バーチャルプロダクションは、背景映像の仮想空間と実物の被写体を同時に撮影し、合成する制作環境を実現することで、クリエイターの想像力や演者の表現力を最大限に引き出し、コンテンツの価値を高めることに貢献します。
バーチャルプロダクションは、背景映像の仮想空間と実物の被写体を同時に撮影し、合成する制作環境を実現することで、クリエイターの想像力や演者の表現力を最大限に引き出し、コンテンツの価値を高めることに貢献します。
KILIAN'S GAMEの舞台裏
ハリウッドの風景を東京にある Crystal LED B-series で再現し、時空を超えて完成された作品の裏側をご覧ください。
高輝度、広色域かつ正確な色再現のできる Crystal LED だからこそ再現可能な撮影現場、暗いシーンやアウトドアの撮影も VENICE ですべての光を余すところなく収めています。In-camera VFX はさまざまな移動制限がかかる中、新しい制作スタイルを提案します。
撮影カメラのシャッター開角度とフレームレートをディスプレイ側にも設定し、独自のアルゴリズムで同期させる機能。これにより、LEDディスプレイをカメラで撮影する際に発生するライン状の画像ノイズを軽減します。
* ソニーのデジタルシネマカメラ『VENICE』 『VENICE 2』との組み合わせで動作を確認済みです
ブラックベルト
スキャンライン
※画像はイメージです
照明機材をネットワーク上で制御するArt-Netコマンドに対応。Crystal LEDを照明として利用する際、その他の照明機材と同じ操作パネルからCrystal LEDの色温度、RGB値などを制御でき、ワークフローが改善します。
画面を下向きに設置できます。落下防止用安全パーツはサービスパーツで供給されます。
明るい照明環境下でもリアルな背景を実現するための高輝度を実現。日中の明るいシーンから夜間の暗闇まで再現が可能です。
sRGB 143%、DCI-P3、ITU-R BT.2020対応で広色域をカバーし、高輝度から低輝度域まで正確な色再現でクリエイターの意図を忠実に再現します。
※ DCl-P3、ITU-R BT.2020 色域のRGB色度点は完全には包含されていません
微細なLEDを用いることにより、一般的な従来LEDに比べ画面表面の大部分を黒色が占めることができ、高コントラストを実現しました。
画素ピッチ1.2mmと1.5mmのラインナップにより、モアレなどのLEDディスプレイを撮影する際に発生する現象を少なく抑えることができます。カメラが近づけるので撮影視点の自由度が増し、スタジオやLEDディスプレイのサイズに制約があっても撮影が可能です。
広配光のLEDとディスプレイの表面処理技術により、垂直・水平共に視野角 約170度を実現。カラーシフトが起きにくく自然な映像表現を撮影することが可能です。
22ビットスーパービットマッピングにより、豊かな階調で表現します。なめらかなグラデーション表示と、輝度の低い暗部部分においても黒つぶれする事なく、映像を余す事なくリアルに描きます。
Bシリーズの表面は「低反射コーティング」が施されていることで外部からの光の反射を抑え照明手法の制限を最小化し、編集時間の短縮にも役立ちます。
軽量・省スペース設計によりバックヤードが不要になり、壁掛けやカーブ設置など、さまざまな設置方法が可能です。
ファンレス&マグネット式モジュール構造によりフロントメンテナンスが可能になり、従来製品に比べ静音性とメンテナンス性が向上しました。
カラー調整やモアレ回避などでプリプロダクションから撮影時までインカメラVFXのバーチャルプロダクションワークフローを効率化し、クリエイターの創造的な映像制作をサポートします。
※提供開始時期:2023年夏以降
Unreal Engine 用のプラグイン ソフトウェア
主な機能
・バーチャルVENICE
・モアレアラート
・設定パラメーターの転送
※ ソニーのグローバルサイトへリンクします(英語)
Windows用アプリケーション。カメラ・ディスプレイプラグインにインストールされたカラーチャートをPQ/Rec.2020に対応したLEDディスプレイに表示し、実際に使用する『VENICE』で撮影します。その結果を用いて本アプリケーションでLUTを生成し、生成されたLUTをUnreal Engineに適用して、正しい色再現性に補正します。
※ ソニーのグローバルサイトへリンクします(英語)