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製品情報>有機ELテレビ(生産完了:XEL-1)>有機ELを楽しむ>その瞬間の空気感までクリアに再現する「写真」×「有機ELテレビ」という選択

写真家・櫻井寛が一人のフォトグラファーに戻るとき

撮影旅行の滞在ホテルで、今日自身が感じ取ったインプレッションを作品として鑑賞、光と影の織りなす劇的な一瞬を、高いピーク輝度を誇る有機ELテレビの再現力がリアルに映し出す、「おっ、この雲間は北海道の形に似てるな、撮ってるときは気づかなかった」と鑑賞者の視線になる櫻井氏

感性が解き放たれる風景と邂逅(かいこう)

「僕の初写真集は、25年前に北海道の雪原を走るSLを撮り続けた物でした」。写真家・櫻井寛氏は、今も北への冬旅が好きだという。今回同行した撮影旅行のひとときには、ソニーの有機ELテレビとの時間があった。

函館郊外で出会った、馬と雪化粧した駒ヶ岳の風景 函館本線、大沼駅近くの跨線橋で撮影中の櫻井寛氏
函館郊外で出会った、馬と雪化粧した駒ケ岳の風景。奥行きのある写真から、冬の北海道の澄みきった空気感が伝わってくる。 函館本線、大沼駅近くの跨線橋で撮影中の櫻井寛氏。坂を走り抜ける列車を絶妙な角度で流し撮りする。画面にピタリと止まって見える列車、長年培ったプロの技が冴える
「国内外、季節ごとに列車と沿線の旅を撮っていますが、“冬旅”といえば、北海道函館本線沿いの風景が真っ先に思い浮かびますね」と語る櫻井氏。
 10代からカメラを担いで撮影旅行を重ねた自身の原点ともいえるこのエリアは、多忙な撮影依頼の合間にも再三訪れているという。
「何度来ても、新たな発見、風景との出会いがあります。空と大地の輝き、流れる雲の合間から射す一瞬の陽、近づいてくる列車の音、すべてが刻々と変わる。“自分はいま、ここにシャッターを押すために立たされている! ”という思いに駆られる瞬間が、あるんですよ」。
 思惑を超えた一瞬の邂逅(かいこう)をとらえるとき、その双眸(そうぼう)はただひたすら写真に魅せられた一人のフォトグラファーに戻る。それが撮影直後、背面の液晶でチェックするときは、プロの写真家としての視線に変わる。そしてさらに、「これを有機ELテレビで観ると、客観的な鑑賞者としての視線になれる。最近、それがとても大事な時間になってきました」。
函館・十字街の交差点で。
函館・十字街の交差点で。「路面電車を撮るなら、ココ」と列車撮影を知り尽くした櫻井氏。有機ELテレビで観るとゴトゴト走る電車の音が聞こえてきそうだ
 滞在先のホテルで、早速さっき撮影してきた写真を有機ELテレビで観る。
「真っ黒な画面にクリアな画像が立ち上がる瞬間もいい。黒が深いから、画像の色彩がより印象的ですよ。うん、この馬の毛並みも鮮明に出てますね」。 
有機ELテレビは、有機材料による自発光方式で、かつてない高いコントラストを実現。画素ごとに色や輝度の情報を正確に表現し、深い黒と、リアルな立体感と奥行き感、質感を再現してくれる。
「夕景の雲の照り返し、淡い色のトーンや輝きも、このテレビで再現するとよくわかるから、すごい」。
 撮影現場で自分を突き動かしたインプレッションを画像の中に見い出す、旅先での有機ELテレビ観賞のひととき。一瞬を限りなくリアルに再現した画像は、「よし、次はまた別の時間帯も狙ってみよう」という新たなインプレッションの源泉にもなる。
「私にとって有機ELテレビは、撮ることに張り合いをもたらしてくれる貴重な存在ですね」。

有機ELテレビで観る写真展 デジタル一眼レフで切り取る「世界の美 再発見の度」

ソニーショールームとソニースタイル大阪では、日本を代表するフォトジャーナリスト櫻井寛氏がデジタル一眼レフカメラで撮影した美しい作品の数々を有機ELテレビ”XEL-1"で展示致します。 世界各地の美しく迫力ある風景が再現されています。是非御覧下さい。
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櫻井寛氏

「とにかく画像が鮮やかで、写真を再現するのが楽しい。夜景のカットもきらめきの一つ一つがクリアに輝いているのが見て取れますね」

 
ソニー 地上・BS・110度CSデジタル 有機ELテレビ XEL-1
希望小売価格200,000円
有機ELテレビ XEL-1 ※画面はハメコミ合成です
櫻井寛プロフィール
「日経おとなのOFF」で鉄道写真の連載を持ち、既に2冊のMOOKを発刊し、読者からの支持が高いカメラマン。1954年長野県生まれ、小学生のころ、「鉄道はどこでも行ける魔法の乗り物」と感じ、鉄道員を目指す。 日本全国を旅するうち、鉄道写真の魅力にとりつかれ写真家に転向。日大芸術学部卒業後、世界文化社写真部を経て 1990年に独立。「オリエント急行の旅」(世界文化社)ほか著書は約60冊。最新作は、「ローカル列車の旅」(日経BP社)。
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