「DVDレコーダーは格闘家にとって必需品ですよ。過去の試合はもう何百回も見てるし。勝った試合を見てると『オレ、パーフェクトだな』とか思ったり（笑）」
という五味選手。自分の試合はもちろん全部録画。対戦相手の過去の試合も手に入る限りDVDを取り寄せ、トレーナーと一緒に研究するという。映像をフル活用しているPRIDEファイターにとって、この“おでかけ”機能搭載『スゴ録』はどう映るのか?
「実はそれほど機械類は得意じゃないんです。マネージャーがアキバ系だから（笑）、パソコンやネットは彼に助けてもらいます。でもPSPぐらいカンタンなら自分でも操作できるよね。今までは過去の試合やスパーリングは、ビデオカメラの小さい画面で見てたんですけど、PSPなら見やすいし、移動中でも見られるから便利かも」
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対戦予定の選手の動きは繰り返し見て、その動きを目に焼き付ける。研究ツールとしての使い方が頭に浮かぶのは、さすが格闘家だ。
「自分の試合だけじゃなく、ほかの選手の試合や海外の格闘技なんかも録画して見ますよ。技や動きなんか参考になりますからね」
と、さっそく『おでかけ・スゴ録』で録りためる意欲マンマンだ。 |
練習は午前中に90分、午後90分とほぼ毎日。週に1日くらいは自分で判断して休みを挟むが、体調管理に万全を期すため、休日は自宅で過ごすことがほとんど。
「休日に映画やDVDを見るのは大好きですから、自宅には40インチくらいの大画面テレビとオーディオ機器が揃ってます。桜井“マッハ”速人選手とか、格闘家にもホームシアターを持っている選手は多いですよ。でも結局はみんな、試合ばっかり見ちゃいますね」
さりげなく2005年年末の対戦相手の名前を挙げ、ホームシアター対決でも火花を散らす五味選手。PRIDE初の日本人チャンピオンを目指す男は『スゴ録』で、家でも外でも格闘技三昧だ。
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撮影/茂手木 秀行 スタイリング/菊池 陽之介
取材・文/飯田 征樹 協力/Cafedes Artistes |
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格闘家。1978年生まれ。身長173cm、体重72.9kg。第5代修斗ウェルター級
チャンピオン。2005年12月31日に開催される『PRIDE 男祭り 2005 頂-ITADAKI-』でライト級トーナメント決勝戦に挑む。 |
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