α7 IV:レビュー動画 by ワタナベカズマサ【ソニー公式】

00:00〜01:08
ワタナベカズマサさんが話し始める。

(ワタナベさん)
はい、どうもこんにちは、ワタナベです。

(テロップ)
提供:ソニーマーケティング株式会社
ワタナベカズマサ
Kazumasa Watanabe

(ワタナベさん)
今日はですね、カメラのお話をしていきたいと思います。ということで、カメラのレビューとかもですね、いろいろやってるんですけども、基本的にこのワタナベカズマサのチャンネルで使っているカメラといったら、ソニーのカメラですね。

(テロップ)
メインのカメラはすべてソニー製を使っています。

(ワタナベさん)
メインのカメラ、FX3だったりとかα7S IIIとか、いろんなカメラを使ってるんですけども、今回お話していくのがこちらです。

α7 IVを手に取るワタナベさん。

(ワタナベさん)
ソニーのですね、こちらがα7 IVっていうカメラになります。

(テロップ)
今日の動画は
α7 IVを長期で使ってみてのレビュー

(ワタナベさん)
正直ですね、今メインで使っているのがこのα7S IIIとかFX3とか、α1も使ってるんですけども、この3台が基本的にですね、メインで一番使ってるカメラなんですけども、個人的にこのα7 IV、結構持ち出す頻度が高いです。

(テロップ)
実は一番持ち歩いてるのはα7 IV

(ワタナベさん)
これですね、購入してからもう半年以上ずっと使っているという形になりますので、今日はですね、こちらのα7 IVの長期レビューということで、やっていきたいと思います。実際に、ずっと使ってきてどういう風に使い分けているのかとか、使ってみて実際に気に入ってる機能とか、そういったところも含めてお話ししてみたいと思います。では、いってみましょう。

01:09〜01:11
(アイキャッチ)

01:12〜16:57
(テロップ)
α7 IV
長期レビュー

(ワタナベさん)
ということで、すでに3台以上ですね、メインでガンガン使えるソニーのカメラを持っているのに、なんでこのα7 IVをまず買ったのかっていうところとか、半年以上使い続けてみて、長期で使ってみたからこそ感じたポイントとかをお話ししていきます。

(テロップ)
長期で使ってみての感想

(ワタナベさん)
まず、なんでこれを買ったのかっていうところですけども、個人的にこのα7 IVっていうのはすごくバランスのいいカメラだと思っていて、写真も動画もですね、万能にこなせるカメラだと思ってます。

(テロップ)
多数あるソニーのカメラの中でもバランス重視の一台

(ワタナベさん)
これを購入したのはですね、サブの用途です。要はですね、ラフにどこにでも持って出かけられるような、気楽に使えるカメラとして購入しました。

(テロップ)
どこにでも持っていって撮影する気楽に使えるカメラとして買った

(ワタナベさん)
要はFX3とかα7S IIIとか、そのあたりのカメラをメインのYouTube撮影用に使ってるんですけども、このα7 IVは気軽にちょっと旅行に行ったりとか、Vlogを撮ったりとか、日常的にすっと持っていって鞄に入れて使うっていう、そういうカメラとして購入してます。なのでガンガン、普段のこのYouTubeの撮影とか、仕事の撮影とかで使い込むっていうよりは、楽しみながら使うために買ったっていう形になります。

(テロップ)
楽しみながら使うための1台

(ワタナベさん)
で、実際にこれを購入してから、旅行に行ったりとかVlogを撮ったりとか、いろんな用途で使ってます。旅行とか行く時にですね、意外とこのα7S IIIとかFX3を持って行かずに、このα7 IVを持っていくっていうことが結構多いんですよ。その理由とかもお話しします。

(テロップ)
出かける時に持っていく頻度が高い

(ワタナベさん)
ちなみに、今この動画を撮影している今日もですね、今、夜に撮影してるんですけども、今日の日中なんかもちょっとドライブに行ってまして、このα7 IVを持って、この写真とか動画を撮ってきました。

林の中を歩くワタナベさんの自撮りや、走る路面列車を中から撮った様子など、α7 IVで撮った作例動画が流される。

(ワタナベさん)
こういった感じで、結構いい感じの作例とかを撮れたんですけども、こういった感じで日常的に使っております。改めてのおさらいになるんですけども、このα7 IVのスペックってどうなのかっていうところをですね、ちょっと表を見ながらチェックしていきましょう。こちら、比較表になります。

α7、α7 II、α7 III、α7 IVのスペック比較表が画面に表示されている。

(ワタナベさん)
α7 IVのスペックです。こちらがですね、画像処理エンジンがα7 IIIから進化した、BIONZ XRのエンジンが搭載されました。イメージセンサーが、新開発の裏面照射型のCMOSセンサーですね。

(テロップ)
※裏面(りめん)照射型が正しい読み方になります。

(ワタナベさん)
カメラの有効画素数、こちらが3,300万画素あります。ここが結構、個人的には大きいポイントだと思っています。まずFX3とかα7S III、カメラの画素数がですね、1,200万画素になります。なので、動画を撮る分には4K動画、問題なく撮れます。ただ、静止画の撮影で1,200万画素になると、α7S IIIとかFX3で写真を撮ろうとすると、ちょっとこの画素数だと物足りないかなと個人的には感じます。

ただ、この3,300万画素という画素数があれば、静止画の撮影で使ってもですね、やっぱり拡大していっても遠くまでしっかり、解像感高い写真を撮ることができるので、この画素数の高さっていうところが、まずα7 IVの気に入ってるポイントです。

海沿いの公園を遠くから写した静止画。
海の上に小さく映るボートを拡大しても、きれいに見えている。

(ワタナベさん)
もちろん、オートフォーカスもリアルタイム瞳AFに対応していますし、位相差の759点のオートフォーカスにも対応しておりますので、非常にAF性能は安定していて、これに任せておけばまず安心だよねっていう形で使えます。野鳥の撮影とかスポーツの撮影とかにも、もちろん使うことができます。動画の性能なんですけれども、α7 IVは4K60pまで撮ることができます。

(テロップ)
4K60p記録は、APS-C/Super 35mm記録モードのみになります

(ワタナベさん)
もちろん10bitで撮れるんですけども、この時点で前の機種のα7 IIIよりも向上しています。ただ4K60pを撮るときは、クロップされてしまいます。広角カメラを使って自撮りをする時に、4K60pにすると画角が狭くなってしまうので、ちょっとそこは使いどころが難しいところかなと思っております。ただ60pに対応してるっていうこと自体がまず、嬉しいところですよね。

あと個人的に気に入ってるのが、α7S IIIから始まった新メニューですね。こちらの新しいメニューが搭載されています。

新メニューを表示した、α7 IVのモニターのアップ。
(テロップ)
ここがポイント
新メニュー搭載でより使いやすくなった

(ワタナベさん)
これがすごく使いやすくて、タッチでメニュー操作ができますし、使いやすくなっています。S-Log2、S-Log3はもちろん、HLG、そしてS-Cinetoneに対応しているっていうところですね。

(テロップ)
個人的にも重宝しているS-Cinetoneにも対応している

(ワタナベさん)
個人的には、今この撮影してる環境も、すべてこのS-Cinetoneで撮っています。基本的にはほぼ撮って出しで、ちょっとだけカラーの編集を編集ソフトで加えたり加えなかったりっていう形で使ってますので、設定をある程度煮詰めて、ほぼ撮って出しで撮っています。これはα7 IVでも一緒ですね。

アヒルボートが泊まっている乗降場や、手すりにもたれて海を見る女性の後ろ姿を映した作例が流される。

(ワタナベさん)
なので、基本的に色味とかはα7S IIIとかFX3と同じように設定を作って、撮ることができます。で、手ブレ補正が5.5段となってまして、もちろん動画撮影時のアクティブモードにも対応しています。非常に手ブレ補正が滑らかです。

ツタなどに覆われた緑のアーチをくぐり、花畑や公園の中を歩く女性の後姿を追う作例。
(テロップ)
*アクティブモードでは撮影画角が少し狭くなります。撮像フレームレートが120fps以上になる記録方式ではアクティブモードは無効になります

(ワタナベさん)
一応こんな感じで、完全手持ちでこのままですね、カメラを持って歩いて撮ってるんですけども、それでこんな感じの動画を撮ることができます。今回使っているレンズはこちらです。ソニーのFE PZ 16-35mmのGですね、パワーズームのレンズ。こちらを使って、歩き撮りをしているところなんですけども、非常に滑らかに撮れていると思います。

公園の中を歩く女性の様子。
続いて、支笏湖(しこつこ)の立て看板の横で手を振る女性の様子。

(ワタナベさん)
ジンバルなしでも、ここまで滑らかに動画を撮れるので、α7 IVの手ブレ補正っていうのは非常に優秀です。やっぱりこの四隅の歪みとか、そういったところも出にくいですし、安定して歩き撮り動画を撮ることもできるので、そこも重宝しているところになります。あとはやっぱりこのバリアングル液晶ですね。

α7 IVのバリアングル液晶を開き、こちら側に回転させてみせるワタナベさん。

(ワタナベさん)
こちらはやっぱり使いやすくて、これがあると本当に手持ちでこう自撮りして撮影した時に、どういう風に映ってるのかっていうのがすぐに確認できますし、固定して撮る時も、情報を見ながら撮影できますので、このバリアングル液晶が付いてるっていうのもやっぱり嬉しいですよね。

女性と一緒に林の中を歩きながら、自撮りするワタナベさんの様子。

(ワタナベさん)
でもやっぱりこのα7 IVっていうのは、非常にバランスの良い機種になってますので、それこそ上位でα1だったりとかα7S IIIから、しっかりと継承された画像処理エンジンが使われていると、そんな感じでスペック的にもですね、非常にバランスよく作られているっていうところがまずひとつ。

公園の噴水を撮った作例動画が流される。

(ワタナベさん)
で、α7 IVはですね、外観も見ている通りなんですけれども、こちらの上の方には電子ビューファインダーが付いておりますよというところと、個人的に一番気に入ってるかもしれないポイントはですね、こちらの静止画と動画の切り替えダイヤルですね。

電子ビューファインダーと切り替えダイヤルを見せるワタナベさん。

(テロップ)
ここがポイント
静止画・動画・S&Qの切り替えダイヤルが非常に便利

(ワタナベさん)
こちらをこんな感じで切り替えながらですね、静止画モードと動画のモード、切り替えることができます。

ワタナベさんが切り替えダイヤルを回し、それに合わせて液晶画面のモードが変わる様子。

(ワタナベさん)
それぞれの設定をそれぞれ保存しておくことができるので、「静止画の時はこの設定にしてますよ」と、あらかじめ設定していたものを瞬時にですね、今これ動画モード時から、これで切り替えることができます。もちろん動画に戻したい時は、はいこれで動画モードに切り替えます、という形で使います。

切り替えダイヤルでモードを切り替えたり戻したりするワタナベさん。

(テロップ)
「静止画/動画独立設定」にて、設定値を別々にするか項目ごとに選べます

(ワタナベさん)
非常にこれは使いやすいですよ。もちろんS&Q、スローモーションを撮りたい時は、一番こっちでずらしてあげると、これでスローモーションに切り替えできます。

切り替えダイヤルでS&Qモードに切り替えるワタナベさん。

(ワタナベさん)
この上側のダイヤルの下にですね、静止画と動画とS&Qの切り替えのダイヤルがついてるっていう、ここがすごく気に入ってるポイントです。で、α7 IVは静止画もたくさん撮ってます。なんでかっていうと、やっぱり画素数が高いからですね。色味もすごくいいですし、オートフォーカスも優秀だし、ファインダーもきれいなので、ファインダーをこう覗いて写真を撮っても、非常に撮影がしやすいです。

路面列車の中から外の芝生や花を撮った静止画の作例。
続いて、ファインダーをのぞいてみせるワタナベさん。

(ワタナベさん)
あとバリアングルのこの液晶っていうのは、やっぱり動画で使うことが多いのかなと思うんですけど、もちろん写真を撮る時も、このバリアングル液晶を使った撮影とかも意外と使いやすかったりするので、これらも使いながらですね、こういった形の作例を撮ってきました。

バリアングル液晶を開き、さまざまな角度に変えてみせるワタナベさん。
続いて、緑の中に立つアーチと、そこに下がるベルを撮った静止画の作例。

(ワタナベさん)
やっぱり画像の方、こう拡大していってもかなりですね、この高解像度っていうところがあるので、もともと例えばこういった広角レンズで撮っておいて、必要な部分をちょっとクロップして写真にしてあげても、まだ解像度に余裕があったりするぐらいなので、やっぱりこの3,300万画素っていうのは、非常にバランスのいい画素数かなと思います。

緑に囲まれた遊歩道と、赤紫の花を撮った静止画の作例。
続いて、公園内の橋を渡る女性の後ろ姿を撮った静止画の作例。

(ワタナベさん)
で、暗所の性能なんですけれども、こちらですね、ISO感度6400から12800ですね。

(テロップ)
ここがポイント
ISO6400〜12800で、薄暗い中で撮影してもノイズが少なく、解像している

(ワタナベさん)
このぐらいでこの薄暗い中で撮影をしたりしても、ノイズが少なくて解像感ある写真が撮れます。

薄暗い星空と、それを見上げる影を映した静止画の作例。

(ワタナベさん)
一応こんな感じの夜景というか、星景写真ですね、撮ってきたりもしたんですけど、もうめちゃめちゃきれいな星空の撮影とかも、もちろん可能になっていますので、日中の撮影、もちろん夜の撮影とかそういった時でも、十分使えます。

線のように光る流れ星を撮った静止画の作例。

(ワタナベさん)
では、高画素でこの写真を撮れると何がいいことがあるかっていうと、つけているレンズの焦点距離的にですね、あんまり遠くまで撮れないっていう場合もあると思うんですけども、意外とこの3,300万画素があれば、とりあえず撮っておけば、後から拡大すれば意外と撮りたかったものもちゃんと映ってるっていうこともあります。

湖を撮った作例。拡大すると、そのほとりに口を開けたワニが映っている。

(ワタナベさん)
個人的にはスポーツ撮影でプロレスに行った時に、カメラを持ってって撮影するとかも結構あるんですけども、そういった時にもこのα7 IVを持っていけば、結構十分ね、好きなレストランの写真とか撮ったりもできますので、そういったちょっと趣味で使ったりとかすることもできます。動きものもね、すごくしっかりと食いついて撮ることができます。

(テロップ)
ここがポイント
画素数が高いので被写体がやや遠くでも後から拡大して編集もできる

(ワタナベさん)
動画についてなんですけども、α7 IVをもうすでに持っている方は、動画で使ってる方も非常に多いと思います。スタンダード機として必要十分な機能が、しっかりと入っています。

(テロップ)
動画についても必要な機能が盛り盛り入ってる

(ワタナベさん)
4Kに関しては、7Kオーバーサンプリングの4Kが使えますので、一般的な4Kよりもくっきりと解像感の高い動画が撮れます。

公園内を歩く女性や湖、人の乗っているボートの様子などを映した動画の作例。

(ワタナベさん)
それもあってか、結構Vlogを撮る時にですね、なんとなくこのα7 IVを使いたくなるなっていうところがあるんですけど、そこもやっぱりこの7Kオーバーサンプリングの4Kがすごいきれいだからっていうところも、あるのかもしれません。でも結構、外に持って行く時は、α7 IVで動画を撮ってます。あと、必要があれば4K60pも撮れますし、4:2:2 10bitも撮れますというところと、アクティブモードですね、非常に滑らかな手ブレ補正に対応しています。

(ワタナベさん)
それとブリージング補整ですね。これがα7 IVから入ってきた機能なので、まだα7S IIIとかFX3とかα1に入ってないんですよね。もともとレンズが優秀なので、レンズが良ければブリージングも出にくいですけども、そこをさらにα7 IVで補正してあげることができます。ブリージング補正の機能が優秀っていうところですね。

(テロップ)
ここがポイント
α7 IVのブリージング補正*が優秀なので映像がさらに安定する
*本機能は対応レンズでのみ使用できます。本機能を[入]にすると画角と画質がわずかに変化します。動画120p、S&Qモードの120pでの撮影時、静止画モードでの撮影時は本機能は使用できません

(ワタナベさん)
で、α7S IIIとかFX3とかα1など上位の機種にあって、α7 IVにないものっていうと、4K120pなんですよ。4Kのスローモーションですね、こちらがα7 IVにはないです。

(テロップ)
ここがポイント
上位機種にあってα7 IVにないのは「4K120P」のスローモーション

(ワタナベさん)
ただ、この4K120pってどれだけ使うかっていうところですよね。個人的にはですね、日常的に4K120pをガンガン使うっていうことはめったにないですよね。よほど「4Kでスローモーションを撮りたいな」とか、「ちょっとシネマティックな映像を撮りたいな」っていうときは、4K120pを使うこともあるんですけども、割合としてはかなり少ないです。

なので、日常的にこの4Kのですね、5倍のスローモーション、これが必要かどうかっていうところですね。それがなくてもいいよっていう場合は、それこそα7 IVでスペック的には十分なんじゃないかなという風に思います。

(テロップ)
日常的に4K120pを使うかどうか
※フルHDであれば120pで撮影できます

(ワタナベさん)
ちなみにですね、このα7 IVの熱耐性についてなんですけども、こちら一応設定の中で、「自動電源OFF温度」ですね。こちらを「高」にしておくというところがまず前提ですね。これを「高」にしておけば、ある程度の長時間の撮影が可能です。

設定の「自動電源OFF温度」の画面を表示したバリアングル液晶を、こちらに見せるワタナベさん。

(テロップ)
※自動電源オフ温度[高]に設定した場合は、カメラを手にもって撮影せず三脚を使用して撮影してください。長時間カメラを手に持って使用すると、低温やけどの原因となることがあります。

(ワタナベさん)
ただ、炎天下とかそういった時に長回しをしようとすると、やっぱり熱によって録画が停止するっていうことがあるので、使う場所にもよるのかなと思います。使い方としては、ここですね。

液晶モニターの収納面を指さすワタナベさん。

(ワタナベさん)
ここに熱がたまりやすいので、長時間動画を撮りたいというときは、このモニターを開いておく。これによって、少しこの辺の熱がたまりににくくなるので、1時間ぐらいだったら長回しの動画も撮れるんじゃないかなと思います。実際そのぐらい長時間撮ったりしています。

(テロップ)
基本的に動画を長く撮る時はモニターを開いておいたほうがいい

(ワタナベさん)
長期間使っていて、日常的に使っていて非常に便利だなと思っている機能については、やっぱりクリエイティブルックですね。

(テロップ)
ここがポイント
クリエイティブルックが非常に使いやすく色味もいい

(ワタナベさん)
本当に撮って出しで、すごくいい色味で動画を撮ることができますので、やっぱりクリエイティブルックが入ってるっていうのは、非常に気に入ってるところです。で、地味にですね、非常に便利だなと思っているのがAPS-Cモードですね。Super 35mmっていうモードになります。

(テロップ)
ここがポイント
APS-Cモード/Super 35mmモードで焦点距離が稼げる

(ワタナベさん)
例えば単焦点レンズとかを使っているときに、このSuper 35mm、APS-Cモードを使えば、2つの焦点距離で撮影することができます。具体的には1.5倍の焦点距離になりますので、単焦点でも普通の焦点距離と、ちょっとズームした焦点距離で撮影することができるということですね。こういったズームレンズを使うときでも、APS-Cモードを使うことができます。

ズームレンズを見せるワタナベさん。

(ワタナベさん)
この部分はですね、α7S IIIとFX3は使えないんですよ。画素数が低いから。α1は使えます、という形になるので、やっぱり画素数が高いメリットがまずAPS-Cモード、Super 35mmが使えるっていうところです。

(テロップ)
※α7S IIIとFX3については、4K撮影時にはAPS-C/Super 35mmモードは使えませんが、静止画撮影時やフルHDの動画撮影時は使用できます

(ワタナベさん)
それからですね、電源オフにします。ちょっと中をお見せしますが。

α7 IV電源をオフにし、レンズを外して中を見せるワタナベさん。

(ワタナベさん)
今、シャッター幕が閉じたと思います。これ、電源オフ時にシャッターが自動的に閉じるっていう機能が付いています。

(テロップ)
ここがポイント
電源OFFでシャッター幕が自動で閉じる機能がついている
※[電源OFF時のシャッター]を[入]にしているときは、レンズキャップを取り付けて保管してください
太陽光などの強い光源がカメラ内部で焦点を結び、発煙や火災の原因となることがあります
レンズキャップを取り付けないと、画角から光源をわずかに外しても発煙や火災の原因となることがあります
※閉じているシャッターを指などで触ったり、ブロアーによる清掃を行ったりしないでください。シャッターが破損する原因となることがあります
※水滴がシャッターに付着する可能性がある場合は、[電源OFF時のシャッター]を[切]に設定してください。[入]にしていると、水滴の付着により故障の原因となることがあります

(ワタナベさん)
センサーの中にゴミとかが入る心配が少し減るっていうところで、これもすごく気に入っています。後はですね、この本体のカスタマイズ性ですね。特にこの静止画と動画の独立設定で、それぞれ好みの設定を保存して使うことができるっていうところですね。その切り替えも、ダイヤルで素早く切り替えができるっていうところです。

切り替えダイヤルを見せるワタナベさん。
(テロップ)
静止画・動画の独立設定が便利

(ワタナベさん)
あとですね、「Imaging Edge」っていうスマホアプリがあるんですけど、そちらとの連携機能が非常に強いです。実は知らない方も多いんじゃないかなと思うんですけども、これ、電源オフの状態ですね。カメラの電源が切れてます。この状態で実はですね、登録してあるスマホから選択していくと、Imaging Edgeでこのα7 IVと接続して、写真とか動画データ、RAWデータも含めて、転送することができます。

(テロップ)
ここがポイント
カメラ電源OFFの状態でもスマホにデータを転送できる
※あらかじめ[スマートフォン転送機能]→[電源OFF中の接続]を[入]に設定しておく必要があります

(ワタナベさん)
写真とか動画を撮ってて、ちょっと撮っていない間にバックパックとかに入れてますと。で、スマホを片手にこの電源を閉じてる間に、データ転送できるってことです。すごく便利なので、ぜひこのα7 IV、すでに使っててその機能を使ってなかったっていう方は、チェックしてみてください。電源オフの状態でも、データ転送できます。

あと個人的にめっちゃ使ってるのが、USBストリーミングですね。こちらは、このα7 IVとパソコンをUSB-Cで接続します。そうすると、このα7 IVをWebカメラとして使うことができるという機能です。

(テロップ)
ここがポイント
USBストリーミングでPCに繋げばWEBカメラになる

(ワタナベさん)
これも非常に重宝していて、α7 IVでWeb会議とかをすると、美肌モードとかクリエイティブルックとか、機能を組み合わせたうえでのWebカメラになりますので、非常に高画質なテレビ会議とか配信とか、そういったものがケーブル1本でできます。あとはこちらですね、HDMIのタイプAも付いてますので、外部モニターに使う時も使いやすいです。この辺も気に入っています。あとα7 IVといったらですね、やっぱりソニーのカメラなので、純正のレンズとかアクセサリーが非常に豊富なんですよ。

(テロップ)
ここがポイント
ケーブルレスで接続できる純正マイクなどのアクセサリーも豊富

(ワタナベさん)
Eマウントのレンズは、なんとすでに70本あります。

(テロップ)
※2022年8月時点。APS-Cレンズを含む

(ワタナベさん)
今普段から使っているような、こういったレンズが70本ありますよっていうところで、レンズのラインナップが豊富ですし、α7 IVはAPS-Cのレンズも使えます。

(テロップ)
やっぱりコンパクトなAPS-Cレンズが使えるのも大きい

(ワタナベさん) なので先日公開した動画でもアップしてるんですけども、こういったAPS-Cのレンズですね、11mmのレンズ。これも使えるんですよ。要は画素数が高いので、このAPS-C用の小型のレンズを使って撮影することもできるということで、ここも非常に使いやすいところです。

(テロップ)
ここがポイント
SonyのAPS-C用レンズも装着して使うことができる

(ワタナベさん)
例えばこんな感じで、APS-Cのレンズを付けてあげると、めちゃめちゃコンパクト。結構これ軽いんですよ。この装備で高画質で撮影ができますので、こういった組み合わせっていうところも、非常にありなんじゃないかなと思ってます。

リュックの肩ひもの前面にα7 IVを装備しているワタナベさん。

16:58〜17:00
(アイキャッチ)

17:01〜19:11
(ワタナベさん)
ということで、今日はα7 IVの長期レビューということで、やってみました。やっぱりなんだかんだこのα7 IVを持ち出す機会が多いのは、静止画も動画も両方バランスよく撮れるっていうところですね。ここがポイントだと思っています。

(テロップ)
静止画と動画の両方がバランスよく強い

(ワタナベさん)
なので、旅行に行く時にこれ一個持っておけば、「ちょっと写真撮りたいな」っていう時も十分、高解像度の写真を撮ることができますし、動画を撮りたいなっていう時も、非常に高画質で使いやすい動画性能があるので、静止画撮影も動画撮影もですね、両方でしっかりと存分に楽しみたいという方に、ぴったりなカメラかなと思っております。

基本的に、動画に関する機能の向上が目立ってますけども、「静止画しか撮影しないよ」っていう人にとっても、やっぱりオートフォーカスが優秀になっていたりとか、クリエイティブルックとかですね、その辺も使いやすくなってますし、

(テロップ)
静止画の方もパワーアップしてる

(ワタナベさん)
やっぱり3,300万画素という画素数の進化ですね。こちらは特に静止画にすごく現れてくるところなので、静止画ユーザーにとってもやっぱり非常に良い選択肢になっています。自分もですね、最初YouTubeやる前なんかは、α7 IIを買って静止画しか撮ってなかったんですけども、やっぱりその後、「静止画しか撮らないけどな」と思ってたけど、やっぱり動画を始めてですね、そんな感じで今「写真しか撮らないよ」っていう方も、今後動画を撮りたくなるかもしれない。そう考えると、静止画も動画もしっかりバランスよく撮れるっていうところは、やっぱりα7 IVの魅力なのかなと思います。あと、これからこのフルサイズのカメラのデビューをしたい人にも、ぴったりかなと思っています。

さらにですね、「やっぱり動画に特化したいんだ」と、「420p撮りたいんだ」っていう方は、このさらに上位のカメラですね、α7S III、FX3、α1。そのあたりは、何を求めるかで選んでいくといいのかなと思います。一般的には、「4K120pの5倍スローモーションまでは使わないかな」という方は、α7 IVはやっぱりバランスがいいんじゃないかなと思ってます。

(テロップ)
バランス機なので万人におすすめできる

(ワタナベさん)
個人的には一応サブで買ってるんですけど、サブであるからこそ機動力高く、一番持ち出す頻度が実は高いということで、結構ガンガン使ってるα7 IVの長期レビューということで、やってみました。「これから買いたいな」っていう方は、ぜひ参考にしてみてください。ということで、今日は以上になります。

(ワタナベさん)
では、また次の動画でお会いしましょう。さようなら!