映像制作機材

フォーマット紹介

コンテンツの利用目的や、クオリティ、コストなど環境に合わせて多彩なラインアップからお選びください。
各フォーマットについて
SRMASTER
"SRMASTER"は、従来より映画、CM、ドラマ制作などで高い評価を頂いている、HDCAM-SRと同じ"MPEG-4 Simple Studio Profile(SStP)"フォーマットおよび、CineAltaカメラF65RSにより記録可能な16bitリニアRAWデータである"F65RAW"を含むソニーのハイエンド領域向けファイルベースフォーマットの総称です。
"SRMASTER"は記録媒体として高速メモリーメディア"SRMemory"を採用、高速なデータアクセススピードを活かしHD・2Kのみならず3D、4K制作をサポートしています。また、オープンプラットフォームな技術方式として映像制作機器メーカー各社との連携を進めており、ハイエンド制作現場におけるファイルベースワークフローを加速させています。
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HDCAM-SR
HDCAM-SRは、HDCAMシリーズを、さらに発展させたフォーマットです。
記録データレートを向上、さらなる高画質を実現しました。また、RGB4:4:4記録にも対応、ポスプロでのハイクオリティーなエフェクト処理を可能にします。ポータブルVTR「SRW-1」では1080/60p撮影を実現、フルHD高画質のスロー/クイックモーションエフェクト【SR Motion】を実現しました。音声では24bitの12chオーディオトラックを備え、高音質で5.1サラウンドオーディオにも対応します。さらにARIB補助データパケットの全てを記録可能、字幕や局間制御信号などに対応します。放送ではCM搬入/番組交換基準に、ハリウッドではマスタリングフォーマットに採用されており、全世界で活躍しています。
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HDCAM
HDWシリーズは、アナログベータカムからスタートしたソニー放送業務用1/2インチVTRテクノロジーで培った信頼性・安定性・操作性を継承。デジタル技術・HDCAM画像圧縮技術の結集により、SD制作と変わらぬ機動力でHDの高画質映像制作を実現し、HDコンテンツ制作のスタンダードフォーマットとして全世界で活躍しております。VTRラインアップには、アナログベータカム・デジタルベータカムといったソニー1/2インチVTRフォーマット記録テープの再生互換やアップコン/ダウンコンバーター機能を搭載したモデルを用意しており、SD素材のHD番組での活用、HDCAM素材のSD番組での活用が容易に実現できます。
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XDCAM
XDCAMは青紫色レーザー技術を採用し、50GBおよび23.3GBの大容量記録のプロフェッショナルディスクを記録メディアに用い、MPEG HD422、MPEG HD、DVCAM、MPEG IMXの圧縮フォーマットに対応したプロフェッショナルディスクシステムです。
XDCAMでは、VTR同等のジョグ/シャトル性能に加え、ファイルベースレコーディング、素材へのランダムアクセス機能、ノンリニア編集機にMXFファイルで映像を転送できるなど、ディスクならではのスピーディーなコンテンツ制作が可能です。また、「いつ、どこで、誰が、何を」といったメタデータを、映像にリンクして記録することができるので、キーワードによる素材検索や、コンテンツ管理などに適しています。
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XDCAM EX
XDCAM EXは小型フラッシュメモリーである、SxSメモリーカードを記録媒体とした商品です。
記録媒体にメモリーを採用することにより、商品の小型化を実現しました。
XDCAM EXの特長として、高画質と長時間記録を両立する MPEG-HD圧縮を採用しています。
メモリーならではの、高速転送やサムネイルサーチなど、ワークフローの改善を実現します。
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NXCAM
NXCAMは、MPEG-4 AVC/H.264コーデックを使用したAVCHD規格をベースに、業務用の機能・操作性を備えた映像制作機器です。記録媒体には、汎用的なメモリーカードであるメモリースティックPRO Duo/SDメモリーカードを採用し、バックアップ用に専用のフラッシュメモリーユニットが使用可能なモデルもあります。最大28MbpsのフルHD映像に対応しており、音声フォーマットは2chのリニアPCM、Dolby Digitalから選択可能です。SD記録にはDVDフォーマットと親和性の高いMPEG-2規格を採用しています。
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HDV
HVRシリーズで採用したHDVフォーマットは、DVCAM/DVフォーマット規格と同じカセットテープに、HD映像を記録する目的で規格化されました。
そのため、DVCAMまたはDV環境との親和性が高く、機器の小型化も実現しています。編集もDVCAMと同様に、i.LINK接続によるノンリニア編集が可能となっています。
従来のDVCAM記録もサポートしているため、状況に応じて、DVCAM記録とHDV記録を使い分けることができます。HD機器のエントリーモデルとしてご利用いただけます。
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DVCAM
DSRシリーズは家庭用デジタルビデオカメラの「DVフォーマット」を業務用途向けに改良したフォーマット「DVCAMフォーマット」を映像記録に用いています。家庭用DV機器との高い互換性を持ち、ローコストのハンディタイプから放送局で使用されるような本格的なハイスペックモデルまで、多数の商品ラインアップを取り揃えた、映像フォーマットです。
ハイエンドモデルVTRは、オプションボードの追加によりHD信号出力へのアップコンバートが可能です。
i.LINK(IEEE1394)接続によるPCでのノンリニア編集が手軽に行え、コストパフォーマンスの良い映像制作環境を実現できます。
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MPEG IMX
MSWシリーズは、映像制作マーケットにおいて約2億本のテープ流通量を誇るデファクトスタンダードの"ベータカム"やCM素材の受け渡しなどに使用されている"デジタルベータカム"と同じカセットサイズを採用し、それらの再生互換を確保しています。
記録に用いているMPEG IMXフォーマットは、MPEG2を用いて高画質化を図りながら、業務用では必須のフレーム精度の編集を実現しており、クオリティを重視するコンテンツの制作に適しています。
また、業界での標準化が進んでいる映像ファイルフォーマット"MXF"に対応。VTRにイーサネットオプションを装着することで、コンテンツをクオリティの劣化なく、遠隔地に転送することも可能となります。
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