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Vol.1 自分のスタイルで所有感を深める

  • 開発者が語るα6000
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開発者が語るα6000

ミラーレスの枠を越えた、新たな一眼カメラ

岩附 : α6000は、従来の一眼カメラにあって、これまでのEマウントカメラになかったものを小型軽量ボディのまま実現するという明確な目標がありました。ミラーレス一眼という枠にとらわれず、一眼の醍醐味を余すところなく凝縮した新しい一眼カメラをつくりたいと考えたのです。特に「画質」と「AF」は、いまAPS-Cサイズのセンサーでできる最高性能にこだわりました。

画質は有効約2430万画素のセンサーを新規で開発し、ノイズ処理やS/N比を向上させるなど、解像度・画質ともに最先端のバリューを追求。AFは既存の一眼レフも含めて一番速いものを目指し、コアデバイスを自社でつくるメリットを生かしながら「エンジン」「センサー」「アルゴリズム」を三位一体で進化させることで、世界最速(*)のAFスピードを実現しました。また179点像面位相差AFセンサーで画面全体をカバーし、追随性も格段に向上したので、まさにシーンを選ばず自由に撮れるカメラに仕上がったと思います。
さらにα7シリーズ同様にボタンのカスタマイズ性も高めているので、ハイスペックな性能を収めたこのカメラに自分だけの使い方を見つけて、存分に楽しんでいただければと思います。最後にもう一点、静止画を楽しんだあとは、ぜひ動画撮影にも挑戦してみてください。

* APS-Cセンサー搭載デジタル一眼カメラとして。CIPAガイドライン準拠、内部測定方法、プリAFオフ時、ファインダー使用時。E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS 装着時。2014年2月12日時点、ソニー調べ

商品企画担当 岩附 豊 「APS-CサイズのセンサーでこのAF
速度は他社には真似できません」

本質と革新を宿す、ニュースタンダード

高木 : 撮る道具としての本質を見つめ直し、一眼カメラの形を再定義することがα6000のデザインテーマでした。そのために無駄な造形を一切削ぎ落とし、カメラにとって重要な「水平・垂直」を基調としたフォルムを形成。一方ディテールは丁寧に作り込み、カメラらしい精密感を演出。細部のエッジを効かせつつ、一眼らしい骨太な印象のカメラに仕上げました。実際に大きめのレンズを付けてみると、小型ボディでもレンズのボリュームに負けず、様になるのが分かると思います。ミニマルな形状に一眼の堅牢感や信頼感を凝縮し、道具としての本質とEマウントの革新性を宿した一眼のニュースタンダード、それがα6000です。

また素材も工夫しており、グラスファイバーを多量に含んだ樹脂の採用により高い強度を実現しました。普通のプラスチックボディは強く握り込むときしむ音がすることがありますが、α6000は全くしません。しかもこのグラスファイバー樹脂は、剛性だけでなく軽量化にも寄与しています。カメラを素早く構えられるので、高速AFを生かせます。グリップも従来のモデルよりも幅を広げ、ネガアール(凹み)を深くしたので大口径のレンズを装着しても安定してホールドできます。カメラの性能を最大限に生かしたその使い心地を、ぜひ撮影しながら確かめてください。

プロダクトデザイン担当 高木 紀明 「軽量であり、堅牢である、
非常に理にかなった造形になった」

水平・垂直のフォルムが描く無駄のないシルエットや、望遠レンズ装着時にもボリューム的に負けない堅牢感など、
開発にあたってはα6000のデザインコンセプトを関係者間で共有するための資料が制作された

シルバーとブラック、両方とも主役

高木 : α6000はモデルカラーにも並ならぬこだわりがあります。単なるカラーバリエーションではなく、シルバーとブラックの両方ともが主役なのです。そのため、それぞれが独立した「シルバーエディション」「ブラックエディション」というコンセプトでカラーごとのつくり込みを入念に行いました。

シルバーエディションは高級感のある色味を重視し、カラー専門のデザイナーが何度も吟味した上で、チタンやステンレスといった高級な金属を想起させる上質なシルバーを作り上げました。さらにダイヤルやシャッターボタン、シューなどのパーツごとに色味の異なるシルバーを使い分け、メインのシルバーカラーの上質感をさらに引き立てています。風格ある佇まいはクラシックレンズの装着も違和感なく受け入れます。

※他社製レンズの使用はソニーの動作保証外です。

SILVER Edition

  • 暖色系のシルバーをまとう
    ボディには高級感が漂う
  • シュー部分はステンレスの
    色味に近いシルバーを採用
  • スピン加工を施したシャッターボタンと
    ダイヤルが上品な輝きを放つ
  • コントロールホイールや背面キーなど
    パーツごとにシルバーの色使いを工夫

高木 : ブラックエディションは、堅牢感のあるオーセンティックなカメラをイメージしました。塗装ではあえて凹凸感が残る処理を施すことで色の深みを感じさせる仕上がりにし、重厚感を高めています。さらにアルミの削り出しによるモードダイヤルやコントロールダイヤルはもちろんのこと、Eマウントカメラで初めてマウントリングやシューの色まで黒で統一。各パーツへの色使いを徹底し、シンプルな美しさに磨きをかけました。

BLACK Edition

  • 黒いマウントリングが、
    キットレンズとの一体感を生む
  • 凹凸感のある塗装が黒の質感を
    高め、重厚感を醸し出す
  • シュー部分まで徹底した黒が
    全体を引き締める
  • シャッターボタンとダイヤルは
    スピン加工を施し精密な印象に

日常にスタイリッシュに溶け込む、ホワイト

高木 : ホワイトは、高性能なα6000をよりカジュアルに楽しんでいただきたいという想いから生まれたモデルです。そこで、落ち着きのあるマットホワイトを採用し、日常のさまざまなシーンや使う人のファッションにさりげなく溶け込むニュートラルな印象に仕上げています。またグリップまで清潔感のある白で統一しつつ、モノの良さをしっかりと感じられるようにソリッドな佇まいを表現しました。いつも気軽に持ち歩いて、良い写真をたくさん撮ってもらえたらうれしいですね。

また今回は専用ボディケースも一緒に監修し、α6000の世界観がより一層高まるものに仕上がりました。ぜひ、レンズやケースと組み合わせながら、自分だけのα6000に仕立ててください。

WHITE Edition

  • 上品なマットホワイトが、
    ソリッドなフォルムを際立たせる
  • グリップまで白で統一し、
    スタイリッシュな印象に
  • ボディに映えるシルバーのパーツが
    性能の高さを感じさせる
  • ホワイトの世界観を崩さないように
    グレイで刻印されたロゴ
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My Style α6000

− ボディケース LCS-EBC −

さりげなく上品なカメラを手に
お散歩スナップを愉しむ

カメラを片手に、気軽に街撮りを楽しみたいあなたにおすすめなのがボディケースLCS-EBC。上品な佇まいのケースは、カジュアルなファッションからシックなスタイルまでなじみやすく、質感の高いブラックとブラウンがα6000の所有感をさらに高めてくれる。ショルダーストラップを付けて肩掛けスタイルで出かければ、気取らずにスナップが楽しめる。
また使い心地の高さも魅力のひとつ。しっとりとした質感のグリップは手によくなじみ、ホールド感が増す。いざとなれば三脚にも簡単に着脱できるほか、動画再生用のスピーカーの穴も空いているなど細やかに配慮されている。

ケースの装着によってグリップ感も高まる

ケースを装着したまま給電と
USB接続が可能
底面がフラット仕様なので
置き撮りもできる

LCS-EBCは、装着したままでもデータの転送や充電ができるよう設計されており、底面もフラットなのでカメラをしっかり置くことができる。いつでもすぐに持ち出せるように、家でもケースを装着したまま保管するのがおすすめだ。

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