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お知らせ

2014年9月12日
2015年1月15日訂正

新商品

高感度・低ノイズの 新開発1/2型Exmor® 3CMOSイメージセンサーを搭載
高い機動性と高画質を両立した XDCAMメモリーカムコーダーを発売
〜用途にあわせて記録フォーマットと記録メディアが選択可能〜

ソニーは、放送・業務用映像制作機器のXDCAM™シリーズとして、新開発の1/2型 フルHD Exmor (エクスモア)3CMOSイメージセンサーと、広角29.3mm、光学17倍ズームレンズを搭載した ハンディタイプのXDCAMメモリーカムコーダー「PXW-X200」を発売します。
型名 発売日 メーカー希望小売価格
XDCAMメモリーカムコーダー 『PXW-X200』 2014年11月(予定) 670,000円+税
本機は、機動性の高い小型サイズの本体に、新開発の大型1/2型 Exmor 3CMOSイメージセンサーを搭載し、フルHD(有効画素1920×1080ドット)画素による高い解像力に加え、F12の高感度、58dBの低ノイズなど、上位シリーズであるショルダーカムコーダーに迫る高画質撮影が可能です。

また、新開発の高倍率光学17倍ズームレンズ(35mm換算29.3mm-499mm)を搭載しており、 例えば、観客席越しにステージを望遠撮影する場合や、企業行事の撮影など1台で広角から望遠まで広くカバーする必要がある場合などに、その実力を発揮します。さらに、ズーム/フォーカス/アイリスの各操作リングがそれぞれ独立して装備されており、回転式の直観的な操作で、撮影者の思い通りの フルマニュアル撮影が行えるほか、フォーカスリングをスライドさせて素早くオートフォーカス撮影に切り換えることができます。

記録フォーマットは、放送局や映像プロダクションなどの映像制作の現場で広く採用されているMPEG HD422™(50Mbps)対応に加え、10ビットサンプリングの高精細な階調表現の高画質映像を 効率的に圧縮して記録するXAVC記録にも対応しました。さらにMPEG HD420、MPEG IMX、DVCAMの各種記録フォーマットにも対応しています。記録メディアは、高い信頼性を持つ業務用SxS™メモリーカードのほか、別売りの各種アダプターを介して、XQD®カード、SDカード、メモリースティックPRO-HGデュオ®も使用可能で、用途に合わせて記録フォーマットや記録メディアを選択可能となっています。

ソニーは、ハンディタイプのカムコーダーならではの機動力と高画質撮影を両立した本機を、ビデオパッケージ・ブライダル・番組といった高品位な映像制作が求められるプロダクションや、ドキュメンタリーやニュース取材用途に機動力を生かした撮影が求められる放送局・CATV局など多様な制作現場へ向け提案し、番組制作や業務用映像制作をサポートしてまいります。

■XDCAMメモリーカムコーダー「PXW-X200」の主な特長

  1. 新開発の1/2型 フルHD Exmor(エクスモア)3CMOSイメージセンサーを搭載

前機種「PMW-200」は、ハンディタイプのXDCAMメモリーカムコーダーで、大型1/2型3CMOS センサーを搭載したモデルとしてその画質に高い評価をいただいてきました。  本機は、さらに性能を向上させた新開発1/2型イメージセンサーを搭載し、 感度をF11からF12へ、SN比を56dBから58dBに向上させ、ショルダーカムコーダーに迫る 高画質を実現しています。

  1. 新開発の広角29.3mm、光学17倍ズームレンズ搭載

35mm換算で、ワイド端 29.3mm〜テレ端499mmの光学17倍ズームレンズを搭載。 フォーカス/ズーム/アイリスの各操作リングには、メカ的な可動範囲が割りつけられた「フルマニュアルリング」を採用しており、一般的なハンディタイプのカムコーダーのマニュアルリングのようなズーミングやフォーカシングの遅れがありません。またショルダーカムコーダー用レンズと同じように、操作に対するダイレクトなレスポンスと回転角度による直観的な操作が可能です。フォーカスリングは、前後にスライドし、オートフォーカスと、フルマニュアルフォーカスを素早く切り換えることができます。

  1. MPEG HD422に加え、XAVCをはじめとした幅広い記録フォーマットに対応

映像制作業界で幅広く使われているMPEG HD422コーデックに加え、XAVC、MPEG IMX、DVCAMと幅広い記録フォーマットに対応しており、プロダクションにおいてクライアントからのさまざまな要望に応えることが可能です。XAVCフォーマットは、MPEG HD422と同様のMXFファイル形式を採用し、フルHD(1920×1080)の解像度をMPEG-4 AVC/H.264で効率的に圧縮します。XAVC Longフォーマットでは、被写体をさらに高解像度で撮影可能な1920×1080/59.94Pモードも選択できます。

  1. SxSメモリーカードや、XQDカード、SDカード、メモリースティックの各種記録メディアに対応

2つのSxS メモリーカードスロットを装備し、さまざまな撮影オペレーションに対応できます。 業務用メディアとして高い信頼性を持つSxSメモリーカード以外にも、別売りアダプターを使用して、XQDメモリーカード*、SDカード*、メモリースティック*にも記録でき、コストを抑えた長時間収録にも 対応します。AスロットのメディアからBスロットのメディアへ連続記録ができるリレー録画機能にも対応しています。

  • *すべてのメモリーカードの動作を保証するものではありません。メディアごとに記録可能なフォーマットは異なります。
  1. 2枚のメディアへの同時記録が可能

2枚のSxSメモリーカードへ同時に記録することができます。 業務用メディアとして高い信頼性を持つSxSメモリーカードを2枚使用し、同じコンテンツを同時に記録することにより、1枚は編集用、もう1枚はバックアップ用とするなどより高速でフレキシブルなオペレーションが可能になります。

  • ※ファームウェアのバージョンアップ(2015年春 リリース予定)にて対応いたします。
  1. ワイヤレス機能に対応し、映像ファイル転送、ストリーミング伝送*1が可能

同梱のワイヤレスLANモジュールを使用してWi-Fi接続機能に対応するほか、NFC (Near Field Communication:近距離無線通信)に対応しています*2
ワンタッチで簡単にスマートフォンやタブレットとWi-Fi接続ができ、モバイルアプリケーションContent Browser Mobile™*3で、「撮影前のアングル確認」「録画中のモニタリング」「カメラのリモコン 操作(画角設定/ホワイトバランス調整/アイリス調整など)」ができるほか、市販のモバイルルーターなどと組み合わせることにより「撮影後のファイル転送」が可能になります。さらに将来予定されるバージョンアップにて「映像・音声のストリーミング伝送」が可能になります。
また、SxSメモリーカードへの映像記録と同時に、転送に適したファイルサイズの小さいプロキシビデオを生成し、SDカードに記録することができます。記録されたプロキシビデオは、Wi-Fi接続で転送することが可能です。

  • *1 「映像・音声のストリーミング伝送」はファームウェアのバージョンアップ(2015年春リリース予定)にて対応いたします。
  • *2 Wi-Fi機能について、すべてのスマートフォンまたはタブレットで動作を保証するものではありません。
    NFC(Near Field Communication)は近距離無線通信技術の国際基準です。
  • *3 Content Browser Mobileは、Google Play、Apple App Storeより無償で提供しています。
    NFCに対応するためにはContent Browser Mobileのバージョンアップが必要となります。
  1. マルチインターフェース(MI)シューを搭載

バッテリービデオライト「HVL-LBPC」(別売)とワイヤレスマイクロホンパッケージ「UWP-D11」「UWP-D12」(別売)に対応したマルチインターフェース(MI)シューを搭載しています。カメラ本体から「HVL-LBPC」のライトのオン、オフを制御することが可能で、また「UWP-D11」「UWP-D12」に電源供給したりケーブルレスで音声信号を入力したりすることができます。

  • ※ファームウェアのバージョンアップ(2015年春リリース予定)にて対応いたします。

■「PXW-X200」の主な仕様

質量 約2.4kg (本体のみ)、 約2.8kg(レンズフード、SxSメモリーカード、バッテリー「BP-U30」含む)
外形寸法(幅×高さ×奥行) 約168×161×331mm (突起部含まず)
電源電圧 DC12V
記録フォーマット
(ビデオ)
XAVC-Intra
1920×1080
59.94i: 111Mbps、 50i: 112Mbps、29.97p: 111Mbps、
25p: 112Mbps、23.98p: 89Mbps
XAVC-Intra
1280×720
59.94p: 111Mbps、50p: 112Mbps
XAVC-Long
1920×1080
59.94i、 50i: 50/35/25Mbps、
59.94p、50p、29.97p、25p、23.98p: 50/35Mbps
XAVC-Long
1280×720
59.94p、50p: 50Mbps
MPEG HD422
1920×1080
59.94i、50i、29.97p、25p、23.98p: 50Mbps
MPEG HD422
1280×720
59.94p、50p、29.97p、25p、23.98p: 50Mbps
MPEG HD420
1920×1080
59.94i、50i、29.97p、25p、23.98p: 35Mbps
MPEG HD420
1440×1080
59.94i、50i、23.98p: 35/25Mbps(23.98p 25Mpsはプルダウン)
29.97p、25p: 35Mbps
MPEG HD420
1280×720
59.94p、50p、29.97p、25p、23.98p(プルダウン): 35Mbps
MPEG IMX 720×486 59.94i、29.97PsF: 50Mbps
MPEG IMX 720×576 50i、25PsF: 50Mbps
DVCAM 720×486
(FATモードは720×480)
59.94i、29.97PsF: 25Mbps
DVCAM 720×576
(FATモードは720×570)
50i、25PsF: 25Mbps
Proxy 1280×720: 9Mbps〜480×270: 500kbps
記録フォーマット (オーディオ) LPCM(XAVC、MPEG2 DVCAM)、4ch (FATモードでのDVCAMは2ch)
AAC-LC(Proxy)2ch
レンズ
ズーム比 光学17倍、電動/手動切り替え式
焦点距離 f=5.6 - 95.2  29.3 - 499mm (35mm換算)
絞り F1.9 - F16、Close
フォーカス オート/マニュアル切り替え可能
  Macro off : 800mm 〜 ∞ (ズーム全域)
Macro on : 50mm 〜 ∞ (ワイド端)、800mm 〜 ∞(テレ端)
手ブレ補正 シフトレンズ方式、ON/OFF 可能
フィルター径 77mm
カメラ部
撮像素子 1/2型Exmor CMOSイメージセンサー3板式
有効画素数 総画素241万 / 有効画素207万
内蔵フィルター CLEAR:クリア、1:1/8ND、2:1/64ND
スロー&クイックモーション 1920×1080、1〜30, 60fps (XAVCのとき)
1280×720、1〜60fps (XAVCのとき)
ホワイトバランス プリセット(3200K)、メモリーA、メモリーB
入出力端子
オーディオ入力 XLR 3ピンコネクター ×2
HDMI出力 HDMIコネクター(TypeA) ×1
SDI出力 BNCコネクター×1 (3G/HD/SD切替式)
ビデオ出力 BNCコネクター×1 (GENLOCK-INとの切替式)
音声出力 AVマルチ ×1
USB mini-B端子 ×1 (マスストレージモード用)
外部機器接続端子 4ピン (Type A) ×1 (ワイヤレスLANモジュール用)
TC入出力端子 BNCコネクター×1 (入力/出力切替式)
レンズリモート端子 丸型8ピン ×1
DC IN DCジャック×1
アクセサリーシュー マルチインターフェースシュー ×1
ヘッドホン端子 ステレオミニジャック(Φ3.5mm) ×1
表示部
ビューファインダー 0.45型LCD、アスペクト比 16:9、123万画素相当
LCDモニター 3.5型LCD、アスペクト比 16:9、156万画素
その他
内蔵マイク ステレオ内蔵マイク
メディアスロット SxSメモリーカードスロット ×2 (XAVC/MPEG2/MPEG IMX/DV記録用)
SD/SDHCカードスロット ×1 (Proxy動画記録用)

■メモリーカードSxS PRO+シリーズ、SxS-1シリーズ新商品

先進のインターフェース・PCIe Gen2と新開発コントローラーの採用により、従来比2倍を超える転送速度、440MB/s(読み出し速度。書き込み速度は350MB/s*1)を実現しました。 128GBカード1枚分の4Kビデオファイルも、約5分半の短時間でSSDに転送が可能*2で更なるワークフローの効率化に貢献します。

詳細はこちらをご覧ください

  • *1 SxS PRO+の場合
  • *2 ソニー測定。SBP-128Cに記録した約120GBのファイルをSxSリーダーライター新商品 SBAC-US30を使用しPC経由でソニー製SSD・PSZ-SA25に転送した場合

SxS PRO+シリーズ
・型名:「SBP-128C」(容量128GB)、「SBP-64C」(容量64GB)
・発売予定日:2014年11月上旬予定
・価格:オープン価格

SxS-1シリーズ
・型名:「SBS-128G1B」(容量128GB)、「SBS-64G1B」(容量64GB)、 「SBS-32G1B」(容量32GB)
・発売予定日:2015年1月上旬予定
・価格:オープン価格

市場推定価格*(消費税を含みません):
SBP-128C 12万円前後 SBP-64C  7万5千円前後  
SBS-128G1B 9万円前後 SBS-64G1B  5万円前後 SBS-32G1B  3万円前後
  • *「市場推定価格」は、発売前の製品について、市場での販売価格を当社が推定したものです。 なお、製品の実際の販売価格は、各販売店により決定されます。

■SxSメモリーカードUSBリーダーライター新商品

SxSメモリーカードUSBリーダーライター「SBAC-US30」は、読み出し速度を高めた新しいSxSメモリーカードに対応します。 SxSメモリーカードマルチリーダーライター「SBAC-UT100」は、SxSメモリーカード2枚を同時に高速で読み出せます。ThunderboltとUSB3.0に対応し、Thunderboltではデイジーチェーン接続により、 4枚、6枚など複数のSxSメモリーカードから同時に、PCへデータ転送を行いコンテンツのハードディスクやSSDへのバックアップが可能なため、ワークフローの効率が大きく向上します。

SxSメモリーカードUSBリーダーライター
・型名:「SBAC-US30」
・発売予定日:2014年11月予定
・メーカー希望小売価格:35,000円+税

SxSメモリーカードマルチリーダーライター
・型名:「SBAC-UT100」
・発売予定日:2015年1月上旬予定 2015年4月予定
・メーカー希望小売価格:未定 85,000円+税

  • ※Exmor、エクスモア、およびそのロゴは、ソニー株式会社の登録商標です。
  • ※XDCAM、XAVC、 MPEG HD422、SxS、XQDカード、メモリースティックとそのロゴは、ソニー株式会社の商標および登録商標です。
  • ※その他記載されている会社および商品名は、各社の商標または登録商標です。 なお、本文中ではTM、Rマークは明記していません。
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