ソニー新型サウンドバー「HT-A3000」が誕生!このサイズでこの音はマジでヤバい

00:00〜01:19
ワタナベカズマサさんが話し始める。

(ワタナベさん)
はい、どうもこんにちは、ワタナベです。

(テロップ)
提供:ソニーマーケティング株式会社
ワタナベカズマサ
Kazumasa Watanabe

(ワタナベさん)
今日は、ソニーの新型のサウンドバーのレビューということで、やっていきたいと思います。ソニーのサウンドバーといえば、昨年もレビューさせていただきました。昨年レビューをしたのは、ソニーのHT-A7000というハイエンドフラッグシップのサウンドバーをレビューしましたけども、それ以外にもHT-A9という独自性の強い、立体空間を作り出してくれるようなホームシアターシステム、そちらもレビューしました。

HT-A7000のイメージ画像が映される。
(テロップ)
昨年はHT-A7000というフラッグシップのサウンドバーをレビュー(その後購入しました)

(ワタナベさん)
いずれもフラッグシップの製品ということで、性能もものすごく高いんですけども、それと同時に価格もどうしても高くなってしまうというところはありました。

(テロップ)
性能も高いけど価格もその分高くなっている

(ワタナベさん)
なので、「ものすごくいい製品なんだけど、手が出しにくいよね」っていう声は結構あったんですよね。で、今回レビューしていくのがこちらになるんですけども、こちらがソニーの新型のサウンドバーの「HT-A3000」というモデルになります。

HT-A3000のアップ。
(テロップ)
HT-A3000
ソニー/市場想定価格 80,000円前後(税抜)

(ワタナベさん)
昨年レビューをして自分も購入した、HT-A7000のいい部分をぎゅっとまとめて搭載しつつ、サイズと価格を抑えてくれたモデルということになります。やっぱりサイズが大きいと置ける場所も限られてしまいますし、価格が高いとそもそも手を出しにくいっていうところがあるんですけど、今回のモデルはその2つをいい感じに抑えてくれたモデルということになります。実際に使ってみたので、どういう製品なのかこれから紹介していきたいと思います。それでは、いってみましょう。

01:20〜01:22
(アイキャッチ)

01:23〜15:13
HT-A3000のアップ。

(ワタナベさん)
はい、それでは早速どういう性能があるのかお伝えしていきます。まずは、こちらのサウンドバーの音質について。今回のサウンドバーは、サウンドバー単体で3.1ch、250Wの出力が可能になっております。

(テロップ)
HT-A3000
音質の特徴
ここがポイント
サウンドバー単体で3.1ch 250Wの出力が可能

(ワタナベさん)
このサウンドバー、すごくコンパクトなんですけども、この中にサブウーファーも入ってますので、本当にこのサウンドバー1本だけで使うことも十分可能なモデルとなっております。実際にサウンドバー単体で音質をチェックしてみたんですけども、まじで「このサイズ感なのにここまでの音が出るのか」って思うぐらい、非常に臨場感もあるし、低音もしっかりと出るサウンドになってます。

(テロップ)
サイズを考えると驚くほどの高音質

HT-A3000のアップ。
続いて、デモ映像を映したブラビアの画面の様子。

(ワタナベさん)
実際にデモ音源を収録してみたので、まず聞いてみてください。さっそく音をチェックしてみましょう。今はサウンドバー1本だけで、他には何も接続していない状態です。リアスピーカーとかサブウーファーなしで純粋にどういう音なのか、チェックしていきましょう。では再生していきます。

デモ音源が再生される。
(テロップ)
360°のVRマイク使ってますのでぜひヘッドホンなどで聴いてみてください
サウンドバーのみでも包み込まれるような立体感が感じられますね
臨場感すご…。低音の迫力もかなり感じられます
映画見るときもかなり充実した音で楽しめそうです

(ワタナベさん)
はい、どうでしたでしょうか。正直、臨場感がめちゃくちゃすごくなかったですか?

HT-A3000のアップ。

(ワタナベさん)
サウンドバー単体で使ったときにどんな感じの音が鳴るのかっていうのを確かめたかったので、テレビを見たりNetflixを見たりとか、ゲームをしたりとかいろいろ試してみたんですけども、正直このサウンドバーを導入するだけでも、テレビの音が格段に良くなります。

(テロップ)
前日にまる1日ドラマや映画を見たりゲームして色々試してました
ここがポイント
サウンドバーを導入すればテレビの音が格段に良くなる

(ワタナベさん)
音に包み込まれているような立体感とか臨場感っていうところも、格段に良くなりますし、やっぱりテレビ単体で聴くよりも、低音の迫力とかもアップしますので、日常的にテレビの番組を見たりとかスポーツを見たりとか、映画を見たりとかするときの体験っていうのが、このサウンドバー1本置くだけで格段に良くなると思います。

海でクジラが泳ぐ様子などのデモ映像が流される。
(テロップ)
テレビ番組やスポーツ、映画、ドラマなどの音がグッと良くなる

(ワタナベさん)
ちなみに、こちらソニー独自の立体音響技術の「Vertical Surround Engine」と「S-Force PRO フロントサラウンド」、こちらを搭載しています。

(テロップ)
ここがポイント
立体音響技術(「Vertical Surround Engine」と「S-Force PRO フロントサラウンド」)を搭載しているだけでなく、「Dolby Atmos」や「DTS:X」といった最新の音声フォーマットにも対応している

(ワタナベさん)
もちろんそれだけじゃなくて、「Dolby Atmos」や「DTS:X」、こちらも搭載しています。いわゆる最新の音声フォーマットにも対応していますので、臨場感のある音場を楽しむことができるということです。実際に並んでみると分かると思うんですけど、このぐらいのサイズ感です。

HT-A3000と並び、片手で持つしぐさをするワタナベさん。
(テロップ)
HT-A3000
コンパクトなサイズ
片手でもスッと持てるくらいのサイズと重量です

(ワタナベさん)
本当に自分で片手で持ててしまうぐらいのサイズ感になっていて、HT-A7000と比べてかなりサイズはコンパクトなんですけども、このサイズ感でここまで再現できるのかっていうところにびっくりしました。はい、続いてサイズ感をちょっと見ていこうと思うんですけども、外形寸法はまず、こちらの幅が約950mmとなってます。で、こちらの高さは64mmとなります。そして、奥行きが128mmとなっています。

(テロップ)
ここがポイント
外形寸法 950mm×64mm×128mm

(ワタナベさん)
まず最初に見た時点で、想像以上にコンパクトでした。個人的にすでに購入しているHT-A7000よりも小型なので、置き場所に困らないですね。ちなみに今こちらに置いてあるテレビは55インチのサイズになっています。55インチのテレビと合わせて置いたときのサイズ感っていうのも、すごくちょうどいいんですよね。

55インチのテレビの前にHT-A3000が置かれている様子。
(テロップ)
55インチ級のテレビとのサイズ感が丁度いい

(ワタナベさん)
スタンドの間にちょうど収まるぐらいのサイズ感になっています。なので、自宅のテレビが55インチとかそのぐらいのものを使っているという方にも、サイズ的にすごくぴったりなのかなと思います。あと高さも低いので、今使ってるテレビの下に置いたときに、テレビに被ってしまうっていう可能性が低いですよね。そこもすごくメリットだと思います。サウンドバー単体でも、音質的にかなり満足できるんですけど、今回のHT-A3000の魅力のひとつが、リアスピーカーを追加することで、「360 Spatial Sound Mapping」に対応するっていうことです。

(テロップ)
ここがポイント
リアスピーカーを追加することで、「360 Spatial Sound Mapping」に対応

(ワタナベさん)
オプションになるんですけども、こちらですね。この2つのリアスピーカーはもちろん追加可能でございます。こちらが今年発売になった、SA-RS5というリアスピーカーになります。

SA-RS5のアップ。
(テロップ)
SA-RS5
(ワタナベさん)
こちらも先日、先行レビューをして、最終的に自分で購入しました。非常に気に入っているリアスピーカーになってます。では、先ほどサウンドバー単体でデモ音源を聞いてみましたけれども、今度はこのリアスピーカーと、こちらに設置してあるサブウーファー、こちらがSA-SW5、こちらを全て接続した状態で、同じデモ音源を聞いてみたいと思います。

SA-RS5のアップ。
続いて、サブウーファーSA-SW5のアップ。
(テロップ)
HT-A3000
ソニーならではの拡張性
SA-SW5

(ワタナベさん)
はい、では音場の最適化をしてみます。サブウーファーとリアスピーカー、全部接続しましたのでやってみます。どれだけ迫力が変わるのか見てみましょう。

「360 Spatial Sound Mapping」(サウンドバー1本のみ)のデモ音源が流される。

(ワタナベさん)
これが「360 Spatial Sound Mapping」ですね。では、先ほどの音源を全て接続した状態で、改めてチェックしてみましょう。いきます。

サウンドバーにSA-RS5やSA-SW5を接続したうえでデモ音源が流される。

(テロップ)
ぜひヘッドホンで聴いてサウンドバー1本のときの音と比べてみてください
より部屋全体が音に包まれている感覚です
まさに映画館という感じ
間違いなくHT-A7000に匹敵する感動があります

(ワタナベさん)
はい、どうでしたでしょうか。個人的には、やっぱりサウンドバー単体でも立体感とか迫力があるんですけども、感覚としてはサウンドバーから出ていて、自分の周りをこう包んでくれるような立体感かなっていうのを、HT-A3000単体で使ったときに感じました。

(テロップ)
HT-A3000単体だと「自分の周りを包む音」という印象

(ワタナベさん)
今回のリアスピーカーとサブウーファーを組み合わせると、もう自分の周りっていうよりも、使ってる部屋全体に音がいきわたって、「部屋全体から音が聞こえる」っていう感覚になります。

SA-RS5のアップ。
続いて、サブウーファーSA-SW5のアップ。
(テロップ)
ここがポイント
リアスピーカー+サブウーファーを組み合わせると部屋全体から音が聴こえる感覚

(ワタナベさん)
完全に映画館みたいな感じで、この立体的な音響空間に包まれているような感覚になる、これがこのリアスピーカーとサブウーファーを使ったときの感覚です。で、このときの音は、実際に今日映画を見たりドラマを見たりしたんですけども、HT-A7000を普段から使っていて、同じ環境で使ってるところで試しましたけども、全然劣らないというか、このサイズでここまでHT-A7000に匹敵するような音が作れるのかっていうのを感じるくらい、この全てのセットを組み合わせたときのサラウンド感とか、音質っていうのは非常に良かったです。

デモ映像が流される。
(テロップ)
HT-A7000にも劣らないレベル

(ワタナベさん)
なので、ちょっとHT-A7000は大きいなとか、価格的にちょっと手が出にくいなっていう場合に、サウンドバーのほうをHT-A3000を購入しておいて、後から追加でリアスピーカーとかサブウーファーを継ぎ足していくっていう形で考えていくっていうスタイルも、いいんじゃないかなと思えるぐらい、拡張性がすごく高いなと思いました。

HT-A3000のアップ。
(テロップ)
HT-A3000から入って将来的に拡張していくのもあり

(ワタナベさん)
もちろんこちらの製品、ソニーのサウンドバーなので、ソニーのテレビのブラビアとの連携機能もすごいです。

(テロップ)
ここがポイント
ソニーのサウンドバーなのでブラビアとの連携も強い。

(ワタナベさん)
まずそのひとつが、「アコースティック センター シンク」という機能になります。これはケーブル1本で、このサウンドバーとブラビアを接続することによって、ブラビアをセンタースピーカーとして使うことができます。

(テロップ)
ここがポイント
ブラビアをセンタースピーカーとして使うことで音の定位感がさらに向上

(ワタナベさん)
これによって、サウンドバー単体でもいい音が出るんですけども、音の定位感が向上して、より音が自然に聞こえやすくなるっていう特長があります。なので、ブラビアを購入してサウンドバーもこちらにそろえることで、音質がさらに向上するっていう恩恵があるということです。具体的には、サウンドバーと一緒にテレビからも音を出すことで、定位感が向上するということになります。ちなみに、自動音場補正機能というものを使うことができます。

自動音場補正機能を使用している画面の様子。
(テロップ)
ここがポイント
オプションスピーカー接続時のみHT-A3000での自動音場補正に対応

(ワタナベさん)
オプションのスピーカーを接続したときに使える機能ということですね。さらにこちらには、専用のリモコンがあります。

リモコンを持つワタナベさん。
(テロップ)
※こちらはブラビアのリモコンです。

(ワタナベさん)
このリモコンを使って操作するときに、ちょっと見てみますか。こちらにクイック設定というボタンがあって、これを押していきます。

クイック設定のボタンを押すワタナベさん。
ブラビアの画面下部に、クイック設定が表示される。

(ワタナベさん)
そうすると下にクイック設定が出てきて、リアスピーカーの音量だったりとか、サブウーファーの音量とか、そもそもオーディオシステムを使うのかテレビのスピーカーを使うのかとか、そういったところを簡易的に設定することができます。

(テロップ)
ここがポイント
ブラビアのクイック設定にシアターメニュー追加可能

(ワタナベさん)
なので、このサウンドバーの設定をテレビのリモコンで簡単に行うことができるっていうのも、ソニーの連携機能のひとつですね。

(テロップ)
HT-A3000
上位モデルとの違い

(ワタナベさん)
ちなみに、やっぱり気になると思います、上位モデルのHT-A7000との違いです。まずHT-A7000はサウンドバー単体でも使えるんですけど、このサウンドバー単体に備わっているスピーカーの数がまず違います。HT-A7000は7.1.2chになってます。それに対して今回のHT-A3000は3.1chなので、まずスピーカーの数が違うというところはあります。

(テロップ)
ここがポイント
HT-A7000は7.1.2ch、HT-A3000は3.1chなのでスピーカーの数が違う

(ワタナベさん)
なので、さらなる立体感とか臨場感、こちらを求めていきたいっていう場合は、やっぱりこのHT-A7000の音っていうのはすごくいいんですけど、両方使い比べてみての感想としては、HT-A3000もびっくりするぐらい出力があるんですよね。なので「すごい迫力があるな」と思うんですけど、体感差としてはHT-A3000は「頑張って出力を上げてるな」っていうのをちょっと感じるんですけど、HT-A7000は「余裕で鳴らしきってるな」っていう感じですね。

(テロップ)
HT-A7000はさらなる余裕を感じる

(ワタナベさん)
サイズが大きくてスピーカーの数も多いので、音が分散されて聞こえやすいっていうのもあるのかもしれません。あとは入力関係なんですけど、HT-A7000はHDMIの入力も受け付けてます。PlayStation 5とか外部のゲーム機とかデバイスを、サウンドバー側にHDMIで入力して使うことができますが、HT-A3000は入力がないんですよ。

(テロップ)
ここがポイント
HT-A7000にはHDMIの入力があるけど、HT-A3000にはない

(ワタナベさん)
テレビと接続するためのHDMI端子はありますが、外部のPlayStation 5とかをサウンドバー側に入力することはできません。なので、ゲーム機とかを接続するときは、テレビの裏のHDMIの入力を使う必要が出てきます。なのでスピーカーの数と入力端子の違いがあるということですね。この辺りが充実しているのは、上位モデルのHT-A7000ということになります。

(テロップ)
スピーカーの数と入力端子の差がある

(ワタナベさん)
ただ、やっぱりサイズと価格が違うので当然なんですけども、実際に使ってみてどうなのかっていうと、機能自体は非常に豊富で、HT-A7000とほぼ同等に使うことができる、多機能性っていうところがあります。

(テロップ)
機能はほぼ同等。音質も非常に良い

(ワタナベさん)
さらに音質自体は「この小さいサウンドバーからこの音が出るの」っていう、非常に優れた音質と立体感があります。さらに拡張性も高くて、リアスピーカー・サブウーファーをつなげて使えますので、将来的な拡張性とかもあるんですよね。実際にサイズをちょっと比較してみると、こんな感じの違いがあるんですけども、どうですかね。

ブラビアの前に、HT-A7000とHT-A3000を並べて置いた様子。
続いて、HT-A7000とHT-A3000を重ねて置いた様子。

(ワタナベさん)
ここまでの違いがあるって、びっくりじゃないですか。ちなみに本体の上側には、こんな感じで操作できるところがあって、音量の調整とか「360 Reality Audio」とかBluetoothのペアリングボタンとか、あとは「Dolby Atmos」のデモを視聴するところ、そして電源のボタンがあります。これ、全部タッチ式になっています。ここでも操作ができるという感じですね。

HT-A3000の上部のアップ。

15:14〜15:16
(アイキャッチ)

15:17〜16:24
(ワタナベさん)
はい、ということで今日はこんな感じでですね、ソニーの新型サウンドバーのHT-A3000、こちらをレビューしてみました。一番驚いたのは、やっぱりこのサイズ感ですね。すごくコンパクトになったなと。

ブラビアの前に、HT-A7000とHT-A3000を並べて置いた様子。
(テロップ)
このコンパクトサイズは嬉しい

(ワタナベさん)
デザイン的にはHT-A7000がぎゅっと小さくなったようなかわいいデザインになっていて、「すごくコンパクトになったな」と感じたんですけど、そこから出てくる音っていうのは、サイズのことを考えると、考えられないぐらい迫力のある音になってました。

HT-A3000のアップ。

(ワタナベさん)
なので、コンパクトサイズなのに高音質っていうところがすごく嬉しいなと思いました。あとやっぱりソニー製品との連携力がすごく高くて、ブラビアのテレビを使っているときの連携機能もすごいですし、将来的にサブウーファーとかリアスピーカーを追加していくことができるっていう、拡張性が高いっていうのも特長です。

SA-RS5のアップ。
続いて、サブウーファーSA-SW5のアップ。

(ワタナベさん)
今後テレビを買い替えたいなっていうときに、音もアップグレードしたいっていう方は、こういったサウンドバーを検討してみるのもいいと思いますし、今テレビを使っていて「ホームシアター環境を作ってみたい」っていう方にも、ぴったりな製品なんじゃないかと思います。費用対効果としても非常に高い製品なんじゃないかと感じました。ということで、今日は以上になります。では、また次の動画でお会いしましょう。さようなら!

HT-A3000のアップ。
続いて、デモ動画が流される。

16:25〜16:27
ソニーのロゴ。