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株式会社 TBSラジオ&コミュニケーションズ 様

株式会社 TBSラジオ&コミュニケーションズ 様

  株式会社TBSラジオ&コミュニケーションズ様は、AM放送(954kHz)を通してニュースや各種情報、プロ野球などのエンタテインメントなど多彩なラジオ番組をリスナーに提供しています。また、ポッドキャスティングやWebラジオ、モバイルなどの新しいコンテンツサービスにも積極的に取り組まれており、2007年4月からはデジタルラジオ放送とインターネット放送で、クラシック・ミュージックステーション「OTTAVA」を開局され、好評を得ています。
  こうした多彩な番組・コンテンツ制作の録音用メディアの一つとして採用されたのが、ソニーの放送・業務用レコーディングメディアPro-MOです。
 同社 技術推進室 加藤哲康様に、番組制作のポリシーや制作のワークフローをご紹介いただきながら、その中で活躍するPro-MOの役割や用途、運用の成果や評価などを伺いました。


株式会社 TBSラジオ&コミュニケーションズ様
東京都港区赤坂5-3-6
urlhttp://www.tbs.co.jp/radio

技術推進室 加藤哲康様

- 生の情報を素早く、的確に、分かりやすく伝えるのがTBSラジオのモットー
  TBSラジオの番組は、早朝5時から、曜日によっては26時まで生放送が続きます。その中の番組やコーナーには録音番組も入ってきますが、基本的にニュースや生活に密着した情報、あるいはスポーツ中継などを、リスナーにいち早く、的確にお届けすることをモットーに番組を制作しています。
  局内には現在、第1スタジオから第8スタジオまで8つのスタジオがあります。第1スタジオはお客様を集めた公開放送・録音が可能な大型スタジオ、第2スタジオから第5スタジオまでは録音スタジオで、番組や素材の録音などを行っています。そして第6スタジオから第8スタジオが生放送スタジオで、ほとんどの生番組が主にこの3つのスタジオを使って放送されています。
  プロ野球などスポーツ等の生中継がある場合は中継先とスタジオをISDNの回線や専用線で結び、スタジオで効果等をミックスしてからラジオマスターを介して送信所に送れられることになります。スタジオで制作した録音番組や広告代理店から搬入されるCM素材は、DAF(Digital Audio File)と呼ばれる専用の送出サーバーシステムに登録しておくことで、上位の放送システムであるAPSにより自動送出されることになります。


- 局内設備のデジタル化に合わせて録音メディアも6mmテープからMOへ
スタジオ内に設置されたMD録再機とPro-MO
スタジオ内に設置された
MO録再機とPro-MO
 ラジオ番組の制作には、放送素材を録音するためのメディアが欠かせません。かつては6mmテープがその中心的な役割を担ってきましたが、局内の設備のデジタル化や6mmテープの生産完了もあって、現在はMOディスクが主役の位置を占めるようになっています。TBSラジオでも2005年頃から徐々にMOの導入を開始し、2006年4月には8つのすべてのスタジオでMOによる録音・再生が可能になりました。
音声をファイルとして記録するMOディスクの特長は、SN比を中心により高音質の録音ができ、劣化の心配がいらいないことです。そしてもう一つは、ファイル転送や高速ダビングが可能になることで、たとえば番組制作者が編集室を使わず、自分のデスクでパソコンと編集ソフトを使って波形編集ができるなど、作業の時間短縮や効率化に貢献します。
しかし、何らかのトラブルが発生して録音・再生ができなかった場合、6mmテープの時のように必要な部分をハサミで切ってつなぐといった対処法は不可能です。従って、放送用で使うMOディスクには、何よりも信頼性・安定性の高さが求められます。こうした私たちの期待に的確に応えてくれたのが、ソニーのPro-MOでした。
- Pro-MOの最大の特長は放送業務用にふさわしい信頼性と使い勝手の良さ

 私たちが録音メディアに求めるのは、極論を言えば、確実に録音・再生できることに尽きます。Pro-MOの最大の魅力は、この放送業務用にふさわしい信頼性・安定性の高さにあります。Pro-MOの運用を開始して1年半以上になりますが、記録・再生のトラブルは皆無です。また、6mmテープ時代もそうでしたが、制作サイドのソニーブランドに対する信頼感も非常に大きいと思います。録音作業の最初のステップであるメディアのセッティングの際、不安やストレスを感じることなく録音に集中できます。
使い勝手の良さも魅力です。6mmテープのケースと同じ5インチケースの採用、ホールド機構など取り扱いに便利な設計、キューシート等を入れるためのシート保管ポケットなど、現場の声を反映した細かな配慮は高く評価できます。
生放送が多く、非常に多くの情報を次々に使用することから民生用MOディスクも混在していますが、ラジオドラマなどここ一番という番組の録音ではエンジニアの立場からPro-MOを推奨しています。

- ネットワーク局や他局への番組配信でもPro-MOがフルに稼働中

 Pro-MOは番組交換基準のメインメディアとなっており、関連会社の株式会社TBSサービスで行っているネットワーク局や他局への番組配信用メディアとしてもフル稼働中です。TBSラジオの番組をPro-MOにダビングして全国のラジオ局に郵送、メディアであるPro-MOは返送され、改めて配信用として利用される仕組みです。やはり信頼性の高さや使い勝手、さらに100万回以上の書き換え、1億回以上の読み出し回数といった基本スペックの高さも評価されています。
TBSラジオでは、リスナーの聴取環境やライフスタイルの変化に対応した新しいサービスにも積極的に取り組んでいます。Webサイトから好きな番組コンテンツをミュージックプレーヤーや携帯電話にダウンロードして楽しむポッドキャスティング(http://www.tbsradio.jp)やWebラジオ、そして2007年4月にはクラシック専門局OTTAVA(オッターバ:イタリア語でオクターブの意)を開局。デジタルラジオ<9202(202)ch>またはインターネット<ottava.jp>で楽しんでいただけるようになりました。もちろん、OTTAVAの各スタジオでもPro-MOによる録音・再生が可能になっています。

Pro-MO
ネットワーク局や他局への番組配信用メディアとして運用されているPro-MO
OTTAVA
日本初のクラシック専門局として2007年4月に開局したOTTAVAのスタジオでもPro-MOによる録音・再生が可能になっています。