アナログ放送からデジタル放送への移行について

地上デジタル放送は、関東、中京、近畿の三大広域圏の一部で2003年12月から開始され、その他の地域でも、2006年末までに放送が開始される予定です。 該当地域における受信可能エリアは、当初限定されていますが、順次拡大される予定です。 地上アナログ放送は2011年7月に、BSアナログ放送は2011年までに終了することが、国の方針として決定されています。

地上デジタル放送の特長

放送のデジタル化により、16:9のワイド画面で、高精細なデジタルハイビジョン映像(HD)を楽しむことができます。		デジタルならではの、CDなみのクリアなサウンドを再現。臨場感あふれる5.1chサラウンド放送も楽しめます。		ニュースや地域の天気予報など、さまざまな情報をいつでもチェックできるデータ放送を楽しむことができます。		ハイビジョン放送(HD)や標準放送(SD)を番組により変えることで、マルチビュー放送やマルチ編成サービスが楽しめます。

デジタル放送をご覧になるには

デジタルチューナー内蔵のテレビでデジタル放送をご覧いただけるのはもちろんのこと、アナログ放送受信用のテレビでも別売りのデジタルチューナーを接続することによりデジタル放送をご覧頂けます。ただし、受信する画質や縦横比(アスペクト比)はテレビの種類により異なります。なお、受信には、デジタル放送に対応したアンテナシステムが必要です。 また、地上デジタル、BSデジタル、110度CSデジタル共用タイプのチューナーであれば、1台でそれぞれの放送をご覧いただけます。 ※ デジタル放送チャンネルに対応した受信アンテナが必要です。 ※ ケーブルテレビで地上デジタル放送を受信する際は、CATV会社にお問い合わせください。

デジタル放送のコピー制御信号について 〜 BSデジタル放送をご覧になるには、付属のB-CASカードを必ず挿入してご使用ください 〜

地上デジタル放送、BSデジタル放送をご覧になるには、付属のB-CASカードを必ず挿入してご使用ください。2004年4月5日から、デジタル放送はB-CASカードがないと、コンテンツ保護のため、スクランブルがかかっており見ることができません。また、2004年4月5日からデジタル放送には、「1回だけ録画可能」のコピー制御信号が加えられます。詳しくは、録画機器の取扱説明書をご覧ください。 デジタル放送に関しての詳細は、以下のホームページをご参照ください。 地上デジタル放送 　 社団法人 地上デジタル放送推進協会 BSデジタル放送 　 社団法人 BSデジタル放送推進協会

ケーブルテレビのサービスを利用してデジタル放送をハイビジョンの画質でご覧になるには

地上デジタル放送を再送信しているケーブルテレビのサービスを利用してデジタル放送をハイビジョンの画質でご覧になるには市販のデジタルチューナーや専用のデジタルセットトップボックスが必要になります。ケーブルテレビ会社がデジタル放送を再送信する際の伝送方式には“パススルー伝送方式”と“トランスモジュレーション伝送方式”があります。 ※ どの方式によりサービスされるかについては、ケーブルテレビ会社により異なりますので、詳しくは、ご加入または最寄りのケーブルテレビ会社にお問合せください。

デジタル放送をハイビジョンの画質でご覧になるには、市販のデジタルチューナーまたはデジタルチューナー内蔵テレビが必要です。 ■同一周波数パススルー 　周波数や変調方式を変更することなく伝送する方式 ■周波数変換パススルー 　伝送可能な周波数帯域に変更して伝送する方式		デジタル放送をハイビジョンの画質でご覧になるには、CATV専用のデジタルセットトップボックスが必要です。 ■トランスモジュレーション 　変調方式を変更して伝送する方式

※	変調方式：音声・データなどの信号を、搬送波（信号を乗せるための基本的な伝送波）に乗せるための変換操作。

〈ベガ〉は、CATVパススルーに対応

ソニーの地上デジタルチューナー内蔵〈ベガ〉や地上デジタルチューナーは、CATV会社が地上デジタル放送を再送信する際の、同一周波数パススルーおよび周波数変換パススルーのすべての周波数に対応しています。