■α:VLOGCAM ZV-E1:動画作品 by エムスタ氏【ソニー公式】 「桜の咲く川岸を赤い傘をさして歩く女性のシーンから映像がはじまる。
カメラは遠くから、緑の土手を歩く女性の姿をとらえる。
画面の手前には、満開の枝を揺らす桜が映り込んでいる。 テロップ:
提供:ソニーマーケティング株式会社 静かなピアノ曲が流れ、女性の声でナレーションが入る。 「もう頑張れない…そう思うことは何度もありました」 白色と薄いグレー色の混ざったオオカミ犬のアップのカットへ。
夕暮れらしい斜めの日差しを受けて、オオカミ犬の毛並みが光っている。
オオカミ犬が歩き去ってしまったあと、
原っぱのような場所には黄色の野の花が咲いている。 「不便な環境で、初めて命を育てるということに…」 赤い傘をさす女性の表情を斜め上から大きく映し出す。
明るい茶色のボブヘアの女性は、白いブラウスを着ている。
空を仰ぐように上を向く女性。 「当たり前に世間がやっていると思ったことは、
当たり前ではありませんでした」 小さな茶色のブーツのアップから、小さな男の子の姿を映し出す。
古い民家の軒先で、男の子は黄色の傘を開こうとしている。
何度か失敗しながらも楽しそうに外へ踏み出す。 「あなたは目の前のことに一生懸命で…」 畑のような場所で、小さな木のベンチに腰掛けて、犬におやつをあげる男の子。
大きな茶色の犬は赤い首輪をしていて、男の子に慣れている様子。
「えいっ」となにかを指さすような仕草をする男の子。 「私は物事をはやくこなすことに必死でした」 手前に草むら、奥に木々の見えるロケーションで、
女性が男の子を抱き抱えるカットが入る。 男の子がむずがるように体を反らす。 つづいて、浜辺で遊ぶ男の子のカットへ。
木の枝を投げたり走ったりする男の子の表情にピントが合い、
背景の曇天の海はぼけた描写で映し出されている。 「どんどん楽しそうに前を進んでいくあなたと、
だんだん心が疲れていってしまう私」 川岸の土手や海辺で遊ぶ母子の短いカットが続く。
浜辺にしゃがみ込んだ女性は少し元気がないように見える。 「えーんと涙をポロポロ流すあなたと…」 車の座席に座って、何かを訴えるような表情の男の子は少し泣いているよう。 桜の咲く土手で、女性が男の子に赤い傘をさしかける。 手をつなぐ母子の姿をとらえたカットへ。
暖かな日差しを浴びて、つながれた手を大きく映し出す。 「叱ることで解決にならないと悔いる私」 画面は、屋外のバーベキュー場のカットへ。
うれしそうにカメラに向かって笑う男の子。 「だけどすぐにケラケラ笑うあなたと…」 鮮やかな黄色に染まる菜の花畑のなかに立って、自分のお腹をさする女性。
周囲の菜の花が大きくぼけた描写のなか、
フォーカスの合った女性の横顔が際立つ。 「結局その笑顔にすべて助けられる私」 桜の木の背景に川岸の土手を、手をつないで歩く母子のカット。 「あなたのパパは少し距離が離れたところにいて、
毎日あなたに会えないことを、あなたはどう思っているだろう」 ザブンという音と共に海のシーンへ。
打ち寄せる波、海をじっと見つめる男の子を映し出す。 「まだ小さいから、あんまり分からないかもしれないかな」 ハンギングチェアで一緒に過ごす母子のシーンへ。
男の子を見つめる女性、女性に何か話かける男の子の表情を映す。
男の子を膝に乗せて、揺れるチェアに腰掛ける女性。 「だけど家族が集まったときには、いつもより特別たくさん、
思い出を残しておきたいと思います」 カメラが大きく引くと、二人のいる場所の様子が映し出される。
グランピング施設(ホテルのような豪華なテント)の中には、
ベッドやソファが置かれていて、正面の大きな窓の外には海が広がっている。
海が夕闇に包まれると、室内は暗くなり、暖色の照明が灯る。
カメラは窓に近づいていき、夕闇に染まる海の絶景を映し出す。 「あなたが存在することで得られる幸せは…」 夕闇に包まれたテラスで、バーベキューをする家族のシーン。
女性と男の子、お父さんらしき男性の3人が楽しそうにテーブルを囲んでいる。 「あなたが私たちのもとに来てくれたことで感じることができました」 テントのカーテンを開けて、朝日を受ける女性の顔のアップに続いて、
母子が手をつないで浜辺に立つカットへ。 赤色のチェックのマフラーを巻いた女性は、やさしく微笑んでいる。 「新しい世界を見せてくれてありがとう」 男の子もカメラのほうを向いて小さく笑顔を見せる。 白い画面に変わり、「VLOGCAM ZV-E1」の文字が表示される。