Q) DVDレコーダーなどで使われている「最大24倍速ダビング」の「倍速」と、メディアに表記されている「倍速」とは違うのですか?また違いは何ですか?

A) 違います。
ディスクやDVDドライブとDVDレコーダーでは「速度」に関する表記の内容に違いがあ る場合が多いのでご注意ください。

ディスクやDVDドライブに表記されている「倍速」は「等速(最大11.08Mbpsの転送速 度が得られる記録速度)」に対する最大記録速度の比率を表します。ディスクに表記されている「倍速」の種類はこちらを参照ください。

DVDレコーダーの「ダビング速度」は、ダビングする映像の録画時間に対してダビングに要する時間の比率です。
4.7Gbyte DVDに最大転送速度である11.08Mbpsで記録すると 約1時間の映像が録画できます。
また、4.7Gbyte DVDに6時間の映像を録画できる SLPモード(6Hモード)の平均転送速度は、11.08Mbpsの約6分の1となります。HDDに SLPモード(6Hモード)で録画した映像をDVDに4倍速で記録すると録画時の転送速度に対して約24倍の転送速度で記録することになります。
例えば、RDR-HX10でHDDに SLPモード(6Hモード)で録画された1時間の映像は、4倍速記録対応DVD-Rには理論 的に約2.5分での高速ダビングが可能です。この場合が、最大のダビング速度である約24倍速ダビングになります。