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2008年11月14日 |
Cell/B.E.とRSX(R)を搭載した
“コンピューティングユニット” 『BCU-100』 が登場
ソニーは、高性能マイクロプロセッサ Cell Broadband EngineTM *1(Cell/B.E.)*2 とグラフィックスプロセッサRSX(R)*3 を搭載し、高速演算処理を実現したマルチコア・プロセッシング・プラットフォーム“ZEGO(ゼゴ)”シリーズの第一段としてコンピューティングユニット『BCU-100』を発売します。
| *1 |
“Cell Broadband Engine”は、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントの商標です。 |
| *2 |
Cell/B.E.は、IBMコーポレーション、ソニー株式会社、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント、株式会社東芝が共同開発した高性能マイクロプロセッサです。 |
| *3 |
RSX(R)は、NVIDIAコーポレーションと株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントが共同開発したグラフィックスプロセッサです。 |
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マルチコア・プロセッシング・プラットフォーム “ZEGO”
マルチコア・プロセッシング・プラットフォーム商品群をあらわすプロダクト・ロゴである「ZEGO」は、「Zest to Go」が語源で、「Zest」は「熱意」、「to GO」は「未来へ」を意味し、このプラットフォームにより新しいビジネスを展開するソニーの意志を表現しています。 |
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| 型名 |
発売予定日 |
| コンピューティングユニット 『BCU-100』 |
2008年12月1日 |
| メモリー拡張アダプタ 『BKCU-EX1』 |
2008年12月1日 |
| メモリーモジュール 『BKCU-MY8D』 |
2008年12月1日 |
| ビデオディスプレイボード 『BKCU-VD1』 |
2008年12月1日 |
●『BCU-100』の主な特長
- (1) 強力な演算性能のマルチコアプロセッサー
Cell/B.E.内部のPPE(PowerPC Processor Element)と8個のSPE(Synergistic Processor Element)とが高速バスで相互に、また外部のメインメモリや入出力デバイスに接続されて、230 GFLOPSもの高い浮動小数点演算性能を実現しています。
- (2) 高速I/O搭載のグラフィックエンジンRSX(R)
RSX(R)はCell/B.E.と高速バスであるFlexlOで接続され、効果的なグラフィック処理が行われます。
- (3) 最大10GBまでメモリー拡張が可能
本機には標準でメイン1GBとサブ1GBのメモリーが搭載されていますが、オプション(別売)のメモリー拡張アダプタとメモリーモジュールを使用することにより、さらに8GBの拡張が可能で、合計10GBまで拡張できます。
- (4) 1Uの省スペース設計、19インチラックマウントタイプ
EIAスタンダード(ユニバーサルピッチ)の19インチラックに設置できます。オプション(別売)でラックマウントキットも用意しています。
- (5) 低消費電力を実現
高い演算性能を有しながら、消費電力は定格電力330W以下を実現しています。(AC100V時)
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