WF-SP900 使いこなしガイド

お選びいただいたWF-SP900はさまざまなシーンで快適に音楽を楽しむことができます。
このページでは快適にお使いになるためのシーンごとの設定方法やお手入れ方法をご紹介します。

ご使用の前に

充電

お選びいただいたヘッドホンは、本体と充電ケースの内蔵電池を充電してお使いください。
ヘッドホンを使おうと思ったら電池が切れていたということがないように、使用前に充電しておきましょう。
外出先でヘッドホン本体の電池が少なくなっても、充電ケースに入れるとヘッドホン本体を充電できます。

充電方法
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    乾いた柔らかい布でヘッドホンをよく拭く

    充電ケースは防水ではありません。充電ケースにヘッドホンを入れる前にヘッドホン本体やイヤーピース、アークサポーターが濡れていないことを確認してください。
    ヘッドホンの端子に汗や水滴、海水などが付着したまま充電すると、端子の腐食による接触不良が発生し、故障の原因となるので注意してください。

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    ヘッドホンを充電ケースにセットし、ケースカバーを閉じる

    ヘッドホンのL/Rを確認して充電ケースにセットしてください。

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    充電ケースを電源コンセントまたはパソコンのUSBポートにつなぐ

    パソコンのUSBポートには付属のUSB Type-Cケーブルを使って接続してください。電源コンセントに接続する場合は市販のACアダプターが必要です。

    ヘッドホン本体と充電ケースの充電が開始されます。
    充電中は充電ケースの充電ランプとヘッドホンのランプが赤く点灯します。充電が完了するとそれぞれのランプが消灯します。

イヤーピースとアークサポーターの正しい選び方

購入時に装着されているイヤーピースやアークサポーターをついそのまま使い続けてしまいがちです。
イヤーピースやアークサポーターが耳のサイズに合っていないと本来の音質が得られなかったり、ヘッドホンが外れてしまう原因となるので、自分の耳にフィットした標準タイプイヤーピースやアークサポーターを付属の中から選んでください。

付属のイヤーピース一覧の画像。詳細は以下です。
標準タイプイヤーピース(S/M/L/LL)
水泳用イヤーピース(S/M/L/LL)
付属のアークサポーター一覧の画像。詳細は以下です。
アークサポーター(S/M/L)
イヤーピース

イヤーピースの取り付け位置は、[1]と[2]の2段階があります。耳にフィットするように取り付け位置を調整してください。

1:イヤーピースを本体1つ目の段差まで取り付ける 2:イヤーピースを本体2つ目の段差まで取り付ける

イヤーピースを外すときは、ヘッドホンを押さえた状態で、イヤーピースをねじりながら引き抜いてください。
イヤーピースの端をつまんで引っ張らないでください。

アークサポーター

アークサポーターを外すときは、アークサポーターの根本からゆっくり外してください。
アークサポーターの先端を引っ張らないようにしてください。

Bluetooth機器や本体メモリーの音楽を楽しむ

WF-SP900はスマートフォンとのBluetooth接続に加え、内蔵メモリーでヘッドホン本体だけでも音楽を楽しめます。

Bluetooth機器の音楽を楽しむ

スマートフォンやウォークマンなどのBluetooth機器の音楽を楽しめます。
ヘッドホンとBluetooth機器との接続方法は、NFCでの接続とペアリング(機器登録)の2通りがあります。

本体のみで楽しむ

ヘッドホン本体のメモリーにパソコンを使って音楽を転送しておけば、Bluetooth機器と接続しなくてもヘッドホン本体だけで音楽が楽しめます。
ヘッドホンに音楽を転送するにはいくつかの方法があります。お使いの環境や用途に合わせてお選びください。

専用のソフトウェアを使って転送する
Music Center for PC(Windows のみ対応)

Music Center for PCは多彩なファイルに対応。音楽CDから取り込んだ楽曲や音楽配信サイトで購入した楽曲、他のアプリで管理している曲もまとめて管理します。

こんな方におすすめ

  • お使いのパソコンがWindows OSの方
  • ウォークマンを使っている方
  • 「X-アプリ」や「Media Go」を使っていた方
Content Transfer(Mac のみ対応)

Content Transfer は、iTunesやFinderなどからContent Transferのウィンドウへファイルを直接ドラッグ&ドロップすることにより、ヘッドホンへ転送するアプリです。

※ moraやiTunes Storeなどで購入した著作権保護されたファイルの転送には対応しておりません

こんな方におすすめ

  • お使いのパソコンがMac OSの方
  • iTunesでファイル管理している方
ソフトウェアを使わずに転送する(ドラッグ&ドロップ)

ソフトウェアを使用しないで、MP3などの音楽ファイルをドラッグ&ドロップでヘッドホンに転送できます。

こんな方におすすめ

  • パソコンにソフトウェアをインストールしたくない方
  • すでにお持ちの音楽データをヘッドホンに素早く入れたい方

ヘッドホン本体でかんたん操作

ヘッドホン表面をタップすることで音量の調整ができます。
ヘッドホンのボタンでは音楽再生操作や電話操作、設定の変更などができます。

音量調整

音量を上げる

R側を素早く2回タップ(●●)

音量を下げる

L側を素早く2回タップ(●●)

2回以上素早くタップし続けると連続して音量を上げたり下げたりすることができます。

音楽再生操作/電話操作

音楽再生操作と電話操作はヘッドホンのR側のボタンで行えます。

音楽再生時にできること

再生/一時停止
ボタンを1回押す(●)
次の曲の頭出し
ボタンをすばやく2回押す(●●)
前の曲(または再生中)の頭出し
ボタンをすばやく3回押す(●●●)

通話時にできること

電話を受ける/切る
ボタンを1回押す(●)
着信拒否
ボタンを2秒長押し(

設定変更

設定変更はL側のボタンで操作します。

  • 外音取り込み機能のオン/オフ
    ボタンを1回押す(●)
  • クイックサウンド設定(外音取り込みとイコライザー設定の切り替え)のオン/オフ
    ボタンをすばやく2回押す(●●)
  • 内蔵メモリーとスマートフォンの音の切り替え
    ボタンをすばやく3回押す(●●●)
  • Bluetooth機能のオン/オフ
    ボタンを2秒長押し(

スマートフォン用アプリを使いこなす

スマートフォン用アプリ「Sony | Headphones Connect」や「Sony | Music Center」を使うと、ヘッドホン本体ではできないいろいろな設定や操作ができます。

Sony | Headphones Connect

スマートフォン用アプリ「Sony | Headphones Connect」を使うと以下の設定ができます。

  • イコライザー設定(*)
  • 外音取り込み機能のオン/オフ
  • 外音取り込み機能のモード設定(*)
  • クイックサウンド設定(外音取り込みとイコライザー設定の切り替え)のオン/オフ
  • クイックサウンド設定の設定変更(*)
  • Bluetooth接続のモード設定(*)

* 「Sony | Headphones Connect」でのみ設定できる機能です。ヘッドホン本体では設定できません。

Sony | Music Center

スマートフォン用アプリ「Sony | Music Center」を使うと以下の操作ができます。

  • 音楽の再生/一時停止
  • 前の曲(または再生中)の頭出し
  • 早戻し/早送り(*)
  • 音量調整
  • リピート再生/シャッフル再生(*)
  • 再生範囲の変更(フォルダー/プレイリスト/アルバム)(*)
  • プレーヤーとスマートフォンの音の切り替え

* 「Sony | Music Center」でのみ操作できる機能です。ヘッドホン本体では操作できません。

水中で楽しむ

高度な防水・防じん対応(*)なので雨の中でも、水中でも音楽を楽しめます。

  • * ヘッドホン本体のみ対応。当社試験条件において、水深2.0mに30分沈めた状態で製品に故障がないことを確認しております(JIS/IEC保護等級 IPX5/IPX8相当)。 防塵試験用粉塵(直径75μm以下)が本製品内部に入らないように保護されています(JIS IP6X相当)
  • * 動作温度:-5 ℃から35 ℃(ヘッドホン) 5 ℃から35 ℃(充電ケース)

イヤーピースの交換

プールなどで使用する場合は、水泳用イヤーピースを必ず装着してください。
(通常使用時は、標準タイプイヤーピースに替えてください)
水泳用イヤーピースを使用しないと、ヘッドホン部に浸水して音楽が聞こえなくなったり、塩分や異物が付着して音質劣化や故障の原因となります。

水泳用イヤーピースは4種類(S/M/L/LL)が同梱されています。
耳に水が入らないように標準タイプイヤーピースよりややきつめのサイズを選びましょう。

イヤーピースの取り付け位置は2段階あるので、ご自分の耳にフィットするよう調整してください。
イヤーピースが外れないようにしっかり取り付けましょう。

取り付け位置を調整しても耳にフィットしない場合は、アークサポーターを交換してください。

ヘッドホンの紛失が不安な場合

ヘッドホンの紛失が不安な場合、左右のヘッドホン本体をつなげるリーシュコードを使って水中での紛失を防ぐことができます。

装着方法
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    イヤーピースを取り外してから、リーシュコードを取り付ける

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    イヤーピースを取り付ける

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    水泳用ゴーグルでリーシュコードを押さえて、後頭部に固定する

スポーツで使用した後のお手入れ方法

水泳やランニングなどで使用したヘッドホンは、汗やプールの水、砂や泥などが付着してしまうことがあります。
ヘッドホンの端子が汚れていると接触不良をおこし、充電ができなくなったり、パソコンがヘッドホンを認識できなくなる原因となります。
また、耳あかなどの異物がヘッドホン部に付着すると、音がこもったり、音量が上がらなくなったりしますので、ご使用後は必ずお手入れをおこなってください。

お手入れ方法は以下の動画でご覧いただけます。

お手入れ方法動画ページ

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