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株式会社テクノマックス 様
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制御・音声にIPフル活用の、4K HDR対応中継車2両、圧倒的広さの制作・VE空間で大規模な運用も柔軟・容易に

株式会社テクノマックス様はマルチフォーマットポータブルカメラHDC-5500やマルチフォーマットスイッチャーXVS-9000/XVS-8000、HDRプロダクションコンバーターユニットHDRC-4000を中心とした4K HDR対応「202中継車」と「TC-2センター設備車」を導入し、2020年3月から運用を開始されました。

制作技術本部
映像技術部長

横田 廣志様

制作技術本部
映像技術部 副部長

田中 健二様

制作技術本部
映像技術部

葛西 雅弘様

制作技術本部
音声技術部

星川 真視様

スポーツ中継を主眼に、4K HDR対応の2両を新造

今回導入をした中継車2両は、スポーツ中継に加えライブへの対応も念頭に置いた「202中継車」と、ゴルフ中継におけるセンター中継車の役割を重視しつつも、多用途に使えるように考えた「TC-2センター設備車」です。

両車に共通するコンセプトは、まず、人の面だけでなく、仮設機材設置のためのユーティリティースペースなども含めた空間が大きくとれること。さらには、貸出をしたような場合でも、外部のスタッフさんが戸惑いなく使えるような作りにすること。加えて24pや30pのHDやユーザーガンマへの対応から4KやHDRまで対応できる車両とすることです。その「戸惑いなく使える」という観点から、映像信号としては12G-SDIを選びました。

202中継車は制作エリアの片拡幅に対応していますが、拡幅なしでも十分運用できることを前提とした設計をしています。

全カメラにHFRオプションを搭載

202センター設備車ではマルチフォーマットポータブルカメラHDC-5500を9台常設しており、最大で15台まで増設できます。大型レンズアダプターHDLA-1505/Bも6式用意しています。スポーツ用途を重視し、常設の9台のカメラすべてにHFRオプションを搭載しています。マルチフォーマットスイッチャーXVS-9000を4ME構成で搭載し、車内の卓は3MEパネル、持ち出し用で1MEパネルを用意しています。HDRプロダクションコンバーターユニットHDRC-4000は本線出力用2式4ch、汎用で5式10chを搭載しています。

一方、TC-2センター設備車はセンター中継車がメインの役割ということで、カメラ(CCUやRCP)は常設していませんが、必要に応じて10台まで設置して、普通の中継車として運用できるようにしてあります。こちらは、マルチフォーマットスイッチャーXVS-8000を4ME仕様で搭載し、車内の卓は3MEパネルとしています。

拡幅式の202中継車

202中継車のメイン卓。スイッチャーはXVS-9000を採用

202中継車のHDRC-4000とCCU

IP制御の充実で設営がスピードアップ

今回は、映像系を12G-SDIでまとめた一方、音声系や、ソニーのSIからの提案も受けて制御系を中心にIPを全面的に活用しています。例えば、従来であれば、カメラに接続されたマイクのゲインを操作しようとした場合、音声担当者がVEさんに設定操作をお願いせねばなりませんでした。しかし、今回のシステムではブラウザベースのCCUリモート機能も提供されており、音声担当者が直接カメラのマイク入力ゲインを変更する、といったことも可能です。これに限らず、ゴルフ中継などの設営において、技術スタッフが機器設定などに中継車間を往来するといったこともIP化でほぼ消滅しました。

TC-2センター設備車

TC-2センター設備車に搭載のHDRC-4000

HDR・SDRのサイマル制作、ノウハウ充実を目指す

私たちが制作に加わっているなかに、すでに4K HLGで放送している番組がありましたので、4K HDR中継車の導入自体は比較的スムーズでした。一方で、今回の中継車の導入後、4K HLGのライブコンサート配信とブルーレイディスク化のための収録を行いましたが、急遽SDRのDVD用の収録も行うということで、サイマルでの制作が必要になりました。サイマルについては、手探りの部分が残っていますので、ノウハウの充実を目指したいと思います。

柔軟できめ細やかなSI、次も第一選択肢

当社のいままでの中継車にはソニー製はありませんでした。検討に上がっていなかったわけではありません。また、今回も当然他社も含め検討しました。しかし、導入事例を見ても、ソニーの中継車には成功例しかない印象があり、社内では満場一致でソニーでした。

振り返ってみるとソニーのSIは“素晴らしい”の一言でした。さまざまなノウハウを提供してもらい、ソニーでなければ、これらの車は実現できなかったと思います。設計が終わってからや、納車が終わってから気づいた点、追加での要望などにも、知恵を絞り、親身になって要望を満たす提案をしてくれて、とても頼りになりました。いまのところ次の中継車の計画はありませんが、次もソニーが第一選択肢になると思います。

マルチフォーマットポータブルカメラ

HDC-5500

商品情報

マルチフォーマットプロダクションスイッチャー

XVS-9000、XVS-8000

※本商品はお客様ごとに構成が異なるため、本サイト内に商品情報は掲載しておりません。
詳細については、営業担当までお問い合わせください。

HDRプロダクションコンバーターユニット

HDRC-4000

商品情報

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