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株式会社 毎日放送様

株式会社 毎日放送様

  株式会社 毎日放送(MBS)様はテレビ、ラジオで関西エリアの視聴者・聴取者の人気を集める放送局です。ラジオでは、AM放送(1179kHz)の特性を生かしたトーク番組など地域密着型の生放送を中心に、日曜日や深夜には自社制作、あるいはネットワーク局配信の多彩な録音番組を提供しています。
 高品質で、より効率的なラジオ番組制作のために、録音メディアにMOを積極的に採用。現在、30数台に及ぶMOレコーダーと約1500枚のPro-MOが、ラジオドラマなどの幅広い番組制作や番組搬入に稼働中です。
  同社 技術局 ラジオ技術部 小池佑治様に、MBSラジオの番組制作の特長やPro-MOの用途、運用の成果などを伺いました。

株式会社 毎日放送様
大阪市北区茶屋町17-1
urlhttp://www.mbs. jp
技術局 ラジオ技術部 小池佑治様
- トーク番組を中心とした生放送を中心に、Pro-MOを使った録音番組制作にも注力

マスタールーム。「録って出し」などに運用されているMOレコーダーが設置され、プロ野球の直前情報や公営レースの結果速報などがオンエアされています
  MBSラジオは、AM放送の魅力ともいえるトーク番組やプロ野球中継などの生放送を中心とした番組編成でリスナーの支持を得ています。本社内の3つのスタジオをフル稼働し、さらに市内なんばパークス内のサテライトスタジオ、あるいは「出前放送」と称したイベント会場などからの生放送もあります。
  日曜や深夜帯には、録音番組も多数放送しています。自社制作したものとネットワーク局から搬入される番組がほぼ半々ですが、この録音番組の制作や番組搬入の基幹メディアとなっているのがPro-MOです。現在、MBSラジオ局内では約30台のMOレコーダーと約1500枚のPro-MOが稼働中で、Pro-MOの約500枚が番組搬入用、残りの約1000枚が制作用として運用中です。
  自社制作の録音番組には、地域密着型の情報番組や毎週日曜の夜に放送しているラジオドラマなどがあります。本社スタジオで制作されるもののほかに、MBSのUSJスタジオを使った音楽コンクール番組、あるいは東京支社のラジオスタジオで制作されるトーク番組などがあります。いずれもPro-MOに収録し、送出用のDAFに登録し、オンエアされます。東京支社からはPro-MOに収録した音声ファイルを専用線で本社に伝送し、同様にPro-MOを使ってファイルを受ける仕組みとなっています。
- 生放送中や「録って出し」用途にもPro-MOに収録した番組・素材を有効に活用
  Pro-MOに収録した番組や素材は、生放送中のコーナー企画としても使われています。搬入した番組や取材した素材などをスタジオに持ち込み、スタジオで再生してオンエアすることもあります。また、マスター内に送出用サーバーである番組DAFとは別にMOレコーダーを設置し、「録って出し」用途にも活用しています。たとえば、プロ野球の直前情報や公営レースの結果速報などで、試合開始直前やレース終了直後にPro-MOに録音した情報や結果をマスターから直接オンエアすることで、必要な話題・情報をスピーディーにリスナーに提供することができます。
  CMについても、代理店から搬入されるもの、自社で制作するもの、いずれについても基本メディアはPro-MOとしています。民生用MOや6mmテープもまだ混在しますが、徐々にPro-MOの割合が増えてきていると思います。これらのCM素材は、CM送出用のDAFに登録しオンエアされます。
  Pro-MOの用途には、番組の保存・管理もあります。たとえば、日曜の深夜に放送しているラジオドラマシリーズ「ドラマの風」では、「明日の記憶」(原作:荻原 浩)、「博士の愛した数式」(原作:小川洋子)、2007年3月には「その日の前に」(原作:重松 清)といった話題作を放送し大変好評をいただいていますが、こうした番組は放送分をすべてPro-MOに収録し保存しています。
- Pro-MOを使うことで、よりクオリティの高い、効率的な番組制作が可能になりました
  Pro-MOを使った番組制作の魅力の一つは、やはりデジタルならではのクオリティの向上にあります。劣化の不安がアナログに比べ格段に少なくなりますので、魅力的な番組づくりにも貢献してくれると期待できます。
もう一つは、制作ワークフローの改善です。編集に対応するMOレコーダーを採用したことで、Pro-MOに収録した素材をそのまま編集することができ、効率的な番組制作が可能になっています。たとえば、先ほどのラジオドラマを例にしますと、台詞を収録したPro-MOをスタジオや編集室に持ち込み、ディレクターと効果マンが構成やSE(効果)付けをMO上で行い、番組として完成することができます。こうした手法で、1話(60分)を約2週間で制作するスケジュールで余裕を持って対応しています。音質劣化の心配も少ないので、凝った構成・編集で、より魅力的なドラマ制作が可能になっているのではないかと思います。 また、録音番組を制作するスタジオにCMの入ったPro-MOを持ち込んで、CM入りの番組パッケージを1枚のPro-MOで完成させるといったことも可能です。実際に、レギュラー番組で採用されており、制作フローの改善、編集時間の低減に大きく貢献しています。
- クオリティの確保はもちろん、専用5インチケースで確実な番組・素材の保管・管理を実現
  Pro-MOを使った番組制作の魅力は、クオリティやワークフローの改善だけではありません。現場のスタッフにとっては、完成後の保管・管理のしやすさもPro-MOの特長としてあげることができます。特に専用5インチサイズケースは非常に使い勝手がよく、大切な番組や素材を確実に、しかも間違いなく管理することができます。
  たとえば、番組名や放送日など、必要な事項をケースカードに記入することができますので、一目で内容を確認でき、また棚に並べて保存できるなど管理も容易です。また、番組のキューシートやCM原稿はケース内のポケットに入れて保管できますから、間違いやミスを未然に防止することができます。 放送に携わる者にとって、番組やCMなどを確実にオンエアすることが最優先の課題となります。信頼性・安定性に加え、使い勝手の良さも兼ね備えたPro-MOは、現場のスタッフにそうした安心感を与えてくれる録音メディアではないかと思っています。ラジオ局はデジタルラジオの開始など、今後ますますデジタル化・ネットワーク化が進んでいくと考えられます。しかし、そうした時代の中でも、何よりも大切なコンテンツを確実に運用できるメディアとしてPro-MOは重要な役割を担っていくのではないでしょうか。
ラジオドラマなどの番組保存棚。 場合によっては番組が終了するとフォーマットし直されて次の番組でまた持ち出して使用しています。