商品情報・ストア Feature 言葉を紡ぐ人のaudio style 編集者/中郡暖菜
言葉を紡ぐプロに影響を与えるAV機器とは

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遮音性を重視したワーク
スタイルに
最適なヘッドホン
中郡暖菜/編集者が語る
クリエイティブとWF-1000XM3

女性ファッション誌『LARME』(徳間書店)、『bis』(光文社)の編集長を務め、それまでの女性ファッション誌とは一線を画す大胆な手法で、数々のヒットを叩き出してきた編集者・中郡暖菜さん。現在はフリーの編集者として書籍や写真集などに携わり、アパレル事業など多岐に渡る分野で活躍しています。本を生み出し、言葉と向き合い続ける編集者が語る、クリエイティブに影響を与えるメディア機器とは。お話をお伺いしました。

ずっと本に救われてきたから、
私も本をつくろうと思った

「幼少期から本が大好きだったことに加えて、あまり学校に行けていなかったことがきっかけですね。全体行動に苦手意識があり図書室に通学していた時期があったのですが、そんなときに編集者という職業があることを知って、自分にぴったりの職業だと思ったんです。授業にはまともに出ていなかったけれど、その代わりにずっと本を読んでいたので、大事なことは全て本から学びました。本を読めばアイデアを貰えたり、知らなかったことを知れたり……。とにかく、本に救われることが多かった。だから、早い段階で本をつくる仕事がしたいっていうのは決めていたんです」

雑誌をつくるうえで、
大切にしているものとは

「最近思っているのは“強さ”を大事にしたいということです。『LARME』も『bis』も、紹介している洋服はガーリーだし、載ってる女の子たちは可愛くて全体的に甘い雰囲気なんです。でも、そういった中にも芯の通った強さがある雑誌だと思っていて。そのような自分を貫き通す強さというのは、すなわち素直さにあると思っています。なので、私自身が素直に雑誌をつくることを意識していますね。編集者は裏で支える黒子的な存在なので個人的なことを作品に落とし込むことは良くないかもしれない。しかし、私はマイブームや悩み、作品から影響を受けたことなどを全面に出してきました。ファッション誌ですし、紹介しているものは普通のコーディネートだったりするんですけど、キャプションひとつ取っても意識をして書いていますね。自分のプライベートなものをまっすぐに反映することでオリジナリティが出ると思っています」

自分と向き合う時間に、
なくてはならないもの

「素直に雑誌をつくるとき、芯の強さを出すためにも真剣に自分と向き合う必要があります。目がとても悪いのですが、それは私にとっては良いこと。眼鏡やコンタクトをしなければ何も見えないから、見るという感覚をコントロールして鈍らせることもできます。だから、嫌なものをあえて見ないようにするということが得意なんです。でも、耳はどうしても周りの音が聞こえてきてしまうじゃないですか。私はノイズを他人より感じやすいと思っていて、どうしても必要のない情報が聞こえてきてしまう。それを遮断するためにもヘッドホンを使います。歩きながら考え事をするのが好きなので、そのときにもヘッドホンは必須ですね。音楽を聞きながら散歩をしつつ、構想を練ることも多いです。だから、仕事に集中するためにもヘッドホンは絶対必要で。一番は充電が持つことが大切ですね。充電が切れてしまうことで、自分の集中も切れてしまうことを防ぎたいんです。その点、『WF-1000XM3』は充電持ちが良くて作業も捗ります」

没入感が集中力を高めてくれる
ワイヤレスヘッドホン

「それに加えて『WF-1000XM3』はノイズキャンセリング効果もすごいので、自分の世界に入れるところがとても良いですね。装着したときの没入感がすごくて、使い始めてからエレベーターの中で歌っていたこともあります(笑)。以前、ノイズキャンセリング機能のある違う有線のヘッドホンを使っていたのですが、そのノイズキャンセリングに対して違和感があって毎日使うという感じではなかったんです。でも、『WF-1000XM3』を視聴してみたら、こんな日常的にも使えて音も壊れないノイズキャンセリングはすごいな、と感じました。仕事では遮断性を重視しているので、今では『WF-1000XM3』のノイズキャンセリング機能のおかげで集中して仕事をすることができています」

初めてつけたときの衝撃を
もっとたくさんの人に
体感してほしい

「実は、『WF-1000XM3』が発売された当初に『ほしい!』と思って、比較サイトなどを隅々まで調べたんです。でも、いざ買いに行ったら売り切れていて(笑)。なかなか手に入らなかった分、今使っている喜びもひとしおです。初めてつけたときは、音質や機能性にあまりにも感動してしまって、周りの人につけさせて他のものと比較してもらったりして『これだけ違うんだ!』っていうのをプレゼンテーションしました(笑)。たくさんの人にこの感動を味わってほしいですね。普段、テクノなど機械的な音楽をリピートして聴いて集中力を高めているので、ベース音がしっかりしているのが嬉しいです。いつもは、スマホから音楽を聴いているのですが、音源をアップグレードしてくれて高音質になることにも驚きました。他にも、ころんとしたケースも好きですし、耳に馴染むデザインもかわいくて気に入っています」

幼少期からそばにあった
ソニー製品

「今は『WF-1000XM3』を使っていますが、小さい頃にも同じようにソニー製品を使って音楽を聴いていました。一番古い記憶は小学校の頃。MD ウォークマンを学習塾の行き帰りの最中に使っていましたね。ゲーム歴も長くて、一番好きなゲーム作品は『ファイナルファンタジー』。PlayStationを現在までずっとプレイしています。やり始めると外に出るのも忘れて没頭してしまうくらい(笑)。仕事をしているときにも、『ファイナルファンタジー』のバトルシーンで流れるBGMを聴いて気合をいれています。だから、私のスマホの中には『ファイナルファンタジー』のプレイリストがあるんです。音楽もゲームもですが、様々なものが高品質になっていくのがすごいですよね」

特別な存在となった本
を中心とした
カルチャーを
つくっていけたら

「エンターテインメントが高品質で体感できるようになればなるほど良いなと思っています。アナログとハイテクという、その二極化があって、その2つの差があればあるほど面白いですね。まず、本というものがすごくアナログなもの。どんどん減っていって、希少な存在になっていくと考えています。だから、本だけでビジネスをやっていくことは、やはり現実的ではなくて、『LARME』や『bis』のように、カルチャーとしてその世界を広げていけたらと思っていますね。SNSだったりwebだったり拡散する手段は現代的でも、その大元にあるのは本である媒体をつくりたいんです。本はやっぱり特別な存在。みんながその存在を知っていて、大事だとわかっているものだと思うんです。だんだんと本が日常的に読まれるものではなくなっていく。でも、大事なところには本がある、そんな文化圏をつくれていけたら良いですね」

中郡さんにとって、
言葉を生み出し届けることとは

「誰かを救いたいということ。悩んだり傷ついたりしている女の子に対して少しでも力になれたり、味方がいるということを感じてもらいたいんです。そのために私は本をつくってきたし、言葉を届けてきました。LARMEはフランス語で『涙』を意味する言葉です。この本が悲しい涙の代わりとなり、一瞬でも幸せを届けられる存在になれればと思って名付けました。自分自身も本、そして多くの言葉に救われて生きてきたから、それを次の世代に返していきたいと思っています」

PROFILE

編集者
中郡 暖菜

国立音楽大学卒業。大学在学時に『小悪魔ageha』(インフォレスト社)編集部でアルバイトを始める。卒業後、同誌編集部に就職し、編集者としてのキャリアをスタート。2012年に『LARME』(徳間書店)創刊すると、徳間書店史上最年少の編集長として話題を集めた。2017年、『bis』(光文社)を新創刊し、編集長に就任。現在はフリーの編集者として書籍等の編集に携わる他、アパレル事業など様々な分野で活躍。


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