SONY AIBO
AIBOとはじめるネットワークライフ第1弾 準備編
無線LANとは
通信ケーブルの代わりに電波を用いて構成したネットワーク(LAN : Local Area Network)を、ワイヤレスLANと言います。ワイヤレスLANは、通信ケーブルを必要としないため、AIBOのような移動する機器が通信を行うのに適したインターフェースです。ワイヤレスLANには使用する電波の周波数、伝送スピード等により、さまざまな規格がありますが、現在最も普及が進んでいるのが、IEEE802.11b規格に準拠したワイヤレスLANシステムです。
AIBO ワイヤレス LAN カード ERA-201D1を、AIBO「ERS-210」に装着し、PC側にはワイヤレスLANネットワーク環境を作ることによって、IEEE802.11b規格に準拠した通信を行うことができるようになます。PCや他のネットワーク機器、さらにはアクセスポイントを介して世界中の通信機器とデータをやりとりできるようになる日も遠くありません。



LAN: 比較的小規模のネットワークを指し、イーサネット(Ethernet)と呼ばれる伝送速度10Mbps〜100Mbpsの有線LANで構成されるのが現在、一般的です。アクセスポイントを使用すると、ワイヤレスLANを有線LANに接続することができます。
アクセスポイント: 無線通信インターフェースと、電話線またはイーサネットインターフェースを持ったネットワーク機器で、ワイヤレスLANと有線LANの橋渡しを行うことができます。
IEEE802.11b規格: 周波数2.4GHZ帯の電波を使用するワイヤレスLANの規格です。最大11Mbpsの通信速度を実現しています。IEEE802.11bでは,2.4Ghz帯を14チャンネルに分けており、近接する無線ネットワークで別々のチャンネルを設定することにより、混信を防ぐことができます。
本カードでは、IEEE802.11bに準拠しており、1-11のチャンネルを使用することができます。
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