用語解説『色温度』
光の色を表す値で、単位はK(ケルビン) 。ビデオ機材ではモニターテレビやビデオカメラにおいて、光の色味を調節するときに使用されます。色温度は、完全黒体を高温にしたときに放出される光の色を、各温度によって表したものです。色温度は、その値が低いほど赤っぽい光になり、高いほど青っぽい光になります。例として、ハンディカムのホワイトバランス設定の"屋外"は5500Kにプリセットされており、晴れた日の昼間の撮影で色調のバランスが良くなるようになっています。この設定で白熱灯照明の室内で撮影を行うと、赤っぽい色調の映像になります。