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風景写真

写真家 萩原れいこ 氏
南国風景写真女子
萩原れいこ at 志賀高原
Heart of Nature 第4回
注目の超広角ズームで捉えた2020秋

風景写真 11月-12月号から転載

萩原れいこ/写真家 沖縄県出身。学生時代よりカメラ片手に海外をひとり放浪。次第に日本の自然風景に魅了される。隔月刊『風景写真』の「若手風景写真家育成プロジェクト」により、長野県志賀高原の石の湯ロッジにて3年間の写真修行を経て独立。風景写真家の中西敏貴、萩原史郎に師事する。現在は「Heart of Nature」をテーマに、主に志賀高原や嬬恋、沖縄を起点として活動中。『佐久間玲子』の名で活動していたが、夫であり風景写真家の萩原俊哉の遺志を継ぎ、2020年4月より『萩原れいこ』に改名し活動している。

出合の瞬間以上の感動を写し止める。
超広角ズームレンズFE 12-24mm F2.8 GMの魅力

星空や夜の湿原のディテールを、FE 12-24mm F2.8 GMがクリアな描写力で美しく再現。月灯りに輝く靄の立体感も素晴らしく、空気感を見事に閉じ込めてくれました。超広角レンズとは思えない軽量さなので、坂道をゆく場所でも軽快に撮影できます。

1ミリ足りなかったことで、今までどれだけ多くのシーンを撮り逃したことでしょう。超広角は、1ミリが命取りの世界。例えば森の中で巨木に出合ったとき、周辺の環境を取り込みながら巨木の風格を演出できる。
大きすぎて画角に入らなかった巨大な滝や天の川を、すっぽりと画面に収めることができる。16ミリ、14ミリでは見られない世界。「12ミリだからこそ」できるダイナミックな表現が存在し、その迫力は病みつきになります。 超広角ズームレンズFE 12-24mm F2.8 GM。私はすっかりこのレンズの虜になりました。ズーム全域で開放F値2.8という特長は星空を撮影するには最適。ISO感度を上げすぎることなく、星空を点描で写すことができ、足場の悪い暗闇でもズーミングにより構図を追い込めます。各収差もよく抑えられており、解像感のある周辺部の描写は開放時から素晴らしく、16ミリくらいからほとんど歪曲を感じさせず、人間の視覚に近い自然な超広角の描写も同時に楽しむことができます。 また、光条がとても美しくゴーストやフレアも出にくいので、太陽を入れた力強い表現も積極的に挑戦できます。森では木漏れ日を、また夕日もキリっと描くことができ、画面に印象的なアクセントを加えられます。超広角での撮影は難しいとよく言われますが、上質なこのレンズは非常に使いやすく、軽量でとても親しみやすい存在。ダイナミックな風景に挑むときは、私にとって必須の一本となりました。

α7R IV,FE 12-24mm F2.8 GM 12mm,F2.8,10秒,ISO800
α7R IV,FE 12-24mm F2.8 GM 15mm,F16,1/320秒,ISO100

このレンズを使って、色々な世界を覗いてみたい。そう思い志賀高原を飛び出して、紅葉の一足早い乗鞍高原にも撮影に出かけました。足元の紅葉から雄大な山々まで迫力のある奥ゆきで捉えられるのは、12ミリの画角ならでは。遠景の雲海の立体感も素晴らしく、逆光でも精細な描写力で美しく光を捉えてくれました。レンズを通して大地の起伏やスケール感の違いを実感することで、さらに志賀高原への理解が深まった気がします。

風景写真家ダブル対談
福田健太郎×萩原れいこ×風景写真編集長 永原耕治

F2.8通しの大口径ズームレンズでありながら、小型軽量。風景撮影では必須の防塵防滴を兼ね備えた一本がG Masterレンズに加わった。
ソニーα7R IVを愛用する風景写真家の福田健太郎氏と萩原れいこ氏に、FE 12-24mm F2.8 GMの魅力について、本誌編集長・永原耕治が話を聞いた。

――FE 12-24mm F2.8 GMが登場し、G Masterレンズは12ミリから600ミリまでを網羅しました。

福田  風景撮影って割と自由度が高いと思われてるけど、被写体と距離が取れないこともあって、レンズの力が必要なことが結構ある。そんなシーンにはうってつけのレンズの登場ですね。

福田健太郎さん

萩原  同感です。前号の83ページの写真は、まさにそんな場面でした。

福田  人間の視覚を超えた画角で遠近感など特有の絵作りができるので楽しいですよね。

永原  このレンズを手にしたら、広角端12ミリの絞り開放でいろんな風景を狙いたくなりますね。

福田  12ミリはカメラ位置のほんのわずかな変化で作品表現が変わるので、画面の隅々にまで気を配ったフレーミングが要求されます。主題を冷静に見極めて焦点域と絞りの選択もいろいろ試して、自然に自分の心が入り込める画角を探ってほしいですね。

福田健太郎 α7R IV,FE 12-24mm F2.8 GM 12mm,F2.8,15秒,ISO3200

萩原  ズーム全域で画面全体の解像感は素晴らしいです。PLフィルターを使わなくても、空の抜けもクリアです。

福田  自然の光を美しく再現できるのはG Masterレンズとソニーαの組み合わせだからこその魅力ですね。円形絞りとXAレンズによる滑らかな玉ぼけの美しさも魅力です。絞り開放に固執せず、ズームレンズですから焦点域と絞りを細かく調整して、ぼけをコントロールして撮影してほしいですね。

永原  ところで、撮影には大三元は全部持っていきますか?

萩原  焦点距離を網羅したいので、広角、標準、望遠すべて持っていきます。超広角ズームレンズは重くて、以前は、躊躇してしまうことも。でも、このレンズなら小型軽量なので迷いはありません。身構えずに使えて、軽快に撮影できるのもうれしいです。α7R IVには光学式5軸ボディ内手ブレ補正があるので、手持ちでの撮影も安心です。

萩原れいこさん

永原  AF性能はどうですか?

萩原  ピント合わせが難しいシーンでは「フレキシブルスポット(S)」を使っています。4つのXDリニアモーターで、ピント合わせのスピードは速く、正確なのでストレスはほとんど感じません。

福田  ズームリングは手をすっとレンズに添えるところにあって、ファインダーをのぞきながらでも迷いません。しっかりしたトルク感できっちりと画角が調整できるので、フレーミングを決めやすいですね。

超広角ズームレンズとは思えないほど軽量。レンズの繰り出しもフード内なので安心。花形固定式フードとキャップの設計性能は両者イチオシ。

永原  超広角ズームレンズといえば、逆光時のフレアやゴーストが気になりますが、そのあたりはどうですか?

福田  絶賛ですね。ものすごくクリア。ある程度絞り込んで光の筋を出しても、光源の周りは像がしっかり描写され、ゴーストは限りなく抑えられているから、制約を受けずにどんなシーンもトライできます。新開発のナノARコーティングIIの賜物の逆光耐性ですね。

萩原  私も太陽を入れて撮る時、ためらわなくなりました。以前なら、画角や向きを変えなくてはと思うような場面でも、絵づくりに集中できるのがうれしいですね。

永原  α7R IVの高画質性能と合わさると、星空などさらに撮影チャンスが増えますね。

福田  16ミリでは地上の風景と空まで十分に写しきれなかったけど、12ミリは地上の風景と絡められる理想の画角ですね。

永原  では、紅葉と天の川を撮らないと。

萩原  空のスケール感と魅力的な秋の風景との組み合わせに、ぜひチャレンジしてほしいです。

――ありがとうございました。

<本誌では紹介しきれなかった作品>

萩原れいこ氏の作品

α7R IV,FE 12-24mm F2.8 GM 12mm,F11,1/400秒,ISO200
α7R IV,FE 12-24mm F2.8 GM 12mm,F16,1/100秒,ISO100

福田健太郎氏の作品

α7R IV,FE 12-24mm F2.8 GM 12mm,F22,1/200秒,ISO200
α7R IV,FE 12-24mm F2.8 GM 12mm,F11,1/800秒,ISO200

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