Vol.21 春奈るな

Vol.21 春奈るなインタビュー

8月20日に、アニメ「ソードアート・オンライン�U」のエンディングテーマとして流れている『Startear』をシングル発売する春奈るな。「KERA」のモデルとしても活動中。昔からアニメ好きだったこともあり、「<物語>シリーズ」のテーマ曲『アイヲウタエ』や『snowdrop』。「Fate/Zero」2ndシーズンのエンディングテーマ『空は高く風は歌う』など、いくつものアニメ作品のテーマ曲も担当。「ソードアート・オンライン」シリーズも、「ソードアート・オンライン」フェアリィ・ダンス編エンディングテーマ『Overfly』に続く、二度目の起用となる。
今回は、最新シングル『Startrar』の話や「Music Unlimited」の体験談を中心としたインタヴュー。そして、7月13日(日)にOTODAMA SEA STUDIOで行われたライブの模様をお伝えします。

PHOTO:村上一光/TEXT:長澤智典

「ソードアート・オンライン」のようリアルにゲームの舞台の住人になれるって、アニメやゲーム好きには理想の世界なんです。

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———8月20日に発売となる最新シングルの『Startear』。この楽曲は現在、「ソードアート・オンライン�U」のエンディングテーマとして流れています。

春奈 「ソードアート・オンライン」シリーズでの楽曲起用は、今回で2回目なので本当にありがたいです。わたし、アニメやゲームが大好きなんですけど。「ソードアート・オンライン」シリーズも夢を感じる作品と言いますか。
「ソードアート・オンライン」って、ゲームの中に入り、実際にゲームの世界の登場人物になって楽しめるという内容の物語なんですね。それって、アニメやゲーム好きな人の夢や理想だったりするからこそ、「ソードアート・オンライン」シリーズが大好きなんです。

———最新シリーズの「ソードアート・オンライン�U」からは、架空と現実の世界がクロスオーバーしてゆく様も見えてきました。

春奈 そうなんです。二次元の世界で起きたはずの殺人が現実の世界と重なったり。わたしは先に小説を読んでるんですけど。アニメとはストーリーの流れも違ってたりもするから、今後どんな風にアニメの物語が進んでいくのか楽しみなんです。

———るなさん自身、すでに「ソードアート・オンライン�U」の世界観はバッチリ把握しているんですね。

春奈 はい。最新シングルの『Startear』で、わたしは作詞も担当。もちろん、先に物語の世界観をしっかり頭の中に入れたうえで制作に向かいました。

———今回は、誰を主人公に据えたのでしょうか??

春奈 今回は、シノンちゃんをベースにした歌詞になっています。前回歌わせていただいた『Overfly』は、ヒロインのリーファちゃんを題材に歌詞を書いてもらったんですけど。今回は、「人生の中で葛藤しているシオンちゃんの、どんどん前向きになっていく姿」を、わたし自身の手でこの歌に描きたかったんです。
『Startear』は、何処か『Overfly』と似た雰囲気をメロディラインに持たせてるんですけど。だからこそ歌詞の部分では、この2曲を対比させてもいきました。

———誰をどうフィーチャーするかは、自分なりに思い入れを持って選んでいることなんですか??

春奈 そうですね。デビューシングルの『空は高く風は歌う』では、「Fate/Zero」に出てくるアイリスフィール・フォン・アインツベルンというちょっと儚い感じの女の人が主人公だったんですけど。アニメ作品のタイアップ曲の場合、かならずモチーフになるキャラクターがいるので、歌詞を書くときも、そうなんですけど。歌うときも、その人に成りきって何時も歌っています。
自分が主人公となって歌った楽曲が、聞き手側の人の気持ちへちゃんと届くように。その人たちの希望や勇気になるようにと願いを込めながら。わたしは、何時も歌うように心がけています。

———作品に対する思い入れが強いほど、そうしていきたくなるもの??

春奈 そうですね。わたし、本当にアニメが大好きなんです。アニメの曲を歌えるだけで幸せなこと。だからこそ、アニメ映像と自分の曲がシンクロしている様を見るたびに、毎回感動してしまいます。

———るなさんは、これまでにもいろんなアニメのタイアップ曲を歌ってきていますからね。

春奈 その環境に居れることが、すごく嬉しいんです。出来るならズーッとアニメと共存していきたい気持ちがあるので、今後もズーッとアニソンには携わっていきたいです。

わたしがヲタクに目覚めたのは小6のとき。きっかけは、アニメのキャラクターに恋をしたことでした。

———なぜ、そこまでアニメにはまったのでしょうか??

春奈 わたしがヲタクに目覚めたのは小6のときだったんですけど。きっかけは、アニメのキャラクターに恋をしたこと。そこが、始まりでした。
誰しも、恋をすると胸が痛くなるじゃないですか。その感覚が、わたしの中には本当にあって。でも一時期は、「こういう感情は持っちゃいけないんじゃないか?!」と不安にもなったんですけど。やっぱり「好き」という気持ちを隠すことは出来なかった。なので、その気持ちを今でもズッと貫き通しているんですよ。
今は、そういうのが当たり前になってるというか。わたしの友達やまわりの子たちも、普通にアニメのキャラクターに恋してるし。ホントに今は「住みやすい時代だなぁ」と思います。

———今は、ホントにそういう素敵な時代になりました。

春奈 そうですよね。わたしも、そう。「うたプリ」(「うたのプリンセスさま」)など、とくに乙女ゲーム好きな人たちは、本気でのめり込んでる方が多いので。

———るなさんは、海外でもその熱狂ぶりを見ていますよね。

春奈 そうですね。海外でも、日本のアニメ・ブームは本当にすごくって。イベントへ出させてもらうたびに、かならずコスプレイヤーさんに出会うんですけど。日本と違い海外って、衣装とか売ってないらしいんですよ。だから、みなさん「衣装も小道具も全部自分で作ってる」とおっしゃってて。しかも、そのクオリティがもの凄く高くて、あれには毎回驚かされます。
最近、海外のフェスティバルに出たときも、「ソードアート・オンライン」のレイヤーさんをいっぱい見かけました。そのときの会場は、わたしの泊まっているホテルだったんですけど。ロビーに降りたとたん、そこにはたくさんのレイヤーさんがいたので、もう天国にいる気分でした。

———るなさんのゴスロリ・ファンションに憧れている女性も多いですよね。

春奈 ありがたいことです。

———同性から憧れの視線を感じることも多いんですか??

春奈 視線ですか??。「KERA」という雑誌の読者モデルをやらせていただいてることもあって、読者の女の子もけっこうライブに来てくれるんですけど。同性の子たちは、tiwitterへ私服を載せたりすると、すごく喜んでくれますね。

ズーッと二次元一筋で生きてきた人なので、ホントに恋愛のことはわからないんですよ。そういうところは、「こうじゃないかな??」みたいに妄想をしながら歌ってます。

———『Startear』のC/Wに収録した『夏の恋予報』や『ラムネセカイ』は、現実の世界を舞台にしています。そこへも、自分なりの気持ちを投影しながら歌うわけですよね。

春奈 そうですね。2曲とも、今回は「夏と恋愛」というテーマを持って作っているんですけど。わたし、恋愛経験がぜんぜん無いので…。ズーッと二次元一筋で生きてきた人だから、恋愛のことはホントにわかんないんですよ。だからそういうところは、「こうじゃないかな??」みたいに妄想をしながら、毎回歌わせていただいてます。
『夏の恋予報』は学園恋愛物なんですけど。今、ソーシャルゲームの「ボーイフレンド(仮)」にすごいハマッていて。ちょうどそれが学園物なので、あの世界観を『夏の恋予報』の舞台に重ね合わせて歌いました(笑)。

———いろんな風に気持ちを投影しながら歌えるのは、素敵なことだと思います。

春奈 だから、歌っててすごく楽しいんです。そこでまた新たな世界が見えるというか。自分がアニメ好きで良かったなと思う気持ちまで再確認できますからね。

———作品の世界観を投影した歌と、現実の世界に繋がる歌。どちらが気持ちを重ね合わせやすいですか??

春奈 二次元的なほうが気持ちは投影しやすいですね。やっぱしアニメ作品の場合、世界観もちゃんと構築されていますしね。あとは、ちょっとゴシックな世界観や切ない歌など、そういうのが得意というか、歌ってて表現しやすいんです。

———梶浦由記さんの作った「Fate/Zero」2ndシーズンのEDテーマ『空は高く風は歌う』は、どっぷり世界観に浸って歌えてたんじゃないですか??

春奈 そうなんです。梶浦由記さんは、わたしすごく好きで。中でも、「機動戦士ガンダムSEED」がもの凄く好きなんですよ。
ちょうど3年前かな?!。「アニソン・グランプリ」というオーディションに出させていただいたときも、梶浦さんが作ったガンダム・ナンバーのみでチャレンジ。それくらい好きですし。世界観もすごい儚くて、ちょっと厳かと言いますか、その気高い感じがすごく好きなんです。

———るなさんも、いろんなタイプの楽曲を歌っていますよね。

春奈 いろんなタイプの楽曲がありますね。やっぱり歌を唄っていくにつれて、同じ曲調ばっかりだと、「どう感じてもらえるんだろう??」とちょっと不安になるというか…。
わたしはデビュー当時から、つねにギャップを感じてもらえたら嬉しいなと思っている人。「これだけ」って一つに決めることなく、いろんな曲調にチャレンジしながら歌うのが好きなんです。だから、アルバムにもいろんな曲調を入れれば、その曲たちについても、「一つ一つの楽曲を、わたしは一つ一つの惑星に例えてます」みたいな言い方をしてましたからね。

初のホール・コンコサートが決定!!12月12日・渋谷公会堂の舞台に、春奈が立つ!!

———完成した最新シングル『Startear』、今のるなさんにとって、どんな1枚になりましたか??

春奈 「ソードアート・オンライン」の世界観をちゃんと感じることの出来る作品であり。同時に、「夏という季節」も楽しんでいただける1枚にもなりました。「ソードアート・オンライン」シリーズの楽曲を歌うのは、今回が2回目。なので、以前に歌った『Overfly』と聞き比べながら楽しんでもらえたら嬉しいなと思っています。

———原作を読んでるのなら、るなさん自身、「ソードアート・オンライン�U」の今後の展開もわかっていますよね。先の展開を楽しみにしている方へ、どの辺をポイントに見て欲しいかアドバイスをいただけますか??

春奈 やっぱりシノンとキリトの関係っていうんですかね。シノンは、すごくつらい過去があるんですけど、キリトと出会うことによって、それが勇気に変わっていく。そこを、わたし自身も楽しみにしながら観たいと思っています。

———12月12日には、渋谷公会堂でのワンマンも決定しています。

春奈 初めてのホールでのワンマンになります。以前から「ホールで聞いてみたい」というファンの方たちの声もあったことから踏みだしました。わたし自身、「どう、春奈るなの世界観を見せられるかなぁ?!」と、ちょっとドキドキなんですけど。すごい楽しみにもしています。

———大きい会場でのライブ経験も豊富だから、渋谷公会堂も「どんとこい!」じゃないですか??

春奈 ワンマンは1から自分で世界観を作り上げなきゃいけないから、そういう部分ではすごく緊張しています。
フェス関係は、みなさんが盛り上げてくれたところへ出て行く形なので、何処か安心して出演出来るんですけど。ワンマンは、そことは違いますからね。来てくださる方々の温かさはわかっていますし、みんなに見守られながら楽しくライブを出来る予感はあるんですけど。でも、まだまだ未知数なことが多いからすごく緊張も、楽しみにもしています。

えっ?!、ここには「アニソン」や「初音ミク」のチャンネルがあるんですか?!。それチェックしちゃうと思います

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———るなさんは普段、どんな風に音楽ライフを楽しんでいます??

春奈 クラウド・サービスに触れたのは、今回が初めてなんですけど。わたしの場合、いつもCDを購入しては、それをパソコンやケータイプレイヤー、スマホなどに取り込んで聴くことが多いです。最近は、ネットでダウンロードをして、その楽曲をスマホやタブレットに取り込んでは、持ち運びながら聴くこともしています。

———移動中に音楽は欠かせないですからね。

春奈 電車や長距離の飛行機に乗って移動してるときは、音楽を聞いてないと駄目な性格なんです。だから、ケータイプレイヤーを家に置いてきちゃうと、「どーしよう!!」と大変なことになっちゃいます。でも、スマホなら忘れることはまずないので、よくスマホに取り込み、持ち運びしながら聞くことも多いです。

———「Music Unlimited」は、ネットさえ繋がれば、世界中何処に居ても聞けるサービスなんですよ。しかも、いろんなデバイスに対応しているから、機種ごとに取り込む作業も必要ないですからね。

春奈 それ、すごく便利ですよね。聞きたいときにすぐにアクセスして、聞きたい音楽をなんでも聞けるのはとても便利です。しかもこれを使うと、普段はあまり聴くことのない楽曲にも触れる機会が多くなるから、それが嬉しいなと思いました。
CDを手に取る場合は、好きなアーティストさんを中心にしていくように、幅広く選ぼうにも、どうしても偏った傾向になっちゃうんですけど。これだったら、いろんなジャンルの音楽へすぐに手を伸ばして聞けますよね。その良さを感じました。

———しかも、すべてフルで聞き放題!!

春奈 それがすごいです!!

———「関連アーティスト」にも、るなさんと近しい方々がよく登場していますし、そこから新しい出会いへ繋がりが広がっていくことも多いと思います。

春奈 そうなんですね。わたし、好きなジャンルの音楽をよくチェックするんですけど。そこからも、いろんなジャンルの人たちまで広がるってことですか??

———広がります。

春奈 わたし、アニソンとビジュアル系とボーカロイドがすごい好きで。やっぱ、そっち系の曲はよくチェックしていますけど…。

———ここには、「アニソン」や「初音ミク」「EXIT TUNES」の専用チャンネルもありますから。

春奈 えっ?!、ここには「初音ミク」のチャンネルがあるんですか?!。それチェックしちゃうと思います。あと、ビジュアルが二次元っぽいジャケットを見かけると、つい聞きたくなっちゃいます。

———新しい音楽と出会ううえでも、ジャケットはいろいろ気になります??

春奈 気になります。最近は、写真集のようなブックレットを付けてるCD作品も多いじゃないですか。そういうのも好んでチェックしています。

———ここなら、気になったジャケットの音楽もフルで聞けるから、「ジャケ買い外し」することもないですよ。

春奈 それいいですよね。とくに、フルですべて聞けてしまうのが嬉しいです。

いきなりCDを買うには抵抗があっても。これを使えば気軽にチェック出来るから、それが嬉しいんです。

———ここには、春奈るなさんの楽曲もいろいろと収録されています。

春奈 それ、嬉しいですよね。わたしの小っちゃい頃からの夢だったのが、歌うことと、自分の楽曲を作品として残していけること。それが叶っている今が、すごく嬉しいんです。

———るなさんは、「Music Unlimited」というサービスを、どんな風に使いたいですか??

春奈 気軽にいろんなジャンルの音楽へ接していけるのは、とても嬉しいことだと思いました。とくにわたしの場合、探そうとするとジャンルが偏りがちなので、いろんなジャンルに出会わせてくれるこういうアイテムは、すごく便利です。

———新しい音楽には、いろいろとアンテナを張っておきたい性格??

春奈 そうですね。洋楽とか滅多に聞かないんですけど、興味はあるんですね。もちろん、自分の歌の幅を広げていくうえでも、いろんなジャンルの音楽を聞いて吸収したいと思ってるんですが。いきなりCDを買うには抵抗があって…。でも、これを使えば気軽にチェック出来るから、それが嬉しいです。

———ここで気に入った音楽を見つけ、欲しい作品は、CDとして手元に置けば良いわけですからね。

春奈 そうですよね。わたし、CDもしっかり手元に置いておきたい性格。だから、今でもかなりの数のCDは持っていますし、それらすべてが大切な宝物。なので、CDも買い続けますし。同時に、ダウンロードだってしていくと思います。

———そこは、自分のライフ・スタイルに合わせた音楽の楽しみ方でいいわけですからね。

春奈 今は、いろんな楽しみ方があっていいんだと思います。

———改めて、「Music Unlimited」に触れてみての感想やお勧めポイントを語っていただけますか??

春奈 この「Music Unlimited」、ホントに操作もわかりやすいし、いろんなアーティストさんのオススメ音楽も聞けるように、わたしはそこが嬉しいんです。わたし、好きになったアーティストさんの音楽のルーツって気になるんですけど。専用チャンネルを聴くと、そういうのを知ることも出来るから、すごい便利で面白いなと思いましたし。何より、もっともっと音楽が好きになりそうでいいですよね。ぜひ、わたしの音楽とも、この「Music Unlimited」を通して出会っていただけたら嬉しいです。

ARTIST情報

  • 6th SINGLE「Startear」photo
  • 6th SINGLE「Startear」2014.8.20 RELEASE!!

    2014年7月からスタートするTVアニメ「ソードアート・オンライン�U」のエンディングテーマに決定!