パブリックディスプレイ/デジタルサイネージ
FWD-S55H2
55V型フルHD液晶ディスプレイ

FWD-S55H2

商品の特長

55V型フルHD(1920×1080ドット)、1000cd/m2 (*)の高輝度、4000:1(*)のハイコントラスト液晶パネル採用。カラーシフト特性や色温度と応答速度のバランスなど、画質にこだわり、広範囲での視認性にも優れています。人通りの多い公共の場など広いスペースでの設置に適しており、業務用フラットパネルディスプレイ市場で増加傾向にある大型ディスプレイの需要に応えます。

  • * パネルスペックです(保証値ではありません)

別売のオプションボード(BKM-FW16)を装着することで、高品質の映像伝送が可能です。

幅19mmのスリムベゼルを採用。設置空間と調和して、多彩な映像コンテンツによるメッセージを効果的に伝えます。

LEDバックライト採用により、低消費電力を実現しました。

使用条件や使用環境により、機内温度が使用条件温度を超えた場合のみ冷却ファンを動作させるため、定常時ではファンノイズが発生しない静音設計です。

タテ・ヨコ両方向に設置可能なので、さまざまな空間で多彩な映像効果を演出できます。メニュー画面の位置も、自動的に画面左下の位置(タテ置きの場合は画面下中央)に表示されます。

専用スピーカーシステムSS-SPG02(別売)は、FWD-S55H2の背面に取り付け一体化できます。画面の横に張り出さず、スマートな外観を実現します。

DVI、HDMI、RGB/COMPONENT(D-sub15ピン)など、幅広い映像機器に対応する豊富な入出力端子を搭載。また、ネットワーク端子を標準で搭載しており、ネットワーク経由でのディスプレイ操作や入力信号、画質モードなどのディスプレイ情報のステータス監視も可能です。オプションスロットを装備しており、別売の専用オプションアダプター(BKM-FW16)を装着することで、多彩な用途での活用が可能です。

3次元色空間でのカラーマネジメントを採用したソニー独自の「True ColorControl機能」を実現。画像全体の色調はそのままに、赤、青、緑、黄それぞれ個別に抽出された色のみを調整することができます。各色は、メニューのパレット上で色の濃さ(彩度)と色合い(色相)の調整ができるので、色変化を確認しながら設定することが可能です。ロゴの色や商品のイメージカラーを強調したいというときなどに、特に効果的な機能です。

True Color Control機能使用例(イメージ)
True Color Control機能使用例(イメージ)

安心してお使いいただけるよう、液晶ディスプレイパネルを含む本体の保証期間を「2年間または累積通電時間15,000時間の早い方」に設定しています。

  • ※ 設置場所からの取り外し、取り付け作業は含まれません。詳細条件は、製品に同梱されている保証書裏面の無料修理規定に準じます

エンジン部分には、先進の画像処理チップを搭載。信号入力からパネルドライバーまで、すべての処理を1チップ化した最新鋭のエンジンにより、ハイビジョンの高精細で美しい映像表示までを実現しています。また、トリプル10ビットA/Dコンバーター回路の搭載により、アナログ信号のより高階調なデジタル信号への変換を実現。さらに、新開発の高性能アルゴリズム回路、映像のざらつきや色ノイズを低減するノイズリダクション機能などにより、高解像度の動画においても滑らかで高品位な映像を生み出します。

高画質回路構成
高画質回路構成

ディスプレイからのEDID(Extended Display Identification Data)信号により、PCはディスプレイの入力信号規格に合致する最適な解像度の信号を自動判別して出力します。これにより、ディスプレイ側の信号処理回路で解像度変換せずに、より鮮明で高精細な映像を表示できます。

ボタンの形状や大きさ、間隔、配置などの使い勝手を考慮した専用のリモコンを付属。ID MODEボタンで特定のIDを指定すれば、複数台ある中の特定のディスプレイのみをリモコンで操作することも可能です。

PC(デジタル/アナログ)画像やビデオ映像(コンポジット、コンポーネント、デジタルビデオ)を一画面に同時に表示できる2画面機能。画面の左側でライブ映像を表示しながら、右側では映像に関連する情報を表示するなど、情報量豊富な映像再現が可能になります。

2画面機能(P in P)
2画面機能(P in P)
2画面機能の組み合わせ対応表
2画面機能の組み合わせ対応表

メニューからマルチディスプレイの画面数およびポジションを選ぶだけで、簡単に画面を拡大表示(×2、×3、×4)でき、最大16面までのマルチ画面を構成することが可能です。これにより、映像の演出効果をより高めるダイナミックでスケールの大きい表示が行えます。さらに、表示形式としてタイルモードとウィンドウモードの2種類を用意。コンテンツに応じた使い分けが可能です。

マルチ画面表示例(イメージ)
マルチ画面表示例(イメージ)
表示形式の選択機能
表示形式の選択機能
  • ※ タテ置きマルチディスプレイを行う場合、表示映像の向きは入力映像で変える必要があります。
    ディスプレイには、表示映像の向きを変える機能はありません
    ※ FWD-S55H2/55B2/46B2/42B2/32B1は、480i,576i,1080/50i,1080/60i,1080/24PsFには非対応です

ビデオ会議のモニターとして利用する場合、蛍光灯照明に適した画質にすることができます。

・オートシャットオフ機能
入力信号がないときに、自動的に電源を落として無駄な電力消費を抑える機能です。入力によって、電源が切(スタンバイ)状態になるものと、信号が再度入力されると自動的に電源が入るもの(パワーセーブモード)があります。

オートシャットオフ機能
オートシャットオフ機能

・電源タイマー機能
ショールームの開館/閉館時間や、ショッピングモールの営業時間などに合わせて、ディスプレイの電源を自動でオン/オフ設定が可能。電源タイマーは、「毎日」もしくは「曜日毎」設定が選択でき、「曜日毎」設定を選択した場合は、定休日のみ電源をOFFにするといった曜日別設定が行えます。

・エコモード
画面輝度を落とすことにより、消費電力を低くする機能です。明るさを2段階でセーブします。

・いたずら防止機能(リモートオンリーモード)
ディスプレイ本体のボタン操作を無効にし、リモコン操作のみを有効にする業務用ディスプレイならではの機能です。さらにリモコンも無効にし、本体のREMOTE端子や通信機能経由での操作のみを受け付けるモードも用意されています。

データ画像や動画のスチル再生など、輝度が変化しない画像を長時間再生したときに生じやすい残像や焼き付きを低減するためにスクリーンセーバー機能を2種類搭載しています。
1.画面全体に一定時間白画像を表示する「オールホワイト」
2.白いバーが画面上をスクロールする「スウィープ」のモード

ディスプレイが正常に動作していない場合、スタンバイ・インジケーターの点滅によりディスプレイのトラブル状況を知らせる「自己診断機能」を搭載。
また、現在の入力信号や画質モード、ディスプレイ固有の情報を画面上で確かめられる「ステータス表示機能」を装備しています。

LAN・WAN・インターネットのWeb画面(IE7.0以上)からディスプレイのコントロール(電源、入力切換、画面調整など)が可能です。また、ディスプレイのステータス、エラー通知を、あらかじめ登録しておいたメールアドレスに送信するメールレポート機能を搭載しています。

画質設定の「ダイナミック」で動作し、明るさを最優先にする機能です(工場出荷時はONに設定)。この機能をOFFにすれば、「ダイナミック」相当の画質に戻ります。明るさ強調機能とECOモードを同時に使うことにより、消費電力を下げつつ画面の明るさを保ちたいときに有効です。

  • ※ ECO(省電力)モードがONのときは最大輝度にはなりません

医療用におけるデジタル画像と通信(DICOM)規格のグレースケール標準関数(GSDF)に基づいたガンマ設定が可能です。X線、CT、MRIなどの医療画像参照用ディスプレイとして利用できます。

  • ※ DVI入力にのみ設定可能です
    ※ 医療用安全規格は取得していません
    ※ JESRA X-0093には対応していません
    ※ 長期的な経年変化を補正するキャリブレーション機能はありません