■ ソニー純正レンズが描く映像制作のミライのカタチ

今回は映像作家の鈴木佑介氏による「ソニー純正レンズが描く映像制作のミライのカタチ」についてお送りする。

【映像作家 鈴木 佑介氏】
1979年神奈川県逗子市生まれ逗子在住。日本大学芸術部映画科 演技コース卒業。
在学中に撮られる方(俳優)から興味がシフトし、映像制作の世界へ。
TV-CF制作の撮影スタジオ勤務、ロケーションコーディネートを経て、2004年からフリーランスの映像作家として活動。企画・演出・撮影・編集・カラーグレーディングまでワンストップで行い、プロジェクトごとに必要なスペシャリストをスタッフィングして映像制作を行う。専門分野は「人を描くこと」。特に女性の撮影や美容系の撮影の評価が高い。現在はWeb-CFやイベント映像制作業を中心に、ソニー主催「αアカデミー for Professional」にて映像制作の講師やセミナー登壇のほか、映像コンサルタントとしても活動。
Webマガジン「PRONEWS」玄光社「月刊ビデオサロン」など各種メディアで執筆。
現在はWeb-CFやイベント映像制作業を中心にソニー主催「αアカデミー for Professional」にて映像制作の講師やセミナー登壇のほか、映像コンサルタントとしても活動。
2022年3月15日玄光社から初の執筆本「映像制作モダンベーシック教本」を発売。

CP+(シーピープラス)2022年ソニーブースより、鈴木氏、挨拶。

4回目の登壇になる。


(鈴木氏) 本日は「ソニー純正レンズが描く映像制作のミライのカタチ」ということで、 レンズの話をしていく。
私の仕事はWEB広告を中心にしたポートレート系が多い。

鈴木氏が手がけた広告画像を並べたスライドを表示。

(鈴木氏)
人物を撮ったりすることが多く、そういった仕事を20年近く行っている。
思い出すのは2015年の夏くらいからFX6/FX3の機材を使用して大体丸7年、いろいろな現場で使用している。機材も売れているようだ。
今はFX6やFX3というCinema Lineというカメラを使用している。

○ Introduction:第二次ソニーブーム到来!Cinema Lineという選択肢

(鈴木氏)
レンズの話をする前に、ソニーのボディーの素晴らしさをお伝えしないといけないと思うので、Cinema Lineという話をしたいと思う。
第二次ソニーブームが到来している。なぜ第二次ソニーブームが到来したのか、シネマカメラブームが起きており、いまだに継続はしている。皆がシネマカメラがいいということになったが、昔ながらのマニュアル操作であったりボディーの他にいろいろな付属品を付けなくてはいけないということがあり、現場での取り回し部分で少しシネマカメラ疲れしてるところが見受けてきた。
少人数の現場が多いと思うが、僕も含め多くのバジェットがある時は数が限られているので、そのような小さいバジェットの現場の時には少数精鋭になると、ソニーのカメラの性能がすごく際立ってきた。こういった背景があるので、今第二次ソニーブームが来ている。
FX6とFX3を 1年近く使用していて働いてくれるカメラだと思っている方も多いと思うが、その理由が大きく4つある。

FX6/FX3が「働いてくれるカメラ」な理由をスライド表示。

① 正確・高速なAF(S&Q時にも有効)
② 暗所撮影(高感度耐性)
③ イケてるS-Cinetone
④ 最適化されたS-Log3とカラーサイエンス


(鈴木氏)
正確で高速なAF
スロー&クイックモーション
ハイスピード撮影の時にもそれが有効。
そして暗所撮影。これはソニーα7S IIIの系譜だが、高感度耐性が強い。
そしてこのイケてるS-Cinetoneという、イケてるルックが始めから撮って出しで撮れる。
10bitになったってことが一番大きいが、カラーサイエンスも少し見直され、最適化されたS-Log3っていうものがとても魅力になっており、使いやすくなっている。

○ 高速AFと高感度性能・最適化されたS-Log3

高速AFってどんなものなのかという話だが、S-Log3の綺麗さも含め見ていただこうかと思い、短い動画を用意した。

暗い部屋の奥に女性が立っており、手前に歩いてきて、カメラの前で座る動画。

FX3+FE50mmF1.2GM AF顔認識・瞳AF ON


(鈴木氏)
この動画は、奥から手前に人が歩いてくるところをAFで追っていて、前後しても全部食い付いている。
目を隠すと手にピントがいって、手を外すと顔に戻る。これぐらい正確。
しかもこのAFがさっきお話ししたスローモーションでも使える。

海辺で歩く女性の後ろ姿、女性が海の方へ歩いている様子を足から上半身に移動させてスローモーションで撮影した動画。
女性がカメラの方を振り向いて笑顔。→空を見上げながら歩く女性、女性の顔のアップ。

FX3+FE50mmF1.2GM 4K120p(5倍スロー)手持ちでAF撮影

S-Log3/S-Gamut3.cine → カラースペース変換にてRec.709


(鈴木氏)
これは50mm F1.2のG Masterを開放F1.2で撮っており、手持ちのAFで適当に追っかけただけの動画。こんな風に撮れてしまうのはすごい。さらにタッチトラッキングAFっていう優秀な機能が、最近 FX6にもファームウェアアップデートで付いた。

タッチトラッキングAFの実践動画を表示。

タッチすると、タッチした場所にフォーカスが合う。

男性が奥から手前に歩いてきて、カメラ手前でしゃがむ、また奥へと歩いていく。


(鈴木氏)
タッチをするとそこにフォーカスが行く。奥に映る助手の顔にずっとフォーカスが合っていて、手前のカメラと同じところに来ても食らいついて離さない。もちろん距離が合えばカメラにもフォーカスが行くがブレない。外れてもきちんと追いかけてくれる。

横から鈴木氏がフレームインする。鈴木氏が奥に移動しても、男性のフォーカスは合い続ける。

ここから 僕が邪魔しに入るが、邪魔してもFX6がAFはへこたれない。後ろを向いてもきちんと顔認識をしている。
顔を認識はするが、きちんとトラッキングの対象になっているところをずっと維持している。

暗い場所での撮影動画を表示。女性がフレームインして座る。カメラの前でゆっくり首をふる。

カラーグレーディング前と後で表示。

FX3+FE50mmF1.2GM
ISO 12800 S-Log3(No Color Grading) → Color Grading
SS1/100 F1.2


(鈴木氏)
ノイズリダクションかけてなくても、これくらいきれいに映る。

暗い所で60w相当のLEDライト1発の撮影している様子の画像を表示。

(鈴木氏)
60WくらいのLEDライト1発当てただけのところで、AFで今の感度で撮っていてブレない。

○ イケてるS-Cinetone

FX3で撮影した女性のアップ画像を表示。

PP11 S-Cinetone No Color Grading


(鈴木氏)
今日は紹介しないが、このような感じでLogだ なんだとやらなくても、イケてるビデオガンマとしてVENICEというソニーの最上級のシネマカメラ、そこの知見を元に作られた見た目だが、デフォでこのぐらい。グレーディングはしていないが、撮って出しでこれができるのはすごく便利。クイックにやる仕事の時によく使っている。

暗い場所で女性の顔が綺麗に浮かび上がっている画像を表示。

S-Cinetone ISO12800(デノイズ無し)


(鈴木氏)
このS-Cinetoneも一応基準感度がある。さっきのS-Log3と同じように12800で撮ったが、あまりデノイズしてなくても大丈夫だった。

先ほど表示したFAX6/FX3が「働いてくれるカメラ」な理由のスライドを再度表示。

⑤ ソニー純正レンズの映像撮影への最適化、を追加する。


(鈴木氏)
「FX6とFX3が働いてくれるカメラな理由」として、もう一つ追加したい。ソニーの純正レンズが実は最近静かというか、映像撮影に最適化している。

○ ソニー純正レンズが映像撮影に優しい

FX6とα7 IVだけに搭載された「ブリージング補正機能」がとても良い件のスライドを表示。

ブリージング=フォーカスリングを回すと撮影している画像のサイズが勝手に変化していまう現象のこと。

MENU→Technical→レンズ→ブリージング補正


(鈴木氏)
何がソニーの純正レンズが映像撮影に優しいかということだが、FX6とα7 IVだけに「ブリージング補正機能」というものが搭載されている。どうしてもスチールレンズだとフォーカスリングを回したときに画角変動が起きてしまう。フォーカス送りしたときにシネレンズはあまりないが、それが補正できるように内部で処理をしてくれるようになった。これを使用するとものすごく良い。

ブリージング補正機能を実践した様子を表示。手前にあるカメラと奥に座っている男性にフォーカスを移動させる。

ブリージング補正無しとありの動画を比較。

FE50mm F1.2GM → FE135mm F1.8GM


(鈴木氏)
この機能をONにするとちょっと画角がクロップされる。こうやって画角変動がないところまで持っていってくれるのでレンズによって画角変動のサイズが違うと思うが、少しクロップされる。ただ このクロップされることが悪いことではなく、ものすごくいい結果が出る。ブリージング補正なしの画は、有りと比べると、画角が変わっている感じがある。ところが、ブリージング補正有りにすると緩やかなほぼ変わらない画角になる。スチルレンズだと50mmなどの望遠になればなるほど大変で、前後の移動は大きくなってしまうが、この機能があることによって、クロップはされるが50mmでも135mmでも変えなくてもG Masterを買えば大丈夫。ただFX3には付いていない機能。
ブリージングの補正機能とフォーカストランジション速度を調整することによって、かなりAFが使える。
フォーカス送りが上手くいく。速度が7から1までで変えられるが、3か4あたりを狙うと ものすごく現場で使いやすくなる。

振り向いた男性に瞬間的にフォーカスを合わせる実践動画を表示。

フォーカストランジション速度6、振り向くタイミングでタッチフォーカス。

ブリージング補正+フォーカストランジション速度調整で、ドラマ系の仕事でもAFが使える可能性。


(鈴木氏)
すべてをこれでまかなうことは難しいと思うが、半分マニュアル半分テクノロジーを使うといい感じになる。

フォーカストランジション速度4と3の動画も表示。

○ ソニーのカメラの性能を最大限活かすには「純正レンズ」が最適

「ソニーの純正レンズの魅力」をスライド表示。

・ガチで写りが綺麗
・明るい絞りでも軽量
・高速/静音/精度の高いAF
・MF時にもリニアで使えるマニュアルフォーカス
・フォーカスブリージングが少なめ
・絞りリングが搭載 ※一部除く


(鈴木氏)
だからソニーのカメラを持っている方でその性能を最大限に活かすには、純正レンズを使わないとダメになってしまった。ラインナップがだいたい揃ったので、G Master含めてGレンズはかなり魅力的なレンズがいっぱいある。魅力としてはやはり言葉にするとすごく陳腐だが、「写りがすごく綺麗で明るい絞りなのに軽量である」というところ。あとはAFが最適化されているのでモーターが静か、MFも実はブリージングも少なめで、今はリニアで動かせる。絞りリングも搭載しているので、ムービー向きでもある。

○ 今日の本題:結局はボディを活かすレンズ選びが大事

「レンズの魅力を伝える」


(鈴木氏)
今回これが本題だが、結局はボディーを生かすレンズ選びが大事という話をする。今回のお題がレンズの魅力を伝えるということになっているが、普段から24-105mm 1本あればいいと言っているので、困った。
とりあえず全部のレンズを使って1本映像を作るかという安易なプランに行きついた。
今回主役に起用したのがシンガーソングライターの山崎裕也氏という方で、ものすごくいい声、いい歌を歌う方。普段バンドをやっていて、今回ソロで彼が歌う映像を撮ってみた。

山崎裕也氏の画像を表示。

「Sing in Nature」と題して「気付いてよ」という曲を、FX6/FX3+ソニー純正レンズで撮影を行なっている様子の画像を表示。


(鈴木氏)
今流行りのキャンプソーシャルディスタンスも含め考えて、自然の中で生歌・生演奏、FX6とFX3 ソニーの純正レンズで撮る企画をやってみた。山崎裕也さんの新曲 「気付いてよ」という楽曲。

「気付いてよ」PV動画を流す。

ライトで装飾された夜のキャンプテントに山崎氏と女性が向かい合って座っている。
「気付いてよ」「Yuya Yamazaki Sing in Nature」のタイトル。ぼやけた光が映し出される。燃える焚火。
山崎氏がギターを弾き始める。目の前で女性が座りながら聴いている。夜の野外でギターを弾く山崎氏とそれを聴く女性。山崎氏が歌い始める。
「頭の中浮かべては消してを 繰り返す呆れちゃうevery day 君のことばかり」
テントの前で向き合う山崎氏と女性。周囲には電球が装飾されている。
「笑ってくれるかな 望み薄なことばかり追い求めて」
歌う山崎氏。
「見失って吐いた弱音 辿る平行線」
ギターの弦を弾く指。
歌を聞いている女性の顔。
「疲れちゃったなあ」
山崎氏の横顔。
「こんなに尊くて」
歌う山崎氏の横顔。
「でも掴めないくらい遠くて
キリがないから目を閉じて 君を夢みる」
歌を聴いている女性。
テントの外で座っている山崎氏と女性を上から映す。
「今夜見た月のこと なんでもない今日のこと」
女性の横顔。
「全部君にだって知って欲しいよ 痛いよ」
歌う山崎氏の正面寄り。
「会いたいの言葉に 代わって届けばいい」
女性の背中越しにギターを弾く山崎氏。
「こんなに君のこと 思っているのなんて 私だけなのに」
歌う山崎氏の寄り。
「そうだといいな」
山崎氏の背中越しの、歌に聴き入る女性にゆっくりとピントが合う。
「叶うのかな」
(間奏)
ギターを弾く山崎氏の手。
リズムを取る山崎氏の横顔。
ギターを弾く手。
歌に聴き入る女性の顔。歌う山崎氏の顔。
「ポケットの中の温もりだけでは この寒さは抜けないや
掲げるビルの向こう 溢れないように
こんなに苦しくてでも 1ミリの期待に対して」
ギターの弦を押さえる指。
「満たないから 目を閉じて」
歌を聴いている女性の顔寄り。
「君を夢みる」
焚き火を挟んで向かい合い歌う山崎氏と聴き入る女性。
「今夜見た月のこと なんでもない今日のこと
全部君にだって知って欲しいよ 痛いよ」
歌う山崎氏の顔寄り。
ギターを弾く手。
「会いたいの言葉に 代わって届けばいい」
歌う山崎氏の横顔寄り。
「こんなに君のこと 思っているのなんて
私だけなのに」
(間奏)
うっとりと歌に聴き入り、口元に手を持っていく女性。
向かい合って座っている山崎氏と女性を引きで横から。
山越しの明け方の空。
湖に映る富士山。だんだんと明るくなっていく様子。
雄大な富士山を背景に、小さく映る向かい合って座る山崎氏と女性。
「今夜見た月のこと なんでもない今日のこと」
向かい合って座っている山崎氏と女性の寄り。背景に小さく映る富士山。
「全部君にだって知って欲しいよ 痛いよ」
歌を聴いている女性。
「会いたいの言葉に」
ギターを弾く山崎氏。
「代わって届けばいい」
「こんなに君のこと 思っているのなんて
私だけなのに」
歌を聴きながら少し微笑む女性の寄り。
「そうだといいな 叶うのかな」
向かい合って座っている山崎氏と女性。間に富士山が映っている。焚き火の薪が少し崩れる。
ギターを弾機終わり、微笑む山崎氏。
女性が笑顔で拍手をする。
富士山を背景に向かい合って座る2人の映像で終了。

エンドロールテロップ
出演 山崎 裕也 遥野
撮影(FX戦隊 G Masters) 鈴木 佑介 北山 壮平 佐藤 綾真
照明 中上 歩
美術 北山 -Camper- 壮平
ヘアメイク 武井 あすか
スタイリスト 杉原 恵理子
メイキング映像 佐藤 祐亮
メイキング写真 渡邊 昭仁
MA 三島 元樹
制作 佐藤 綾真
ロケ地協力 the 508 山中湖フィルムコミッション 長谷川 弘義
Special Thanks 佐藤 えり沙 清水 雅之
演出・録音・編集・カラー 鈴木 佑介

「気付いてよ」のタイトル表示。

(鈴木氏)
いい余韻で土曜の朝いい感じでさあみんなキャンプに行こう。
山崎氏のいい楽曲、僕も聴いて完璧だと思った。
楽曲はいろいろな音楽配信サービスで聴ける。
これまた新曲なのでこれからミックスして出すそうなので楽しみにしてほしい。
彼の曲は他にもすごくいい曲がいっぱいある。

PV内の画像をいろいろスライドで表示する。

(鈴木氏)
エモい画がたくさんあった。

モデル・役者:遥野氏をスライドで紹介。

(鈴木氏)
遥野ちゃんといってフリーでモデル・役者をやっていて、今回もいい仕事しているなと思って登用した。
フリーで頑張っているので、ぜひお仕事があったら、僕経由でもいいのでご依頼していただければと思う。
さて本題だが、先ほどの映像では実際どうやって撮影したのかということも含めてBTS映像で振り返ってみようかと思う。

メイキング映像を流す。
テントやカメラをセッティングしている様子の映像。


(鈴木氏)

山中湖で撮影した。キャンプ場をお借りして、こんな感じでキャンプテントを立てて、夜になる前に準備をしている。外で電源が取れないのでVマウント バッテリーを使ってこういったライティングの電源にしている。

夜になって出演者がスタンバイ。

(鈴木氏)
生音を撮っている。生演奏を録音しながらプレイバックがしたかったが、演奏して撮っている。
同時に3カメ4カメでいろいろなレンズを使って撮っている。電動スライダーなども使っている。
実際には結構暗いところで撮っているが、やはり高感度に強いので12800ベースで撮っていると
全くノイズレスで快適だった。

鈴木氏が手持ち撮影を行なっている映像。

(鈴木氏)
こうやって手持ちで撮ったりが多い。僕の他にFXを持っている人たちは、手ブレ補正ついているFX3で手持ち撮影をしてもらった。手ブレ補正がついてないFX6は僕が担当していた。
たき火の前だが、−5度なので指が大変だったみたい。50mmで撮っている素材だが、これはFX3を使っている。だから手ブレ補正がかかっていて、ジンバルを使うよりもリアルな臨場感で撮影できている。

翌朝の山中湖の映像。富士山をバックに湖に白鳥がたたずんでいる。
撮影の準備。
湖の前で歌っている山崎氏、向かい合って座っている女性。


(鈴木氏)
氷がまだある山中湖。この時 −10度。電動スライダーに長玉をつけて動かしている。
3人のおじさんたちが囲む。本当にこういうシンプルなセットアップだけで撮影をしている。デイライトでやっている。

砂浜を掘って電動スライダーを設置、カメラを乗せる映像。

あと広角レンズを埋めてみたくて土を掘らせていただき、少し広角レンズの歪みテストという意味で14mmを使ってみたが、歪みは少ない。

メイキング映像終了。
編集画面を表示。
S-Log3撮影の画像 → カラースペース変換&Film LUT適用の画像を比較表示。


(鈴木氏)
さあこの前半のキャンプシーンは全部S-Log3だが、前半はカラースペースの変換とフィルムLUTを適用するだけにした。それだけでこれだけいい画になってデノイズもしていないので、今のソニーのカメラはきちんとS-Log3を適正で撮っておくだけでこれだけのリッチな画になる。一部を除いて手持ち撮影を行なっていた。
問題はFX6。FX6はボディ内手ブレ補正がない。いくら手持ち撮影が上手くてもやはりブレてしまう。だが、無料のCatalyst Browse というソニー純正のアプリを使用すると、すごく秀逸で優秀。手ブレのジャイロデータが記録されているそのジャイロデータを使って手ブレ補正をしてくれる機能が付いている。

Catalyst Browseアプリについてスライド表示。
手ブレ補正前、手ブレ補正後の動画を比較。


(鈴木氏)
Catalyst Browse撮影した動画を開いてみて、手ブレ補正メタデータが残っている前提で読み込むと
左が手ブレ補正前 右が手ブレ補正後になる。笑っちゃうくらい揺れない。
少しクロップされるが、下手に編集ソフトでスタビライザーをかけたりするよりも綺麗。手ブレがあった方がリアルだという時に手持ち撮影で使えるアプリ。だから広めに撮っておいてCatalyst Browseで補正すると、FX6と単焦点レンズで手ブレ補正がなくても手持ち撮影可能。恐れる事はない。
3日前に金沢で短編映画撮っていた際に、階段を登るところでジンバルを用意していたら、監督に手持ちでやりたいと言われて戸惑ったが、これを試していたので手持ち撮影で対応できた。
本当に素晴らしいいいアプリケーションだとソニーに感謝した。

映像制作って究極はマニュアル操作だと思うが、手ブレ補正も含めフォーカスブリージングやタッチフォーカスなど、使えるテクノロジーはやはり使った方がいいと思う。
全部をオートに委ねると痛い目には遭うので、現場でもし動かなくなった時にマニュアルでしっかりやらないといけないが、半々くらいでうまく使っていくと、これからの未来は明るくなってくるのかなと思う。

3日前まで撮影していた短編映画の記事を表示。FX6+G Master Lensで撮影。

(鈴木氏)
先ほど話していた映画の撮影はFX6とG Masterのみで撮影をしており、新聞に撮影の様子の画像が掲載された。この作品の監督は僕ではないが、夏くらいに公開予定。
映像制作でも便利なソニーの純正レンズということで、先ほどの「気付いてよ」」の映像のどのカットが何のレンズで撮られたかも気になると思うので、レンズ名のテロップを入れてみた。


レンズ名等テロップの入ったPVを流す。まずスタートは35mmから。
FX6+FE 35mm F1.4 GM
1/120 F7.1 (S&Q)
ISO 12800 S-Log3/S-Gamut3.cine
ぼやけた光が映し出される。
燃える焚火。

FX6+FE 100mm F2.8 STM GM OSS
1/100 T5.6 (F2.8)
ISO 12800 S-Log3/S-Gamut3.cine
山崎氏がギターを弾き始める。

FX6+FE 70-200mm F2.8 GM OSSⅡ
1/100 F2.8
ISO 12800 S-Log3/S-Gamut3.cine
目の前で女性が座りながら聴いている。

FX3+FE 100mm F2.8 STM GM OSS
1/100 T5.6 (F2.8)
ISO 12800 S-Log3/S-Gamut3.cine
夜の野外でギターを弾く山崎氏とそれを聴く女性。

FX3+FE 50mm F1.2 GM
1/100 F1.2
ISO 12800 S-Log3/S-Gamut3.cine
山崎氏が歌い始める。
「頭の中浮かべては消してを 
繰り返す呆れちゃうevery day 君のことばかり」

FX6+FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
1/100 T5.6
ISO 12800 S-Log3/S-Gamut3.cine
テントの前で向き合う山崎氏と女性。周囲には電球が装飾されている。
「笑ってくれるかな
望み薄なことばかり追い求めて」

FX6+FE 100mm F2.8 STF GM OSS
1/100 T5.6 (F2.8)
ISO 12800 S-Log3/S-Gamut3.cine
歌う山崎氏。
「見失って吐いた弱音 辿る平行線」

FX3+FE 90mm F2.8 Macro GSS
1/100 F2.8
ISO 12800 S-Log3/S-Gamut3.cine
ギターの弦を弾く指。

FX6+FE 100mm F2.8 STF GM OSS
1/100 T5.6 (F2.8)
ISO 12800 S-Log3/S-Gamut3.cine
歌を聞いている女性の顔。
「疲れちゃったなあ」

FX3+FE 100mm F2.8 STF GM OSS
1/100 T5.6 (F2.8)
ISO 12800 S-Log3/S-Gamut3.cine
山崎氏の横顔。
「こんなに尊くて」

FX6+FE 100mm F2.8 STF GM OSS
1/100 T5.6 (F2.8)
ISO 12800 S-Log3/S-Gamut3.cine
歌う山崎氏の横顔。
「でも掴めないくらい遠くて
キリがないから目を閉じて 君を夢みる」

FX6+FE 50mm F1.2 GM
1/100 F1.2
ISO 12800 S-Log3/S-Gamut3.cine
歌を聴いている女性。

FX3+FE 12-24mm F2.8 GM
1/100 F3.2
ISO 12800 S-Log3/S-Gamut3.cine
テントの外で座っている山崎氏と女性を上から映す。
「今夜見た月のこと なんでもない今日のこと」

FX3+FE 50mm F1.2 GM
1/100 F1.2
ISO 12800 S-Log3/S-Gamut3.cine
女性の横顔。
「全部君にだって知って欲しいよ 痛いよ」

FX6+FE 100mm F2.8 STF GM OSS
1/100 T5.6 (F2.8)
ISO 12800 S-Log3/S-Gamut3.cine
歌う山崎氏の正面寄り。
「会いたいの言葉に 代わって届けばいい」

FX3+FE 50mm F1.2 GM
1/100 F1.2
ISO 12800 S-Log3/S-Gamut3.cine
女性の背中越しにギターを弾く山崎氏。
「こんなに君のこと 思っているのなんて私だけなのに」

FX6+FE 100mm F2.8 STF GM OSS
1/100 T5.6 (F2.8)
ISO 12800 S-Log3/S-Gamut3.cine
歌う山崎氏の寄り。
「そうだといいな」

FX3+FE 50mm F1.2 GM
1/100 F1.2
ISO 12800 S-Log3/S-Gamut3.cine
山崎氏の背中越しの、歌に聴き入る女性にゆっくりとピントが合う。
「叶うのかな」
(間奏)
FX3+FE 90mm F2.8 Macro G OSS
1/100 F2.8
ISO 12800 S-Log3/S-Gamut3.cine
ギターを弾く山崎氏の手。

FX6+FE 100mm F2.8 STF GM OSS
1/100 T5.6 (F2.8)
ISO 12800 S-Log3/S-Gamut3.cine
リズムを取る山崎氏の横顔。

FX3+FE 90mm F2.8 Macro G OSS
1/100 F2.8
ISO 12800 S-Log3/S-Gamut3.cine
ギターを弾く手。

FX6+FE 100mm F2.8 STF GM OSS
1/100 T5.6 (F2.8)
ISO 12800 S-Log3/S-Gamut3.cine
歌に聴き入る女性の顔。歌う山崎氏の顔。
「ポケットの中の温もりだけではこの寒さは抜けないや
掲げるビルの向こう 溢れないように
こんなに苦しくてでも 1ミリの期待に対して」

FX3+FE 90mm F2.8 Macro G OSS
1/100 F2.8
ISO 12800 S-Log3/S-Gamut3.cine
ギターの弦を押さえる指。
「満たないから 目を閉じて」

FX6+FE 100mm F2.8 STF GM OSS
1/100 T5.6 (F2.8)
ISO 12800 S-Log3/S-Gamut3.cine
歌を聴いている女性の顔寄り。
「君を夢みる」

FX3+FE 12-24mm F2.8 GM
1/100 F3.2
ISO 12800 S-Log3/S-Gamut3.cine
焚き火を挟んで向かい合い歌う山崎氏と聴き入る女性。
「今夜見た月のこと なんでもない今日のこと
全部君にだって知って欲しいよ 痛いよ」

FX6+FE 100mm F2.8 STF GM OSS
1/100 T5.6 (F2.8)
ISO 12800 S-Log3/S-Gamut3.cine
歌う山崎氏の顔寄り。

FX3+FE 90mm F2.8 Macro G OSS
1/100 F2.8
ISO 12800 S-Log3/S-Gamut3.cine
ギターを弾く手。
「会いたいの言葉に」

FX3+FE 50mm F1.2 GM
1/100 F1.2
ISO 12800 S-Log3/S-Gamut3.cine
ギターを弾く山崎氏。
「代わって届けばいい」

FX3+FE 100mm F2.8 STF GM OSS
1/100 T5.6 (F2.8)
ISO 12800 S-Log3/S-Gamut3.cine
歌う山崎氏の横顔寄り。
「こんなに君のこと 思っているのなんて私だけなのに」
(間奏)
FX6+FE 100mm F2.8 STF GM OSS
1/100 T5.6 (F2.8)
ISO 12800 S-Log3/S-Gamut3.cine
うっとりと歌に聴き入り、口元に手を持っていく女性。

FX3+FE 50mm F1.2 GM
1/100 F1.2
ISO 12800 S-Log3/S-Gamut3.cine
向かい合って座っている山崎氏と女性を引きで横から。

FX6+FE 70-200mm F2.8 GM OSSⅡ
1/100 F2.8
ISO 12800 S-Log3/S-Gamut3.cine
山越しの明け方の空。

FX6+FE 35mm F1.4 GM
1/100 F1.4
ISO 12800 S-Log3/S-Gamut3.cine
湖に映る富士山。だんだんと明るくなっていく様子。

FX6+FE 70-200mm F2.8 GM OSSⅡ
1/100 F6.3
ISO 800 S-Log3/S-Gamut3.cine
雄大な富士山を背景に、小さく映る向かい合って座る山崎氏と女性。
「今夜見た月のこと なんでもない今日のこと」

FX6+FE 24mm F1.4 GM
1/100 F2.8
ISO 800 S-Log3/S-Gamut3.cine
向かい合って座っている山崎氏と女性の寄り。背景に小さく映る富士山。
「全部君にだって知って欲しいよ 痛いよ」

FX3+FE 135mm F1.8 GM
1/100 F1.8
ISO 640 S-Log3/S-Gamut3.cine
歌を聴いている女性。
「会いたいの言葉に」

FX3+FE 85mm F1.4 GM
1/100 F1.4
ISO 640 S-Log3/S-Gamut3.cine
ギターを弾く山崎氏。
「代わって届けばいい」

FX3+FE 14mm F1.8 GM
1/2500 F2 ※Add Motion Blur
ISO 640 S-Log3/S-Gamut3.cine
向かい合って座っている山崎氏と女性を下から映す。
「こんなに君のこと 思っているのなんて私だけなのに」

FX3+FE 135mm F1.8 GM
1/100 F1.8
ISO 640 S-Log3/S-Gamut3.cine
歌を聴きながら少し微笑む女性の寄り。
「そうだといいな 叶うのかな」

FX6+FE 24mm F1.4 GM
1/100 F2.8
ISO 800 S-Log3/S-Gamut3.cine
向かい合って座っている山崎氏と女性。間に富士山が映っている。焚き火の薪が少し崩れる。

FX3+FE 85mm F1.4 GM
1/100 F1.4
ISO 640 S-Log3/S-Gamut3.cine
ギターを弾機終わり、微笑む山崎氏。

FX3+FE 135mm F1.8 GM
1/100 F1.8
ISO 640 S-Log3/S-Gamut3.cine
女性が笑顔で拍手をする。

FX6+FE 35mm F1.4 GM
1/100 F2.5
ISO 800 S-Log3/S-Gamut3.cine
富士山を背景に向かい合って座る2人の映像で終了。

50mmで撮影している部分の画像を表示。

(鈴木氏)
50mmの印象が強かったと思うが、とにかく50mmが秀逸。

100mmで撮影されたエモい画像を表示。

マクロ領域で撮るときれいな丸ぼけ。手ブレ補正もついているので映像撮影に便利。


100mmSTFでの丸ぼけ画像と他のレンズでのぼけ画像を比較。


(鈴木氏)
これは100mmのSTFってレンズは特殊な作りで、開放マクロ領域で撮るときれいな丸ぼけになる。
だからポートレートのヌケでうまくこの光を配置するときれいな丸になり、他のものと比べるとぼけ方レモン型にならないのが特徴で印象的なレンズ。発売前だったらしく初めて使ったが、これを知らなくて損したと思った。

ソニーの広角レンズは歪みが少ない。12-24mm

夜に2人が向かい合って座っているハイアングルの撮影画像→女性越しに歌う山崎氏を撮影した画像を表示。

24mm→14mm

朝に二人が向かい合って座る様子をローアングルで撮影した画像を順に表示。


(鈴木氏)
ソニーの広角レンズは結構好きで、歪みが少ない印象がある。
12-24mmはズームレンズでF2.8のレンズ。このシーンは広角の20mmか24mmを使っているが歪みが本当に少ない。

超軽量の35mmの使い勝手が良い。「その場を覗き込むような感じ」でオールマイティに使える。

奥に富士山が映る山中湖の画像を表示。
→富士山と山中湖を背景に2人が向かい合っている様子の画像を表示。

85mm/135mmはポートレート標準レンズ 歪まず、見た目に近い感じで撮れて、被写体の立体感がすごい。

朝に山中湖前で歌っている山崎氏の画像を表示。→女性の横顔を寄りで撮影した画像を表示。


(鈴木氏)
35mmもすごく使い勝手がよく、軽くて明るくてきれい。見たままの感じで撮りたいなという時に35mmはこの画角になるので、1個標準であった方がいいレンズだと思う。
普段35mmは使わないが、単玉の35mmを使うことにより、初めて35mmっていいのかもしれないって思うようになった。ラストカットもこんな感じだった。あと85mmとか135mmってやっぱり基本だとは思うが、ポートレートと標準レンズが歪まないで見た目に近い感じで撮れるので、被写体の立体感が出てくるのでこれはポートレートを撮る人間はマストかなとは思う。やはり望遠ズームはすごい。

望遠ズームはやっぱり素敵。70-200mm/100-400mm 背景がグッと寄ってくる。

望遠ズームを使いたくてこういった背景の場所を探したいが、背景がぐっと圧縮効果で寄ってくる感じになってくる。この望遠レンズを使いたかったのでちょっともう1曲やってもらったものがある。望遠レンズだけで撮った同じSing in nature「My Way」という山崎氏の楽曲。
これを少しだけご紹介する。

望遠レンズで撮ったSing in Nature 「My Way」映像を流す。

山崎氏が富士山を背景にギターを弾いている。山崎氏が歌い始める。


大きくて小さな その確かな一歩を
しるしてみれば そこが始まりの場所
震える空気 叫ぶ風
見た事もないような景色が 遠ざかる
大きくて小さな その確かな一歩を
しるしてみれば そこが始まりの場所
震える空気 叫ぶ風
見た事もないような景色が ほらそこに

重い腰を砕いて やっと立ち上がって
弾み出した心は 海も山も軽く超えて
まだ見ぬ世界は 僕を創るMy way
頼りなくとも残すのさ 足跡を
Baby, it's alright

不安と恐れはここでGoodbye

途中だがPV映像終了。

(鈴木氏)
終わった後にYouTubeアップしておくのでぜひ見ていただければと思う。
こういう感じで引き画を70-200mmでつくる贅沢。

100-400mm山崎氏が歌う背景にぼやけた壮大な富士山が映っている画像表示。

(鈴木氏)
100-400mm 見ていただくと、富士山が壁のように迫ってくる後に、こういうものを撮るのは望遠レンズの効果だと思う。

湖のほとりで奥からカメラに向かって走ってくる遥野氏をスローモーションで撮影した映像。
FE 70-200mm F2.8GM OSS Ⅱ


(鈴木氏)
このソニーの望遠はAFの食らい付きがすごくて、遥野氏に撮影終わった後に遠くから走ってもらった映像だが、70-200mmを開放で撮って120コマのHSにてAF撮っている。絶対食らい付いて離れない。
ずっと目に合っていて目と顔を認識しており、70-200mmなので1mくらいまでは合う。でも少し上に振ってあげてフォーカスがずっと付いている。

○ 50mmを軸に お勧めレンズ 3パターンを紹介

(鈴木氏)
とにかく50mmがいい。50mmを軸におすすめレンズ組み合わせを紹介する。

①今回の鈴木お勧めセット
広角:FE 12-24mm F2.8 GM
標準:FE 50mm F1.2 GM
望遠:FE 100mm F2.8 STF GM OSS


(鈴木氏)
今回のお勧めは、12-24mmのGMは便利。12mmから24mmが単焦点のような画質で使えるので、これ1本あると広角側かなり便利。
望遠側は100mm 丸ぼけで、クセになる。ぜひ触ってもらいたい。

②望遠至上主義・極上セット
標準:FE 50mm F1.2 GM
望遠:FE 70-200mm F2.8 GM OSS Ⅱ
超望遠:FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS


(鈴木氏)
もう1つが望遠至上主義極上セットと呼んでいるもので、先ほどの「My Way」のPVのような感じの自然に囲まれた広い場所で、引き画を作れる環境にある方は望遠で引き画などを作れたら面白いと思う。
50mmを24mmぐらいで使ってしまうような感覚。

③ショートフィルム撮るなら3本セット
広角:FE 35mm F1.4 GM
標準:FE 50mm F1.2 GM
望遠:FE 90mm F2.8 Macro G OSS ※次点で85mm GMもアリ


(鈴木氏)
ショートフィルムをやって思ったことが、日本だと35mmがすごい活躍をする。
ぱっと見た時の感覚に近いのと、引き尻をとった時に35mmよりも引くとワイドになってしまってギリギリ。
そこを軸に少し寄り画を50mmで寄るとかを行なって、望遠側は135mmと言いたいところだが、実はショートフィルムは携帯の端末の画面を映したりということがあるので、やはりマクロレンズの方が良い。マクロレンズF2.8だとぼけてしまうので、絞り11や9が欲しい。
その時にはソニーのカメラの12800という高感度が使えるということを、単純に夜間撮影ではなくて絞りを5段分確保できるという風に思った時にはものすごく便利なので、マクロレンズを使う方がいいかと思っている。

結局は、何が言いたいかという話だが、ソニーの50mmは究極の標準レンズ。
どう考えてもマストバイである。


(鈴木氏)
この1本があったら引けばいいし寄ればいい。
値段は30万くらい。少し高いが、ソニーストアだと分割払いやボーナス割ができるので大丈夫。
絶対に50mmは後悔させない。
とにかくCinema LineとG Masterレンズの組み合わせで新たな映像体験ができる。

鈴木氏が、視聴者に締めの挨拶、終了。

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