楽曲の音が良くなるとしても、いろんな音設定があって、どこから手を付けたらいいか迷ってしまう。
そんなときは、ClearAudio+です。ウォークマン®の音設定には、いろいろな機能がありますが、もっとも手軽に調整可能。イコライザーやVPT(サラウンド)などの各種音設定をまとめて、スイッチひとつで自動的にソニーのおすすめする最適な
設定に調整します。
お買い上げ時は「オフ」ですが、デフォルトの状態で聴いてみて、「この曲の個性を引き立たせると、どんな音になるんだろう?」とか、音楽に没頭して聴きたいと思ったら、「オン」にしてみることをおすすめします。
ジャンルによって個性が際立った、好みの音で聴いてみたいとき、イコライザーを使うと曲に合わせてメリハリを利かせられます。
イコライザーのプリセットは、ソニーで音響の設計をしている技術者が作ったもの。手軽な操作で、ジャンルに合わせて音のメリハリをつけることができます。音楽ジャンルの5つのプリセットから選べるほか、カスタム設定として自分好みの
パターンを2つ登録できます。
手っ取り早く好みのジャンルに合わせた音にしたいならプリセットがおすすめです。
カスタム設定では、自分の聴きたいパートを際立たせたり、音質を変えたり、バランスを整えたりと、できることは多岐にわたりますから、「これだ!」という設定を探してみるのも楽しいですよ。
| プリセットの種類 | 特徴 |
|---|---|
| ヘビー | 低音がより強め。中高域が広がるようにした音質 |
| ポップス | 中域を強調したボーカルなどに適した音質 |
| ジャズ | メリハリのある低域と高域を強調した音質 |
| ユニーク | 小さな音でも比較的聴きとりやすいように低域と高域を強調した音質 |
イコライザーでメリハリをつけて楽しむのに向いているジャンルは、ポップスやヘビー。
クラッシックは、特定の音を強調するような調整をせず、原音のバランスで楽しむと良いでしょう。
お気に入りの曲をライブな雰囲気で楽しみたかったらVPT(サラウンド)。同じ曲をスタジオやライブで聴いたらどうなるか、仮想空間で疑似的に試せる機能です。
VPT(サラウンド)では、スタジオ/ライブ/クラブ/アリーナ/マトリックスの5種類のモードで臨場感あふれるサウンドを
ヘッドホンで楽しめます。
| プリセットの種類 | 特徴 | おすすめのジャンル |
|---|---|---|
| スタジオ | 「スタジオ」「ライブ」「クラブ」「アリーナ」の順で音の広がりが大きく感じられる。 | オールジャンル |
| ライブ | ||
| クラブ | ||
| アリーナ | クラッシック、ロック、ポップス、etc | |
| マトリックス | 全方向から音が再現されるようなチューニングを加えたモード。ナチュラルな再生音ながら豊かな音の広がりを感じられる。 | オールジャンル |
ロックなら「ライブ」、ポップスなら「スタジオ」というように、よく演奏される場所の設定にすると、相性が良いようです。
ヘッドホン付属のイヤーピース。実はそれぞれサイズが違うのです。
音楽以外の雑音を消すデジタルノイズキャンセリング機能の効果を活かすには、イヤーピースが耳の穴にピッタリ合うことが必要。
耳の穴に対してイヤーピースが小さすぎたり、逆に大きすぎてイヤーピースが歪んだりすると、その隙間から周囲の音が耳に入ってしまいます。
サイズが合っていないと感じたら、同梱されている別のサイズのものに変えたり、おさまりの良い位置に調節しましょう。
イヤーピースをヘッドホンから外す場合は、回しながら引っ張ると楽に外せます。イヤーピースはサイズごとに
中心部分の色が違います。別な色のイヤーピースを選んで、しっかり奥まで差し込みます。
イヤーピースが耳の穴にぴったりフィットしているかは、次の方法で確かめます。
まず、耳に装着しコードが垂直になるように位置を調整します。
その状態でコードを軽く引っ張ります。これでヘッドホンが外れなければOKです。
耳の穴のサイズは左右で違うことがあります。
合わないなと感じたら別々にイヤーピースを替えて調整してみましょう。
ヘッドホンを使っていると耳垢などで汚れることがあります。見た目はもちろん、ゴミが溜まると音響面でも良くないので、定期的な掃除をおすすめします。
イヤーピースは食器洗いなどに使う中性洗剤で洗えます。ヘッドホンの先端の黒い部分は、柔らかい布などで軽く拭いてください。ゴミがついているからといって、硬いものや尖ったもので触るのは、壊してしまう原因になりますから避けてくださいね。
充電するのを忘れて、気がついたら電池がなくなっていた!ということはありませんか?
実はウォークマン®のバッテリーには長時間稼働できるような工夫をしてあります。
しかし設定の仕方によって電力の消費量が大きく異なり、稼働時間も違ってきます。
輝度設定のほかには、操作していないとき画面オフになるまでの待機時間を短くするのも効果的。
その場で必要のない機能を一時的にオフにしたり、長時間ウォークマン®を使わないなら電源を切っておくことで
電池の持続時間を延ばすことができます。
設定輝度「5」→「3」で、
持続時間が約45%長くなります。
画面オフになるまでの時間を短く設定する
画面オフタイマー「オフ」→「30秒」で
持続時間が約80%長くなります。
※他のシリーズでは設定手順や持続時間が異なります。
SシリーズとEシリーズでは、「いたわり充電」機能によって電池の劣化を抑え、長持ちさせる方法があります。
リチウムイオン充電池は、充放電回数や使用期間などによって、少しずつ充電能力が低下していくのですが、
フル充電の手前で充電を止めることで、充電池の劣化を抑えることができます。
SシリーズやEシリーズでは「いたわり充電」機能を使用すると、充電量が約90%に達したところで充電を停止するので、
設定しておくと「短くなったな」と感じるタイミングが違ってきますよ。人に例えるなら腹八分目ということですね。
購入時は「オフ」になっていますから、購入したら「オン」にすることをおススメします。
「いたわり充電」機能を「オン」にする
「オフ」→「オン」で、持続時間が約10%短くなりますが、充電能力の低下を抑えることができます。
スマートフォンの電池がもうすぐなくなる!そんな時はウォークマン®から「おすそわけ充電」。
別売の専用ケーブルでスマートフォンとウォークマン®をつなげるだけですぐ給電可能です。
1.ウォークマン®とスマートフォンをつなぎます。
2.ウォークマン®の画面に「スマートフォンへの充電を開始します」と表示されますので、ウォークマン®本体の「再生」ボタンを押してください。これで充電が始まります。なお、スマートフォンに給電中は、
ウォークマン®は操作できません。
3.給電を終了するときは、ケーブルを外します。
※スマートフォンに充電できる量は、満充電時のウォークマン®の全電力をXperia™ Zに給電した場合で20%程度です。その間の所要時間はおよそ1時間です。
※Xperia™ Zの電源をOFFにして充電。弊社試験結果に基づく目安です。機器及び使用条件により、実際の充電量は異なります。
また別売のLightning-Micro USBがあれば、iPhoneにも使用可能です。
ウォークマン®から給電するには、目盛り2以上の電池残量が必要です。
目盛り1では「スマートフォンおすそわけ充電に必要な電池残量がありません。」と表示されて、
給電できません。
Walkman® Owner's Information では、よくいただくご質問をランキング形式でご紹介。
オーナー様が疑問に思われていることはありますか?
そのほかにウォークマン®でお困りでしたら、ぜひこちらのページをご参照ください。
次号のお知らせ
Walkman® Owner's Information 第2号はいかがでしたか?
次号では『ウォークマン®の楽しみを、もっと広げるヒント』をお届け。
ウォークマン®の楽しさや便利さをもっと体験していただける使いこなし術をご紹介します。
お楽しみに♪
