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商品情報・ストアデジタル一眼カメラ αもっとαを楽しむ cafe α「旬」なあの人と語り合う、写真のこと、αのこと。 俳優 別所哲也
VOL.5 cafeα Produced by AMIY MORI「旬」なあの人と語り合う、写真のこと、αのこと。
俳優 別所 哲也さん
いま、舞台や映画で大活躍の別所哲也さんがαを通して見る世界とは?
“α350”で撮り下ろし
別所哲也さんギャラリーはこちら
AMIYが撮った別所哲也&横浜 ギャラリーは、別のウィンドウが開きます。モニターの解像度は1024px × 769px以上でご覧ください。本コンテンツは最新のFLASH playerが必要です。
プロフィール
別所哲也・・・プロフィール

別所 哲也(べっしょ・てつや)
俳優。静岡県出身。慶応義塾大学法学部卒。90年、日米合作映画「クライシス2050」でハリウッドデビュー。その後、数多くの映画・ドラマ・舞台などで幅広く活躍。99年より日本発の短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル」主宰、今年で10周年を迎えた。

別所哲也公式ウェブサイト
http://www.t-voice.com/

デジタル一眼レフは初めてです。でも、僕のような初心者が撮っても凄くきれいに撮れてびっくりしましたよ。これからは人を撮っていきたいですね。その人を表現出来るような一枚が撮れたらいいな。

AMIY : どうも。お久しぶりです。今日も5時起きですか?

別所 : はい。毎日7〜9時までラジオの生放送なので。

AMIY : 今週、ちょっと早起きして2回くらい聞きましたよJ-WAVE。もう長いですよね。

別所 : もう3年目に入りました。それにしても・・・なんだか不思議な気分ですね(笑)。
アミさんから取材を受けるって言うのは(笑)。インタビューをされているこのシチュエーションが新鮮なんだけど(笑)。

AMIY : そうそう、すごくおかしな感じ(笑)。私もどこから話していいのか分からない(笑)。いま、別所さんがやっている事は、役者、「ショートショート フィルムフェスティバル」のプロデューサーとラジオのナビゲーター、シアターの運営・・・それとも経営ですか?

別所 : そうですね、今年の2月からショートフィルム専門のブティックシアターの経営もしています。

AMIY : 本当にご多忙ですよね。いまは数ヶ月に渡り「ミス・サイゴン」の舞台にも主演なさっているし、しかもあんな熱演舞台で・・・良く持ちますよね(笑)。

別所 : 本当は夜型なんですけど、いまは出来るだけ24時には寝るようにしています。

AMIY : それでも毎日4〜5時間の睡眠ですよね。そんな忙しいなか、αで撮影してきてもらったんですが、いままで一眼レフで撮ったことはあるんですか?

別所 : 一眼レフは持った事ありますよ、昔。高校生のときに誕生日にせがんで買ってもらったのが一番最初です。男は、みんな一時期はメカニカルなものに憧れるんですよね。

AMIY : そのときはフイルムですよね。デジタル一眼レフは初めて?

別所 : そう、初めて。昨日仕事で京都に行っていたので、こんな(1)のを撮影してきました。

AMIY : キレイじゃないですか。

別所 : これは「すみや」という京都の旅館です。ビックリしたんですが僕のような絵心というか写真心がない者が撮っても、それなりに撮れるんですよね(笑)。

AMIY : いやいや、ちゃんと撮れていますよ〜。上手です。やっぱり映像を日々見ているからですね。

別所 : いやー、でもちょっと(笑)。

AMIY : でも見ているものの視線がいいと思いますよ。

別所 : これ(2)は正伝寺というお寺の一角にあったんですけど、水とちょっとした花がキレイだなーと思って。一番好きだったのはドラム缶(6)の中に咲いているコスモスです(笑)。こういう接写もすごくキレイに撮れるんですよね。ビックリしました。
※(1)(2)(6)は別所さんのギャラリーを見てくださいね。

AMIY : そうですね。一眼レフの醍醐味ですよね。

別所 : 他の仕事で行った合間に撮ってきたので、あまり集中して撮れてないですけど(笑)。夜景もフラッシュなしで結構いけますね。シャッタースピードが遅くなるからブレるかなと思いましたが・・・。

AMIY : “α350”には、手ブレ補正機能があり、また、自動的にISO(感度)も調節してくれますからね。

別所 : スゴイね。

AMIY : でもαを使いこなす為にも、いろいろちょっとした使い方のポイントを憶えておくと便利ですよ。別所さんはデジタル一眼レフで何を一番撮りたいですか?

別所 : 僕はどちらかというと、本当はポートレイトが好きですね。でも人を撮るにはお願いしないといけないので(笑)。
ガス・ヴァン・サントというボクの好きな映画監督が撮った「108 Portraits」という写真集があって、彼の写真集は有名な俳優や普通の人達を、モノクロで正面から撮っているんですが、その人物がどういう職業でどういう人生で、何でこんな表情をしているんだろうか?と想像することが、僕はすごく好きです。
写真全体にその人の背景や情報が見えてしまうと、雑念が入るじゃないですか。だけど背景も真っ白とか何もないモノクロの写真だと、すごく自分の想像力が働くんです。何でこの人は顔がしわくちゃなんだろうか?とか、何で歯がないんだろうか?とか、どうしてこの人はアンドロイドのようにきれいなんだろうか?とか。

AMIY : 写真もそうだけど、別所さん自身が「人」が好きなんですよね。

別所 : そうですね。そうじゃないと役者の仕事も難しいよね(笑)。人がどういうものを抱えて時間が重なっているのかということにも、俳優としても興味はありますし、被写体としても興味はあります。

AMIY : たぶん別所さんの好きな写真はマニュアル撮影に近い仕上がりの方向だと思うんですよね。普通にキレイに写っていればいいというんじゃなくて・・・個性的な感じ。人を撮るにしても、表情を狙うだけなら沢山撮ればいいものは撮れると思うけど、その人をちゃんと表現したいと思うと、一枚に込めたい思いは、上手くなればなるほどオートじゃどこか物足りなくなってしまうかも・・・。
「写真は、これじゃアート作品というものではない」と思い始めてからが奥が深くなりますから。でも、オートでも光の量をプラス・マイナスすることで、かなり狙った写真に近づけるはずです。あとカメラのことで、使い方とか分からないことは何かありますか?

別所 : まだ触り始めたばかりなので、いまのところは・・・。
基本オートの設定で撮影しているだけですからね(笑)。

AMIY : 勿論、かなりこだわった方以外はオートで十分。とにかく今は沢山とってαに慣れてください。αは一眼レフを使ったことない方でも大丈夫なんですよ。基本簡単便利なので。

別所 : そうそう。すごく扱いやすくて、あまり分からないから困るということは取りあえずなかったですね。

AMIY : とにかく慣れるまでは、楽しんでください。液晶画面を見て撮影されました?

別所 : ここまで動くんですよね。知りませんでした。

AMIY : なので、こうやってこの辺りの物も下においたままでも撮れちゃうんですよ。

別所 : あーなるほど。

AMIY : 例えば石ころを撮ろうと思うと、いままでだと自分が寝そべらないといけなかったんです。液晶画面をこんな形で上下にチルト可動できるというのが“α350”“α300”の特長なんです。

別所 : へ〜。

AMIY : 液晶画面が上下にチルト可動することで、角度を変えれば高いところのものも撮れます。

別所 : そうですね。液晶画面が上下に角度を変えられるとは知りませんでした。

AMIY : 子どもや動物等をローアングルで撮りたい時などは、すごく便利だと思います。

AMIY : ISO(感度)は、普通はオートになっていますけど、夜景など暗いところを撮影する場合は感度を3200まで上げることができます。感度の数字が大きければ大きいほど暗いところが撮れると憶えていくといいですよ。

別所 : フラッシュなしでですよね?

AMIY : そうです。1600、3200(数値の多いほうに)位にしておけば、暗いところは大丈夫。

別所 : でもシャッタースピードが遅くなるんですよね?

AMIY : いいえ。感度が上がるのでそんな事はないですよ。逆に感度が低いとシャッタースピードは遅くなります。

別所 : へ〜。でもボクが撮影した旅館の写真は、ほぼ真っ暗で石灯籠の灯りとちょっと漏れた明かりくらいしかなかったんですが、結構オートで撮れたのですごいなと思って。

AMIY : オートでも勝手に調整してやってくれますが、例えば映画館のような真っ暗な場所であれば、ISO(感度)の設定を変えておけば何も心配もいらないし、とにかく自然な感じでカッコ良く撮れます。

別所 : そうなんだ〜。確かにフラッシュを使った撮影だと、光った感じでペタっとした感じの写真になってしまいますよね。

AMIY : 私もそういうのは嫌いなの(笑)。だからフラッシュは基本的には使わない。このモードダイヤルを変えればフラッシュは光らなくなります。また、このダイヤルは撮影するシチュエーションを表す絵が描いてあるので分かりやすくなっていますよ。あと通常のファインダーとライブビュー撮影の切り替えができます。
私は被写体がはっきりしている場合、ほとんどファインダーを覗くことが多いですね。ローアングルやハイポジションじゃない限り、ファインダー覗くのに慣れちゃってるから・・・落ち着くんです(笑)。

別所 : なるほど。さすがプロの発言ですね(笑)。レンズってどうなんですか?

AMIY : ズームの基本レンズがついています。

別所 : これは広角のレンズですか?

AMIY : これはかなり広角までカバーしていますよ。

別所 : そうだよね。撮影したときにかなり広めに撮れていたので、スゴイなーと思って。やっぱり一眼レフはレンズが命ですよね。

AMIY : レンズは凝りだしたら単体で結構いいレンズがありますよ(笑)。ソニーだとカールツァイスもありますしね。それはファインダーを覗いた感じも全然違います。でも、いまついているズームレンズはオールマイティに撮れるレンズなんです。普段はこれで十分ですね。

別所 : たしかに。

Next あるイギリスの演出家の言葉が印象に残っているんです。
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カフェαとは、写真家・映画監督など幅広い活躍をしているAMIY MORIさんが、旬な人たちをお招きして「αなおもてなし」をするカフェ。毎月ここを訪れた素敵なゲスト達が、それぞれの感性でα体験します。彼らが撮影した写真ギャラリーと、アートリーダーAMIYさんの写真ギャラリーが毎回OPENしますのでお楽しみに。