商品情報・ストア My Sony Feature 新感覚の「エンタメ×旅」で日本各地のまちをもっと元気にしたい #004

想いをカタチに

ロケトーンイメージ
#クリエイティビティを高めあう

新感覚の「エンタメ×旅」で
日本各地のまちを
もっと元気にしたい
#004

第4回目の“My Sony STORY”は、Sound AR™(現実世界に仮想世界の音が混ざり合う新感覚の音響体験)を楽しみながら日本各地を旅するサービス『Locatone™(ロケトーン)』のツアー企画・運営をするメンバーのストーリーです。
スマートフォンを持って行くだけで、これまで体験したことのない新しい旅ができるLocatone。最新コンテンツ『決戦! 関ケ原』や、高知県南国市を旅する『ごめさんぽ やなせ少年を追いかける、まちあるき』の舞台裏から、まちを元気にするLocatoneの未来へのビジョンや想いに迫ります。

Locatoneを企画し、運営を行っている青山(左)と安彦(右)

Locatoneを企画し、運営を行っている青山(左)と安彦(右)

聖地巡礼で
地域が盛り上がるのでは?

音とともに日本各地を旅するLocatoneがうまれた背景には、安彦の体験がありました。
「僕はこれまで日本中を旅してきましたが、今、地方は人が減って大変な状況になっているんです。人がいないシャッター商店街などを見ていて、どうやったら人が来るんだろうといつも考えていたんです。そんなときに、アニメの聖地巡礼アプリ『舞台めぐり』の開発に関わることになって、“聖地巡礼は旅”だと気づいたんです。聖地巡礼のために現地に行く、地域に行くことで、結果としてその地域が元気になる。映画、音楽、アニメ、ゲームなどあらゆるエンタメコンテンツを世に送り出してきたソニーだからこそできることがあると思いました」(Locatoneプロデューサー・安彦)
Locatoneプロデューサー・安彦

戦国時代にダイブして物語の主人公になれたら。そんな想いから
関ケ原の方との協業が始まりました。

安彦の語るその言葉どおり、ただ観光地を訪れるだけではなく、旅体験が特別なエンターテインメントになることの例が、「歴史体感シリーズ」第一弾としてリリースされたばかりの『決戦!関ケ原』です。Locatoneではひとつひとつの旅コンテンツを“ツアー”と呼称。今回のツアーは、関ケ原町の古戦場エリアの史跡を巡ると戦国武将たちの話し声や刀がぶつかり合う音、鉄砲の轟きなど臨場感あふれるサウンドに包み込まれ、まさに戦国時代にタイムスリップしたような異次元体験が得られる新感覚の旅です。
ロケトーン使用イメージ

実際のツアーの体験イメージ

没入型サウンドツアー決戦!関ヶ原

株式会社 JTBと連携し、Locatoneを活用した
新しい観光体験「歴史体感シリーズ」

イヤホンとスマホでロケトーンを使用イメージ

※Locatoneのツアーは、ヘッドホンやイヤホンを使用した方がより臨場感が味わえます

このツアーをプロデュースしたのは、無類の歴史好きでプライベートでも城巡りを趣味にしている青山。
「小学生のとき父親に松本城に連れて行ってもらったのが歴史にハマったきっかけです。実際にお城に行くと、攻められにくいように堀や石垣、鉄砲を撃つための狭間等が、地形を活かして上手に作り込まれており、どの城も個性的で美しい。そのことに気づいたときの興奮を友だちに話してもなかなか理解してもらえなかった経験があったので、歴史は知識だけでなく、実際に現地で体感することに意味があるのだと思っていました」
歴史体感シリーズ『決戦!関ケ原』のプロデュースを行った 青山
ただ、日本では松本城のように建物が残っているケースは少なく、"歴史はあるが建物はあまり残っていない"というところの方が多い。関ケ原の戦いが行われた関ケ原町もその条件に当てはまる街の一つ。
「"歴史をどうすればもっと面白く、リアルに感じられるか?"は、長い間、私のテーマでした。」
Locatoneを活用すれば、それが実現できると考えた青山。関ケ原町や音響制作を得意とする制作会社、旅デザインのプロであるJTBにLocatone上に作ったプロトタイプを見せながらツアーのイメージを伝えました。
そして何度も現地を訪れ、史跡の魅力を最大限に引き出すルート設計や演出を関係者で練り上げていきました。
『決戦!関ケ原』のガイドマップ

『決戦!関ケ原』のガイドマップ

散策マップのイメージ

散策マップのイメージ

ツアーの中でも特にこだわったのは、“自分ごと”として旅に参加できるかどうか。単なる音声ガイドの枠を超え、いかに自分が戦場の真っ只中にいる感覚で、歴史を体感できるかを追求しました。
「ツアーが始まると、参加者は1600年の関ケ原の戦い当日にタイムスリップします。徳川家康や井伊直政といった有名な武将から、“今ここで撃て!”みたいに命令され、自然と戦いに巻き込まれていく。エンタメ感をアップさせるために、ソニーのモーションサウンド技術を使って、スマートフォンを剣のようにして戦ったり、鉄砲を撃ったりできるアクション要素も取り入れました。ツアーのゴールは、石田三成の陣地があった高台で、関ケ原を一望できます。そこから見る景色は、体験の前後では、まったく違って見えていることに気づくと思います。そんな貴重な旅体験が得られます」
スマートフォンを振ると刀が交わる音が鳴るなど、モーションサウンドでより没入体験を

スマートフォンを振ると刀が交わる音が鳴るなど、
モーションサウンドでより没入体験を

特定のスポットでは武将ARが出現し、ARカメラで武将との記念撮影も

特定のスポットでは武将ARが出現し、
ARカメラで武将との記念撮影も

ツアーのゴール である石田三成の陣地があった高台でイメージビデオを撮影

ツアーのゴール である石田三成の陣地があった高台でイメージビデオを撮影

これまで体験したことのない新しい旅は、地域にとっても新たな価値創造にもつながります。
「Locatoneは日本中どこでも新しい観光体験を創造することが可能です。今後、Locatoneの旅を“新しい旅のカタチ”として根付かせ、観光地の魅力向上に貢献していきたいと思います」

『決戦!関ケ原』

開催期間:2025年6月4日〜
開催場所:岐阜県不破郡関ケ原町
料金:500 円(税込)

連続テレビ小説『あんぱん』の“まちあるき”で
新たな魅力が発見できる。

没入型エンタメ旅『決戦!関ケ原』のようなツアーもあれば、地域の課題に寄り添ったコンテンツを作ることができることもLocatoneの面白さ。たとえば、2026年2月末まで公開中の『ごめさんぽ やなせ少年を追いかける、まちあるき』は、高知県南国市の“まちあるき”コンテンツ。これは、NHKの連続テレビ小説『あんぱん』の舞台に決まった南国市からの依頼で実現したプロジェクトです。
『ごめさんぽ やなせ少年を追いかける、まちあるき』のデジタルガイドマップ

『ごめさんぽ やなせ少年を追いかける、まちあるき』のデジタルガイドマップ

「連続テレビ小説『あんぱん』の主人公の夫のモデルであるやなせたかしさんが育ったまち南国市後免(ごめん)町が物語の舞台になるということで、2か年計画で大々的に南国市をPRしていきたいという話が発端でした。市としては多くの方が観光に訪れてまちを回遊してほしいという願いがありましたので、『舞台めぐり』から蓄積してきた聖地巡礼の知見を活かしてご提案し、採用されました。これはLocatoneだけの話ではなく、自治体から受託を受けて地域活性全体をプロデュースするというソニーとしても初めての経験でした。半年以上時間をかけ、何度も南国市に足を運んで企画を考えましたが、南国市出身の歌手、三山ひろしさんにもご協力いただけ、多くの方に楽しんでいただけるものになったと思います」(安彦)
三山ひろしさんとツアースポットにて

三山ひろしさんとツアースポットにて

『ごめさんぽ やなせ少年を追いかける、まちあるき』のデジタルガイドマップ

『ごめさんぽ やなせ少年を追いかける、まちあるき』のデジタルガイドマップ

『ごめさんぽ やなせ少年を追いかける、まちあるき』のスポットの一部

『ごめさんぽ やなせ少年を追いかける、まちあるき』のスポットの一部

『舞台めぐり』から始まった地域自治体との協業は、すでに全国で200件近く。日本中を旅して見てきたからこそ課題も感じると話します。
「Locatoneでは“地球まるごとテーマパーク”というビジョンを掲げています。Locatoneがあれば同じ地域でも聖地巡礼はもちろん、グルメ、歴史、アート、自然などさまざまな切り口で旅体験を作ることができます。南国市との共創のように、これからも地域をもっと元気にするエンタメ体験を提供していきたいです」(安彦)

『ごめさんぽ やなせ少年を追いかける、まちあるき』

開催期間:2025年3月29日〜2026年2月28日
開催場所:高知県 南国市
料金:無料

世界中のクリエイターと共に、新しい旅体験をデザインしたい。

Locatoneは新しい旅体験をつくるツールでありながら、クリエイターが新しい旅や音楽を発表するプラットフォームとしての機能も持ち合わせています。
「ソニーのミッションは“テクノロジーの力で未来のエンタテインメントをクリエイターと共創する”。クリエイターのみなさんとともに、Locatoneを使って旅と音楽の楽しみ方を変えていきたいと思います」(安彦)

クリエイターが自由に旅をデザインできる創作ツール『Locatone Studio』を公開。ソニー×クリエイターで新しい旅と音体験を提供していく。

関連記事
Locatoneイメージ

このコンテンツはいかがでしたか?
ワンクリックで教えてください

〈 アンケート 〉
My Sony STORYの感想や、
今後取り上げて欲しいテーマをお聞かせください

  • アンケートの回答には、My Sonyへのサインインが必要です

この記事をSNSでシェアする