商品情報・ストアデジタル一眼カメラ αα9 III特長 : 新次元のスピード性能を生かす最先端のAFシステム
α9 III
デジタル一眼カメラ

α9 III

α9 III

高度な被写体認識を可能にするAIプロセッシングユニット

AIプロセッシングユニットは、ディープラーニングを含むAI処理で、人物の骨格や姿勢などの詳細に基づいた人物認識に加え、動物や昆虫、乗り物など、人物以外の被写体認識にも対応(*)。これにより、「リアルタイム認識AF」と「リアルタイムトラッキング」の性能が向上し、より高精度な被写体認識による追随AF撮影が可能になりました。

* カメラの設定で選択できる認識対象は、人物、動物/鳥、動物、鳥、昆虫、車/列車、飛行機です。設定通りにすべての被写体を認識できるわけではありません。また、設定と異なる被写体を認識する場合があります

リアルタイム認識AF(*)

[姿勢推定技術を用いて人物を認識]

AIプロセッシングユニット搭載により、被写体の骨格情報を使ってその動きを高精度に認識し、人物の瞳を捉えます。カメラが姿勢推定技術を用いて処理を行うことで、瞳だけではなく人間の胴体、頭部の位置をより高精度に認識するため、たとえば後ろ向きの人物を捉えたり、顔が見えないシーンなどでも人物の頭部を認識し続けます。また、静止画撮影においてフォーカスモードがコンティニュアスAFの際、シャッターを半押ししたときに、人物が設定したフォーカスエリア位置付近にいる場合、遠くの人物などの画面内の人物のサイズがさらに小さくとも、従来機に比べ認識精度が向上しました。陸上競技やスキーなどで遠くから選手が近づいてくるとき、より早い時点で人物を認識し、狙った被写体を捉えることができます。さらに、姿勢の異なる複数の被写体を区別できるため、多くの人が行き交う街角でのシーンで、狙った被写体を認識し追尾し続けることが可能。加えて、あらかじめ登録しておいた顔を優先して認識できる個人顔の識別性能も向上しました。

* カメラの設定で選択できる認識対象は、人物、動物/鳥、動物、鳥、昆虫、車/列車、飛行機です。設定通りにすべての被写体を認識できるわけではありません。また、設定と異なる被写体を認識する場合があります

[より幅広い被写体をカメラが認識]

幅広い被写体を認識し、[人物]、[動物]、[鳥]、[昆虫]、[車/列車]、[飛行機](*)に対応。[車/列車]において、新たにヘルメットも認識できるようになり、たとえば、フォーミュラカーにおいてドライバーのヘルメットを認識することが可能です。[動物]では、犬や猫のような動物の瞳、頭、体を認識しやすくなっています。また、一部の草食動物・小動物の瞳を認識しやすくなりました。[鳥]においては、幅広い種類の鳥の瞳や頭、体の認識にも対応しています。さらに、動物と鳥を設定を切り換えずに1つの設定で認識できる[動物/鳥]設定も搭載。[車/列車]、[飛行機]、[昆虫]では被写体全体または先頭部や頭部を認識し追尾します。

写真上段左から[人物]、[列車]、[鳥]、[車]、下段左から[飛行機]、[動物]、[昆虫]、[人物]
写真上段左から[人物]、[列車]、[鳥]、[車]、下段左から[飛行機]、[動物]、[昆虫]、[人物]

* カメラの設定で選択できる認識対象は、人物、動物/鳥、動物、鳥、昆虫、車/列車、飛行機です。設定通りにすべての被写体を認識できるわけではありません。また、設定と異なる被写体を認識する場合があります
※ 画像はイメージです

粘り強く被写体を捉える「リアルタイムトラッキング」(*1)

AIを活用した「リアルタイムトラッキング」を搭載。狙いたい被写体を指定してシャッターボタンを半押しするだけで、カメラまかせで自動追尾ができるため、撮影者は構図に集中できます。本機では被写体認識性能が大幅に向上し、トラッキング開始時により正確に被写体を捉えることができるため、活用の機会が一層広がります(*2)。ヘルメットやサングラスなどで顔の一部が見えない人物、背中を向けているような動物もリアルタイムに検出、追尾し続けます(*3)。また、被写体の状況によっては認識ができない場合や、被写体認識AFを[入]にしない場合でも、ソニー独自の物体認識アルゴリズムにより、色や模様、被写体距離といった空間情報を高速処理。高精度な物体認識でカメラが自動で追尾を行います。リアルタイムトラッキングの設定は、「タッチトラッキング」にしておけば、狙いたい被写体をモニター上でタッチするだけで追尾できます。

*1 メニュー上の名称は「トラッキング」です
*2 AF時の被写体認識が[入]。被写体認識枠表示を[入]にすると、顔や瞳などの認識状況を確認しやすくなります
*3 カメラの動作はフォーカスエリアの設定またはタッチ操作によって変わります。状況によって被写体にピントを合わせられない場合があります

広範囲・高速高精度・高追随AF

α9 IIのAFカバー範囲約93%より広いイメージセンサーの撮像画面のほぼ全域(約95.6%)、759点(*1)(α9 IIは693点)の選択可能な位相差測距点を高密度に配置しました。最新の画像処理エンジンBIONZ XRの高速処理性能と最適化したアルゴリズムが、すばやく動く被写体情報を高精度・高密度に分析。高速性と追随性に優れた位相差AFと高精度なコントラストAFを併用するファストハイブリッドAFシステムが、複雑な動きやスピードに緩急のある動体も高速に捕捉し、粘り強く追随し続けます。また、APS-Cモードにおいても、フルサイズモード同等の759点の高密度な位相差測距点が有効(*2)で、ほぼ同等のAFカバー範囲で柔軟な撮影が可能です。さらに、最高約120回/秒(*3)の演算によるAF追随の仕組みと、本機に合わせたAFアルゴリズムのチューニングにより、速度変化に緩急のある被写体や、フレーミングが難しい被写体に対して追随安定性と精度がさらに向上しています。

*1 撮影モードにより点数は異なります
*2 フルサイズレンズ装着時
*3 シャッタースピードが1/160秒以上の場合に有効です。装着レンズや撮影設定によって異なる場合があります

被写体の速度変化に応じたAF追随性の設定

被写体の加減速度に合わせて、AF追随性の設定を[安定]、[標準]、[敏感]の3段階から選べるようになりました。[標準]は、ピントの安定性と被写体の速度変化に対する追随性のバランスがとれた設定で、幅広い撮影で有効です。[安定]は、ピントの安定性が増す設定で、速度変化の少ない、止まっている被写体や一定速度で動いている被写体の撮影時に有効です。[敏感]は、急激な速度変化にもすばやくフォーカスが追随する設定で、止まっている鳥が飛び立つ瞬間を撮影する際などに有効です。

フォーカスエリアがカスタマイズ可能

フォーカスエリア「スポット」のサイズが、従来のL、M、Sに加え、新規にXLとXSが加わり5段階になりました。たとえば、XSを選択することで、手前に枝などがあってもそれを避けて被写体にフォーカスを合わせやすくなります。また、カスタマイズ可能なフォーカスエリアが追加され、被写体やシーンに応じて、サイズのみならず縦横のアスペクトを任意に変更できます。陸上競技など横並びのシーンでは、AF枠を横長にカスタマイズすることで、先頭の選手にピントが合わせることが容易になります。

フォーカスエリア:スポット:XS
フォーカスエリア:スポット:XS

プリセットフォーカス/ズーム

カスタムキーを使って、フォーカス距離とズーム位置(焦点距離)をあらかじめ登録した設定にすばやく移動させることができます。FE 300mm F2.8 GM OSSなどのレンズを使って割り当てたカスタムボタン・ファンクションリングで呼び出し(*1)、すばやく(*2)登録した距離までフォーカスを合わせることができます。また、対応するパワーズームレンズ(*3)との組み合わせで登録した焦点距離までズームすることもできます。記憶したい設定位置は最大5カ所(*4)まで設定可能です。たとえば、サッカーのPKのように、あらかじめ撮る場所が決まっている場合、ゴールが決まる瞬間に、迅速に記憶させておいた距離にピントと画角を合わせることができます。

*1 ボタンを半押ししている間はフォーカス位置/ズーム位置を呼び出せません。登録したときと異なるレンズを装着している場合は、フォーカス位置/ズーム位置を呼び出すことができません
*2 フォーカス/ズーム速度は使用するレンズより異なります。速度の調整はできません
*3 シャッターボタンを半押ししている間はフォーカス位置/ズーム位置を呼び出せません。単焦点レンズは、フォーカス位置のみ登録できます。パワーズーム非搭載のズームレンズは、パソコンのソフトウェア「Remote Camera Tool」を使ったリモート操作でのみフォーカス位置/ズーム位置の登録および呼び出しが可能です。登録したときと異なるレンズを装着している場合は、フォーカス位置/ズーム位置を呼び出すことができません。また、すべてのレンズで対応するわけではありません
*4 レンズのファンクションリングに登録するフォーカス位置/ズーム位置のみ、[プリセットフォーカス/ズーム]の[プリセットフォーカス/ズーム6]に登録されます

低輝度環境下での高精度なAF測距

最新のAFアルゴリズムにより、AF-S時のAF検出輝度範囲の下限値はEV-5(ソニー測定。ISO100相当、AF-S時、F2.0レンズ使用時)の低輝度でAF撮影が可能です。室内などの暗いシーンでも高精度なAFを生かした撮影が可能です。

F22の連続撮影時のAF追随(*)

α9 IIでの連続撮影時、AF追随は絞り値がF16が上限でしたが、本機ではF22までのAF追随に対応しました。また、[AF時の絞り駆動]を[フォーカス優先]に設定することで、F22よりも大きな数値でもフォーカスを合わせ続けることが可能です(*)。シャッタースピードを下げて撮影する流し撮り時や、テレコンバーターを装着して絞り込んだ状態で撮影する際などに活躍します。

* [AF時の絞り駆動]を[フォーカス優先]に設定している場合は、F22より大きい設定でもフォーカスは被写体を追随します。使用するレンズや撮影条件によって効果は異なります

フルタイムDMF機能(*)

AF-CやAF-Sなどオートフォーカスでの静止画撮影中に、装着レンズのフォーカスリング操作により任意のタイミングで一時的にマニュアルフォーカスモードに切り替えることができます。AF撮影時に別の被写体にピント位置が移ったときでも、フォーカスリングを回転させれば元の被写体近辺にマニュアルですばやくピント位置を戻すことができます。

* E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS、E 18-200mm F3.5-6.3 OSS LEおよび、Aマウントレンズは非対応です。フルタイムDMFは、「コンティニュアスAF(AF-C)」時で連続撮影を行う場合は使用できません。FE 70-200mm F2.8 GM OSS装着時はコンティニュアス(AF-C)の駆動中は使用できません

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