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新商品 2008年4月14日

“HDCAM-SR”VTRのネットワーク機能を実現するファイル転送プロセッサーボード
2K/4K(DPXファイル)非圧縮データ記録にも対応



ソニーは、“HDCAM-SR” デジタルレコーダー『SRW-5800』に装着するオプションボード『HKSR-5804』を発売します。ファイル転送プロセッサーボード『HKSR-5804』を『SRW-5800』に装着することで、VTRのネットワーク機能を実現。デジタルインターミディエイト(DI)のワークフロー効率向上を実現します。さらに、2K/4K(DPXファイル)の非圧縮データ記録も可能、2K/4K素材のバックアップやアーカイブにも対応します。


商品名/型名 発売予定日
ファイル転送プロセッサーボード 『HKSR-5804』 2008年9月

なお、『HKSR-5804』は「NAB 2008(National Associations of Broadcasters 2008)」(4月14日〜17日 米国・ラスベガスコンベンションセンター)にて出展予定です。


●ファイル転送プロセッサーボード『HKSR-5804』の主な特長

VTRをネットワークに直接接続、VTRの共有化が可能
『HKSR-5804』によって、『SRW-5800』をネットワークシステムへ直接接続することが可能で、VTRを共有化することができます。ネットワーク環境としては一般的となったギガビットイーサーネット(GbE)を採用、簡単にサーバーやノンリニア編集機とVTRをネットワーク接続することができます。VTRからのファイル転送操作はPC/ワークステーションから一般的なブラウザアプリケーションで行え、専用ソフトウェアは不要です。編集室が確保できない場合や至急の手直しが発生した場合などでも、VTRを簡単にネットワーク接続してインジェストや書き戻し作業を行うことができます。

VTRがファイル変換を実行、ネットワークシステムの簡素化を実現
ネットワーク運用に必要なビデオとファイルの相互変換はVTRが行うため、システムを簡素化することができます。VTRがビデオ(“HDCAM-SR”)からファイルに変換して転送を行います。ファイルフォーマットはデジタルインターミディエイト(DI)で一般的なDPXファイルを採用、既存のワークフローに容易に組み込んでご利用いただけます。ファイルは、転送先での作業後、VTRに返送します。その際、DPXファイルからビデオ(“HDCAM-SR”)に変換して、テープに記録したり、非圧縮データフォーマットでテープに記録したりすることもできます。

2K/4Kの非圧縮データ記録も可能、素材のバックアップやアーカイブ、交換メディアとして運用可能
2K/4K(DPXファイル)素材についてもGbE経由で転送を行い、非圧縮データのまま、テープに記録することができます。さらに、その素材をHDモニターでモニタリングすることが可能です。(画質はHD、動きはコマ送りスローのようになります)2K/4K素材のアーカイブやバックアップ用途、またファシリティ間での2K/4K素材交換メディアとして運用可能です。


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ソニードライブ
「プロフェッショナル業務用商品 HDCAM-SR」
URL https://www.sony.jp/hdcam-sr/