法人のお客様ラージセンサーカメラ 制作用途に加え、ライブ中継でも活躍するリモートカメラ FR7

制作用途に加え、ライブ中継でも活躍するリモートカメラ FR7 2025/6/25 PTZオートフレーミング機能 対応開始

音楽ライブ・番組制作における
コンテンツ制作需要の拡大や
視聴メディアに合わせた
映像ニーズの多様化に対応する方法として
業務用リモートカメラの導入が加速しています。
『FR7』は、効率的な制作システムや
視聴者の目を惹く表現を可能にし、
映像制作における新たな選択肢を提供します。

ライブ中継・収録現場において
容易に導入できる
高画質なリモートカメラ

シーンに合わせた
被写界深度を選択可能

『FR7』はソニーのフルサイズセンサーの搭載により
高画質かつ高い感度性能を実現したリモートカメラで、被写界深度を幅広く調整できます。
基準感度を高感度ISO12800に設定することで、
適切な明るさで被写界深度の深い全体にピントが合った映像の撮影にも対応できます。

システムカメラと組み合わせたシステム構築が可能

『FR7』はシーンファイル709toneに対応しているため、
システムカメラHDC/HXCシリーズの分光特性に沿った色を再現でき、
色合わせが容易になっています。
16軸方向の成分で色相、彩度の調整を独立に行うことが可能な
マルチマトリクス補正機能を搭載しており、
撮影環境に応じた色の合わせ込みも可能です。
加えて、リモートコントロールパネルやマスターセットアップユニットからの
操作に対応しており、システムカメラと組み合わせた運用を実現します。

実例紹介

株式会社フジエンタープライズ 様 NEW

イッツ・コミュニケーションズ株式会社 様

活躍の場が広がる『FR7』

新しい撮影構図を創出

株式会社権四郎 様は、ステージイベントで『HDC-5500』などのシステムカメラと組み合わせて、 『FR7』を撮影クルーの配置が難しい場所に設置し、新たな画角からの撮影を実現しました。これまでは「画質」か「リモート操作」のいずれかの選択を迫られていたのに対し、『FR7』ではその両方を手に入れました。

効率的な撮影体制を実現

JCOM株式会社 様は、夏の高校野球中継で『FE 70-200mm F2.8 GM OSS』と2X テレコンバーター『SEL20TC』を取り付け、バックスクリーン付近に『FR7』を設置しました。この場所からの撮影をリモート化することで、従来と同様のシーンや映像品質を維持しながらオペレーター体制を省力化し、効率的な撮影を実現しました。

レンズ交換式だから広がる設置性

サントリーホールにて行われたオーケストラのコンサートでは、『FE 16-35mm T3.1 G』を装着し、広角でダイナミックに目立たせるような表現をしました。 『FR7』は、カメラの被写体の画角や距離に対してレンズ交換で対応できるため、高い設置性を持っています。ソニーの広角レンズを装着することで最大122°*の画角(35mm判)を捉えることが可能です。

*FE 12-24mm F2.8 GM

本体ソフトウェアアップデート

Ver. 3.00 2025年6月25日 提供開始

PTZオートフレーミング機能

  • PTZオートフレーミング機能に対応
  • PTZオートフレーミング機能に目線空け効果を追加
  • 外部機器からPTZオートフレーミングを制御するためのCGIコマンドを追加

リモート制作機能

  • マルチマトリクスのArea Indication機能に対応
  • リモートコントロールパネルおよびマスターセットアップユニットからの下記制御(S700プロトコル)に対応
    • バリアプルNDモード/Call/Area Indication(GATE)/AWB
    • リモートコントロールパネル
      RCP-1500/1501、RCP-1530、RCP-3100、RCP-3500/3501
    • マスターセットアップユニット
      MSU-1000、MSU-1500、MSU-3000、MSU-3500
    • カメラリモートコントロール
      HZC-RCP5、HZC-CSM10
  • カメラコントロールネットワークアダプター「CNA-2」*1に対応
  • IP タリー (TSL UMD Ver.5.0)に対応
  • NDIを標準搭載(ライセンスプリインストール)
  • RTSP/RTMP/SRT/NDI|HXの色再現性を向上
  • カメラの動作安定性とリモコンからのコマンド応答を改善

バーチャルプロダクション機能

  • トラッキングデータ(free-d)の出力先を4つまで選択可能に
  • トラッキングデータ(free-d)のCameraオフセットが入力可能に

プリセットポジション機能

  • プリセットポジション機能で時間が設定可能に
  • プリセットポジション機能が全画素超解像ズームに対応*2

ネットワーク機能

  • SETUPスイッチから、IPアドレス(192.168.0.100)が固定可能に*3

その他

  • User 3D LUT使用時の画質を向上
  • Base LookがUser1〜User16時および、Target DisplayがHDR(HLG)時のMatrix/Multi Matrixの調整範囲を向上*4
  • SDI出力の23.98PsFに対応
  • まれに全画素超解像ズームが1.0倍に遷移してしまう症状を改善

*1 CNA-2のファームウェアVer. 1.20で対応予定。ファームウェアの提供時期は2025年9月以降を予定しています
*2 超解像ズーム領域においては、滑らかなズーム動作ができません
*3 Webメニューのネットワーク設定に関係なく、IPアドレスを固定することができます
*4 Ver. 2.20以前と設定値に対する効果が変わるため、Matrix/Multi Matrixを使用している場合は再調整してください

導入事例
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