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お知らせ

2010年1月7日

新商品

AVCHDフォーマットを採用した業務用映像制作機器の“NXCAM”シリーズ
カムコーダーとフラッシュメモリーユニットを発売

ソニーは、MPEG-4 AVC/H.264コーデックを使用したAVCHDフォーマットを採用し、業務用の機能・操作性を組み合わせたソニー製ビデオカメラ及びその周辺機器を表す新シリーズとして、『NXCAM(エヌエックスカム)』を2010年より導入します。その初号機として、メモリーカードに記録可能なハンディタイプのカムコーダー『HXR-NX5J』、及び専用の記録ユニットであるフラッシュメモリーユニット『HXR-FMU128』を発売します。
型名 発売日 希望小売価格
NXCAMカムコーダー
『HXR-NX5J』
2010年1月7日 609,000円
(税抜価格 580,000円)
フラッシュメモリーユニット
『HXR-FMU128』
2010年1月7日 147,000円
(税抜価格 140,000円)

『HXR-NX5J』の主な特長

  1. 広角・高倍率のソニー「Gレンズ」、低ノイズの1/3型“Exmor”3CMOSセンサーを採用
  • ソニー独自の技術を凝縮した高性能「Gレンズ」を搭載。先進イメージセンサーや画像処理技術との最適化を図ることにより、優れた描写力を実現します。 また、広角29.5mm(35mm換算値)・光学20倍ズームが可能で、さまざまな撮影シーンに対応できます。
  • ソニー独自の列並列A/D変換回路(カラムA/D変換回路)をイメージセンサー上に集積した"Exmor"は、アナログ伝送中のノイズ混入による画質劣化を抑えると同時に、高速での信号読み出しを可能にします。また、アナログ・デジタルの両回路によるデュアルノイズリダクションにより暗部の撮影においてもノイズの少ない映像を実現。これにより、最低被写体照度1.5lx※1の低照度を実現しました。
  • ※1 シャッタースピード1/30秒固定、オートアイリス、オートゲイン時。
  1. HD-SDI端子などの豊富な入出力端子を装備
  • HD/SD-SDIとHDMIの2つのデジタル映像出力端子を装備。SDI信号にはタイムコード情報も含まれるため、SDI 対応のノンリニア編集システムとも接続できます。
  • TCリンクIN/OUT端子により2台の『HXR-NX5J』間でタイムコードを揃えることができます。接続にはピンケーブルを使い、準備が容易です。
  • 音声をCH1/CH2で切り換え可能なヘッドホン端子を装備。さらに[STEREO MIX]時にはステレオ、モノラルの切り換えが可能です。
  1. 多彩な映像、音声表現
  • AVCHD規格の最大ビットレートである24Mbpsモードも採用。また、フルHD解像度1920×1080での24p、30pのプログレッシブ記録に加えて、1280×720での60p記録にも対応しています。
  • AVCHD規格でのHD記録に加えて、DVD-VIDEOと互換性の高いMPEG-2コーデックを用いたSD記録も可能です。
  • ドルビーデジタルのステレオ記録に加えて、リニアPCMのステレオ記録(HD記録時)にも対応しています。
  1. フラッシュメモリーユニット(別売)を装着してハイブリッド記録が可能
  • メモリーカードスロットを2つ装備して長時間記録に対応しているため、リレー記録※2時には記録が終わったカードを入れ替えることにより2枚以上のカードにわたって映像を連続して記録することができます。
  • 別売のフラッシュメモリーユニット『HXR-FMU128』を装着すると、本体のメモリーカードとHD画質の同時記録が可能です。※3また、HD画質とSD画質の混在記録も可能です。
  • ※2 リレー記録による連続した映像は本体ではシームレスに再生できません。動画の連続記録時間は約13時間です。
  • ※3 SD映像の同時記録には対応しておりません。
  1. ソフトウェア「Content Management Utility」を付属

付属ソフトウェア「Content Management Utility」を使い、『HXR-NX5J』のメモリーカードや『HXR-FMU128』に記録されたファイルをパソコンに取り込み、閲覧、整理することができます。
リレー記録で分割されたファイルを結合することも可能です。

  1. その他の特長
  • 従来の手振れ補正に比べて、さらに強力な手振れ補正ができるアクティブ手振れ補正を搭載しました。
  • GPSユニットをカメラ本体に内蔵し、ビデオデータと共にGPSデータを記録可能です。
  • ボタン類の配置を工夫して使い勝手を向上させました。また、細かなファイルの操作はVGAパネルを採用した“XtraFine(エクストラファイン)”液晶パネルによるタッチ操作で快適に行うことができます。

『HXR-FMU128』の主な特長

  1. 128GBの大容量フラッシュメモリーを採用

128GBのフラッシュメモリーを搭載し、高画質FXモードで約11時間の記録が可能。フラッシュメモリーのため振動にも強く、80gと軽量・コンパクトで、『HXR-NX5J』に装着してワンパッケージでの運用が可能です。

  1. 『HXR-NX5J』との組み合わせでハイブリッド記録を実現

『HXR-NX5J』のメモリーカードとの同時記録ができ、HD映像のバックアップが可能です。また、カメラ本体のメモリーカードにはSDで記録し、『HXR-FMU128』にはHDで記録するというように、異なるフォーマットでの記録も可能です。

  1. USBでパソコンに簡単に取込み可能

FAT32を採用することにより、パソコンとの接続には特別なドライバを必要とせず、記録した映像はUSB(USB2.0)を介して簡単に転送できます。

  • Windows(R)搭載のパソコンへの取り込みには、付属ソフトウェア「Content Management Utility」をご使用下さい。

主な仕様

■『HXR-NX5J』の主な仕様

システム
ビデオ記録方式
HD記録 MPEG-4 AVC/H.264 AVCHD
SD記録 MPEG-2 PS
音声記録方式 リニアPCM 2ch、48kHz、16bit( HD画質のみ)
ドルビーデジタル 2ch、48kHz、16bit
静止画記録方式
(動画からの切り出し)
DCF Ver.2.0準拠
Exif Ver.2.21準拠
MPF Baseline準拠
録画モード HD記録 FX:最大24Mbps、1920×1080/60i,24p,30p、16:9
           1280×720/60p、16:9
FH:約17Mbps(平均)、1920×1080/60i,24p,30p、16:9
             1280×720/60p、16:9
HQ:約9Mbps(平均)、1440×1080/60i、16:9
LP:約5Mbps(平均)、1440×1080/60i、16:9
※記録ビットレートは映像と音声の合計です。
SD記録 HQ:約9Mbps(平均)、720×480/60i、16:9/4:3
※記録ビットレートは映像と音声の合計です。
信号方式 NTSCカラー、EIA標準方式
HDTV 1080/60i、720/60p
記録可能メモリー “メモリースティックPROデュオ”(Mark2)/“メモリースティックPRO-HGデュオ”
※1GB以上を推奨
SDメモリーカード/SDHCメモリーカード
※Class4以上を推奨
録画時間の目安
(32GBのメモリーカード使用時)
HD記録 FX:170分、FH:225分、HQ:385分、LP:605分(音声をリニアPCMで記録した場合)
FX:180分、FH:235分、HQ:435分、LP:750分(音声をドルビーデジタルで記録した場合)
SD記録 HQ:475分
撮像素子 1/3型 "Exmor” 3CMOSセンサー
総画素数:約112万画素
動画時有効画素数(16:9モード):約104万画素
動画時有効画素数(4:3モード):約78万画素
ファインダー 1.1cm(0.45型、16:9)、カラー/モノクロ切り換え
総ドット数:約122.6万ドット(852[H]×3[RGB]×480[V]相当)
※ビューファインダー内で視線を動かした場合などに原色が見える場合がありますが、故障ではありません。これはフィールドシーケンシャル駆動特有の「カラーブレイク」現象によるものです。また、この原色が記録メディアに記録されることはありません。
液晶画面 8cm(3.2型、16:9)
総ドット数:約92.1万ドット(1920[H]×480[V])
ズームレンズ Gレンズ
20倍(光学)、約30倍(デジタル、デジタルエクステンダー[ON]時)
f=4.1〜 82.0mm、35mmカメラ換算29.5〜 590mm(16:9)、36.1〜 722mm(4:3)
F1.6〜 3.4
フィルター径72mm
色温度切り換え [AUTO]、[ONE PUSH A,B]、[INDOOR](3,200K)、[OUTDOOR](5,800K±7段階)、
[MANU WB TEMP](2,300〜 15,000K、100K刻み)
最低被写体照度 1.5 lx(ルクス)(シャッタースピード1/30秒固定、オートゲイン、オートアイリス)(F1.6)
入・出力端子
SDI OUT BNC×1
COMPONENT OUT ミニD端子×1 ※コンポーネントビデオケーブル(付属)→ピンプラグ×3
VIDEO OUT ピンジャック×1
AUDIO OUT ピンジャック×2
HDMI OUT HDMIコネクター×1
ヘッドホン端子 ステレオミニジャック(φ3.5)×1
INPUT 1/INPUT 2 XLRタイプ 3ピン(凸)×2
USB mini-B×1
REMOTE ステレオミニミニジャック(φ2.5)×1
TCLINK IN/OUT ピンジャック×1 ※IN/OUTはスイッチ切り換え
マイクロホン
内部マイク ○(ステレオエレクトレットコンデンサーマイクロホン)
外部マイク ○(エレクトレットコンデンサーマイクロホン『ECM-XM1』付属)
電源・その他
電源電圧 DC7.2V(バッテリーパック使用時)、DC8.4V(ACアダプター/チャージャー使用時)
消費電力 7.9W(マイク(『ECM-XM1』)、ファインダー使用時、明るさ標準)
7.9W(マイク(『ECM-XM1』)、液晶画面使用時、明るさ標準)
※フラッシュメモリーユニット 『HXR-FMU128』(別売)使用時は消費電力が1.1W増えます。
動作温度 0〜40℃
保存温度 −20〜+60℃
外形寸法(幅×高さ×奥行) 約173×193×449mm(突起部含む)
本体質量 約2.2kg(レンズフード含む)
撮影総質量 約2.6kg(バッテリーパック[NP-F770]、レンズカバー付きフード、マイク[ECM-XM1]含む)
  • ※SDI OUT、COMPONENT OUT、HDMI OUTの内、いずれか1つを選択して出力(同時出力はできませんが、SDI OUT選択時のみ SDIとHDMI同時出力可能)。

■『HXR-FMU128』の主な仕様

システム
ファイルシステム FAT32
記憶容量 128GB(1GBを10億バイトで計算しています。実際に使用できるユーザー容量は127GBです。)
録画時間の目安 HD記録 FX:約700分、FH:約930分、HQ:約1,570分、LP:約2,490分(音声をリニアPCMで記録した場合)
FX:約740分、FH:約980分、HQ:約1,790分、LP:約3,080分(音声をドルビーデジタルで記録した場合)
SD記録 HQ:約1,960分
入・出力端子
カムコーダー接続用 専用端子×1(電源供給端子を兼ねる)
USB(PC接続用) ミニB端子 Hi-Speed USB(USB2.0)×1(USBバスパワー)
電源部・その他
電源電圧 DC5V
消費電力 約0.9W
外形寸法(幅×高さ×奥行) 約54×85×17mm(最大突起部含む)
質量 80g
動作温度 0〜40℃
保存温度 −20〜+60℃
  • ※NXCAMおよびそのロゴは、ソニー株式会社の商標です。
  • ※Exmorおよびそのロゴは、ソニー株式会社の商標です。
  • ※AVCHDおよびAVCHDロゴは、パナソニック株式会社とソニー株式会社の商標です。
  • ※“メモリースティック”、“メモリースティック デュオ”、“メモリースティック PRO”、“メモリースティック PRO デュオ”、“メモリースティック PRO-HG デュオ”および“メモリースティック マイクロ”は、ソニー株式会社の登録商標または商標です。
  • ※SDメモリーカードは、パナソニック株式会社、米国サンディスク社、株式会社東芝の商標です。
  • ※Dolby、ドルビー、およびダブルD記号は、ドルビーラボラトリーズの商標です。
  • ※Microsoft、Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
  • ※その他記載されている会社および商品名は、各社の商標または登録商標です。なお、本文中ではTM、(R)マークは明記していません。
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