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CAPA

フルサイズミラーレス一眼 新時代!!
ソニーαと私の挑戦
写真家 桃井一至×G Master

α Universe editorial team

G Masterは、ソニーEマウントレンズのラインアップにおける最高峰のレンズ群だ。ズームレンズ、単焦点レンズ、それぞれ4本ずつ計8本があり、いずれも「解像力、表現力ともに他の追従を許さない性能を持つ」という桃井氏。ちなみに、ズームレンズ4本で16-400mmまでを幅広くカバーする。今回取り上げたレンズは3本で、どれもポートレートの表現に欠かせないものだ。それぞれの実力を、G Master以外のレンズと比較しながら探っていこう。

桃井 一至/写真家 1968年生まれ。3年間のアシスタント生活のあとフリーランスカメラマンに。現在、写真撮影をはじめ、カメラ関連書籍の執筆、テレビ出演などでも活躍。(社)日本写真家協会会員。撮影ジャンルは、人物・海外風景など多彩。

ズーム全域で単焦点並みの描写力!
ベストショットを任せられる信頼感

大口径望遠ズームレンズの代名詞的存在のFE 70-200mm F2.8 GM OSSと大口径標準ズームレンズの王道FE 24-70mm F2.8 GMは、ポートレートに最適な焦点域と高性能設計で、各焦点域の描写力は単焦点レンズにも肉薄する。FE 70-200mm F2.8 GM OSSは名称の「OSS」にもあるように、レンズ側にも手ブレ補正機構を備え、第2世代以降のαシリーズでは、ボディとレンズの両方で手ブレ補正が可能。屋内の暗いシーンでも確実な描写が得られる。

─FE 70-200mm F2.8 GM OSS─

屋内の柔らかな光をレフ板で廻すとアンティーク雑貨に囲まれた背景に人物がよく馴染む。もちろん、レンズの描写に注文をつける隙はなく、細かい文字や各アイテムの質感までリアルに見え、そして極めて精緻な描写で目を楽しませてくれる。α7R IIIとの相性も良く、瞳AFが人の目を的確に捉えてくれるので、フォーカスロックや測距点を移動させる手間もない。コミュニケーションを取りつつ、表情を見ながらシャッターのタイミングに集中できた。

α7R III,FE 70-200mm F2.8 GM OSS,F2.8,1/100秒,ISO800

FE 70-200mm F2.8 GM OSS』と『FE 70-200mm F4 G OSS』を画面右上の拡大で比較
G Masterにも劣らないFE 70-200mm F4 G OSSと、絞りF4で比較。開放時の画質も優秀なレンズだが、描写の差が出やすい周辺部を拡大すると、やや解像力に開きが見える。G Masterの力量とともに開放F値の余裕も大きい。

FE 70-200mm F2.8 GM OSS,F4,1/50秒,ISO800

通常は気に止めない周辺部でも、くっきりと解像しているのは見事。

FE 70-200mm F4 G OSS,F4,1/40秒,ISO800

これほど拡大しなければ充分に優秀。絞り開放であることにも注目。

─FE 24-70mm F2.8 GM─

大きくぼかした表現が可能な標準ズームFE 24-70mm F2.8 GMは、広角から中望遠までをカバーし、使い勝手が良い。実際に使ってみると、内蔵するダイレクトドライブSSMの恩恵か、無音でスッと合うフォーカススピードが気持ち良い。また、側面にあるフォーカスホールドボタンに瞳AFを割り当てておくことで、意思に沿うようにモデルの瞳を追い続けてくれた。防塵・防滴も備えるので、屋外でも天候を気にせず安心して撮影を続けられる。

α7R III,FE 24-70mm F2.8 GM,F4,1/5000秒,ISO400

FE 24-70mm F2.8 GM』と『FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS』との比較
α7 IIIのキットズームと焦点距離70mmで比較。望遠側ではF値が2段違うため、単純に言えばぼけ量は4倍の差が出る。FE 28-70mm F3.5-5.6 OSSも単独で見れば悪くないが、並べるとぼけ量の差は歴然。開放F2.8のG Masterではカスミ草の形がわからないほどのとろけるようなぼけとなる。

FE 24-70mm F2.8 GM,F2.8,1/800秒,ISO100
FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS,F5.6,1/200秒,ISO100

単焦点G Masterレンズだからこそ出せる、ポートレートの表現力

ズームレンズの焦点域で、あえて単焦点レンズを使うなら、それなりの強みがないと意味がない。ぼけ量の多さ、解像力、暗いシーンへの対応など、画角変化の自由度がない代わりに得られる写りの差こそがズームとの根本的な違いだ。もちろんG Masterはズームでも満足できるレベルだが、単焦点では、さらにピントが合った部分のシャープさ、背景や前景のぼけの美しさが研ぎ澄まされているのを実感できる。

─FE 24mm F1.4 GM─

本来ぼかすのは得意でない広角レンズだが、絞り開放で近接で撮るなど、基本を押さえれば、ぼけ効果も得られる。背景や腕が大きくぼけているのは正にF1.4のチカラ。スペックから、それなりの重量を覚悟して手にすると、拍子抜けするほど軽量なのもうれしい。ここでは人物の後ろからフラッシュを入れ、画面にアクセントをつけた。

α7R III,FE 24mm F1.4 GM,F1.4,1/100秒,ISO200

フルサイズミラーレスカメラとして成長してきたα7シリーズは、現在のレンズラインアップから見ても、ポートレートは得意分野の筆頭といえるだろう。全域で描写力に優れた大口径ズームや圧倒的な表現力を持つ単焦点レンズ、独特なぼけ味のSTFレンズなど、ぼけ味とシャープさの両立へのこだわりは揺るぎない。
ポートレートの対象は、家族や子ども、彼氏や彼女など、人それぞれだが、その一瞬を会心の作品として残すことができれば、思い出として鮮明に残り、時間とともにその価値が上がっていくはずだ。 そんな作品づくりに使いたいのがG Masterで、数多いソニーEマウントのレンズ群の中でも、極上の描写性能を持たせたシリーズである。今回、使用したのはポートレートの定番ズームFE 24-70mm F2.8 GMFE 70-200mm F2.8 GM OSSに加えて、単焦点広角レンズのFE 24mm F1.4 GMの3本。いずれも描写性能について問うことは一切ない。むしろポートレートでは、肌の質感描写など、写り過ぎではないかと思うほど。また、α7シリーズの専用設計レンズだけに、ボディとの相性は抜群。撮影のテンポを妨げない高速AFに加え、大口径レンズの絞り開放時でもピント精度は高い。さらに瞳AFのおかげで撮影は至ってスムーズにいく。ポートレート派には、メリットあふれるこれらの組み合わせをぜひ使ってみてほしい。

本誌で紹介されていない、その他の作品はこちら

α7R III,FE 70-200mm F2.8 GM OSS,F4,1/4000秒,ISO400
α7R III,FE 24-70mm F2.8 GM,F4,1/2500秒,ISO400
α7R III,FE 24mm F1.4 GM,F1.4,1/50秒,ISO200
α7R III,FE 24-70mm F2.8 GM,F2.8,1/320秒,ISO400

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