DSR-50は、フロント部に20万画素の高解像度カラー液晶モニターを搭載。収録した現場で、映像のプレビューを可能にするとともに、各種設定画面を表示して、用途に合わせたセットアップを行うこともできます。
映像制作の現場で高い評価を得ている業務用デジタルフォーマットDVCAMでの記録・再生に加えて、家庭用DVフォーマット(SPモードのみ)での記録・再生にも対応し、最大276分(PDV-184ME/N使用時)の長時間記録を実現。用途や運用場面に応じた選択が可能です。
本体にはマグネシウムダイキャストを採用し、約3.9kg(本体のみ)の軽量化を実現。可搬性に優れ、アウトドアで安心してお使いいただけます。
フィールド収録などでの持ち運びや振動に強い、アンチローリングメカニズムを採用。ENG、EFP用途への対応を実現し、収録の場が拡がります。
徹底した低消費電力化により、リチウムイオンバッテリーBP-GL95使用時で、約6時間(*)の長時間駆動を実現。また、外部12V電源入力端子(XLR4ピン)を装備し、DC電源によるオペレートも可能です。
「スタンダード」「ミニ」2つのカセットサイズに対応。いずれもアダプターなしで、そのまま記録・再生が可能です。
オーディオは4チャンネル 12ビット/32kHzモードまたは2チャンネル 16ビット/48kHzモードのいずれかを用途に応じて選択可能。入力選択、入力レベルの設定をチャンネルごとに独立して行えます。
SMPTEタイムコードジェネレーターを内蔵し、REC RUN/FREE RUNやDF/NDFの選択が可能。ユーザービットにも対応するとともに、外部TC/UBの同期が可能です。
ビデオ入出力レベル、コンポーネント信号レベルをはじめ、H位相やSC位相などの調整機能を備え、外部信号に対しても同期が可能。また、デュプリケート機能により、映像、音声、タイムコード、カセットメモリー情報を一括してデジタルコピーすることができます。
DVCAMカセットテープのカセットメモリーに記録されている情報の表示、検索が可能。さらにテープラベルの作成や個別項目の消去機能も備えています。
PAL方式で記録されたテープを変換操作なしで、そのまま再生可能。液晶モニターと、PAL方式対応モニターでの視聴ができます。
コンポーネント、コンポジット映像入力に対応した26ピンカメラコネクターを装備。バックアップシステムとしての運用はもちろん、放送業務用カメラを活用したデジタル収録システムの構築が可能です。
IEEE1394に準拠したi.LINK(DV入出力端子)を標準で装備し、ケーブル1本でビデオ、オーディオ、タイムコードなどの各信号を送受できます。また、コネクター部は6ピンロック付きを採用し、接続時の信頼性を高めています。