタルテクノロジーの革新が社会を大きく変えようとする今、これまで提供してきた電子製品やネットワーク機器などの「もの」という枠組みを超え、人と技術と経験をつないで、サービスを提供し、地球の持続的成長に向けた課題も解決していく「サービス・ソリューションカンパニー」をめざしています。

情報発信とコラボレーションの場に最適なディスプレイを追求

中安様:マクニカは、最先端の半導体、電子デバイス、コンピュータネットワーク、サイバーセキュリティ商品に技術的付加価値を加えて提供する高付加価値ディストリビューターとして、グローバルで活動を行っています。また、この既存事業を強みに、社会課題と向き合い解決する、サービス・ソリューションモデルの新規事業に取り組んでいます。新規市場への進出や、幅広い事業を行う一方で、「マクニカは何の会社で、何のために存在するのか」をお客さまに十分に伝えきれていないことを以前から課題と感じていました。そのためパーパスを「変化の先頭に立ち、最先端のその先にある技と知を探索し、未来を描き“今”を創る。」と2022年2月に制定、加えて「豊かな未来社会の実現に向けて、世界中の技と知を繋ぎ新たな価値を創り続けるサービス・ソリューションカンパニー」というビジョンを掲げ、社内外へ発信してきました。

このパーパス、ビジョンにより、マクニカがどのような会社なのかは定義できたのですが、具体的にどのような事業を行っているのか、どのような社会課題解決に取り組んでいるのかの全体像を伝える方法を模索していました。長らく続いたコロナ禍という環境の中、メタバース技術を活用したオンラインイベントを開催するなどさまざまな施策を行ってきましたが、やはりお客様と対面コミュニケーションができ、かつ、共創によるイノベーションの加速を生み出せるような場所が必要だと考え、アフターコロナを機に、マクニカ本社内(神奈川県横浜市)に最先端ソリューション体感型ショールーム『MET VALLEY(メット バレー)*』を開設することとしました。

*MET=Macnica Exponential Technologyの略。弊社主催イベント名称に因んで命名しました。

MET VALLEYの新設にあたり、設置するモニターやプロジェクターの検討を慎重に重ねてきました。一時は別の製品を導入することで進行していましたが、デモで体験したソニーの『Crystal LED』の映像が非常に素晴らしく、思い切って途中で方針を変更。「そこまで性能にこだわらなくても、当初予定していた製品でもいいのでは」という声もありましたが、「サービス・ソリューションカンパニーの実現をめざすマクニカが最先端技術、ソリューションを通じて、お客さまとイノベーションを共創する場にはこのディスプレイがふさわしい」とプロジェクトメンバーが熱意を持って社内に働きかけ、Crystal LEDの導入を決定しました。2023年2月にショールーム開設のプロジェクトがキックオフし、方針転換がありながらも9月末には工事が完了。LED設置完了後の内装工事でディスプレイの一部に傷がついてしまったこともありましたが、不測の事態にも迅速に対応してもらい、10月末に無事オープンを迎えることができました。

ショールーム『MET VALLEY』に導入されたCrystal LED

より感動的で有意義な時間と空間の醸成に貢献するCrystal LED

堀野様:Crystal LEDの映像を初めて目にした瞬間、想像を超える色鮮やかさと没入感、豊かな表現力に圧倒されました。今回ショールームをつくるうえで、お客さまに私たちの技術をご紹介するだけでなく、デジタルを通じた対話の場、ともにイノベーションを生み出すきっかけの場にしたいと考えており、このディスプレイならば、お客さまと共有する時間や空間を、より感動的で有意義なものにしてくれるに違いないと感じました。ただ高性能な映像機器を導入できれば良いという考えではなく、それが生み出してくれる価値まで含めて判断し、採用に至りました。Crystal LEDの導入後にお客さまをお招きしましたが、良い時間と空間を醸成できていると実感しています。

富田様:このMET VALLEYを企画する段階で、来ていただいた方に何か少しでも驚きを与えられるような、「WOW(ワオ)要素」のある空間にしたいという考えもありました。Crystal LEDを導入したことで、それが実現できたと感じています。実際に映像を見た社員たちからも驚きの声が上がり、こちらから背中を押さなくても「ぜひ使ってみたい」と自ら手を上げてくれる人もいて嬉しく思っています。
また、非常に迫力のある大画面ですので、その前に立ってプレゼンテーションを行うと気が引き締まりますし、映し出す資料やコンテンツをさらに良いものにしようという好循環につながり、ゆくゆくはセールス活動のクオリティーのさらなる向上にも寄与してくれるのではと期待しています。

見る人にインパクトを与えるCrystal LEDの大画面

幅広い活用法が期待できるCrystal LEDのポテンシャル

堀野様:MET VALLEY完成後に社員を集めたオープニングイベントを富田が企画して開催した際も、やはりCrystal LEDがいちばん多くの注目を集めていました。今後はお客さまにマクニカについて知っていただき、新たなビジネスを創出する場としてはもちろん、リクルーティングや社内ミーティングなど、さまざまな活用方法を検討していこうと考えています。

富田様:今後さらにデジタル技術が進歩していく中で、ただ映像を映すだけでなく、たとえばリアルでは再現が難しいものをデジタル上でシミュレーションを行い、お客さまにご覧いただくなど、Crystal LEDの拡張性を見据えた表現の仕方も模索していけたらと思います。コロナ禍でなかなか出社できない中では、インスピレーションやアイデアが湧きづらいところがありましたが、今回の導入によって社内のコミュニケーションが活発となり、社員からもどんどん新しい発想が生まれています。マクニカ全体に良い刺激をくれるCrystal LEDを導入して本当によかったと感じています。

中安様:初めてCrystal LEDの映像を見たとき、「これを設置したら、さらにすごい空間が実現できるのではないだろうか」と、思わずワクワクしたことを今でも覚えています。その予感通り、Crystal LEDを導入したことによって、マクニカをさらに上のステージに押し上げてくれるような、大きな可能性を秘めたショールームに仕上がったと感じています。これからは、このディスプレイのパフォーマンスを最大限に引き出すような映像コンテンツや展示物を、より充実させていきたいと思っています。
先ほど堀野の話にもありましたが、マクニカは、人と人が時間や空間を共有し、そこで生まれるイノベーティブな共創を非常に大切にしている会社です。Crystal LEDを導入したMET VALLEYを起点に、これからも社内外の多くの人たちを巻き込むような時間と空間づくりをめざしていきたいと考えています。

システム概要

Crystal LED ZRD-BH15D
サイズ:横4.880m × 高さ2.744m キャビネット数:8×8=64キャビネット
解像度:3,072px × 1,728px

ZRCT-300 × 1台

Crystal LED

Crystal LEDは、ソニーが開発したスケーラブルな高画質LEDディスプレイシステムです。独自の高画質化技術により、高コントラスト、広色域での映像を追求し、圧倒的なリアリティーで没入感と臨場感あふれる映像表現を実現。さらに、ベゼルフリーで目地のない大画面と、軽量かつ壁掛けやカーブした場所などへの柔軟な設置性を両立しています。ショールームやロビー、会議室など、さまざまな空間デザインの可能性を広げると同時に、クリエイターの創造力を刺激する先進の映像体験をお届けします。

Crystal LED BHシリーズ
ZRD-BH15D

商品情報

ディスプレイコントローラー
ZRCT-300

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