モニタリングソフトウェア「VSPA-M7」は、専用マネジメントソフトウェア「VSPA-D7」で登録したデジタルサイネージプレーヤー「VSP-NS7」に対して定期的にステータス監視を行い、各VSP-NS7の再生状況を表示。ステータス異常をメールやサウンドで通知できます。また、再生結果を CSVファイルで出力することも可能です。

各VSP-NS7の現在の運用状態が一覧表で表示され、情報を取得するたびに更新されます。対応ディスプレイ(*)のステータス監視(電源ON/OFF、入力信号状態)も併せて実行します。また、過去に発生したエラーの履歴を表示させ、確認することもできます。
〈監視項目〉
・各VSP-NS7との通信状態
・各VSP-NS7で再生されているプレイリストと再生状態
・各VSP-NS7のハードウェア状態とハードディスク
空き容量
・各VSP-NS7と接続されているディスプレイの状況

各VSP-NS7に記録されている再生結果データを取得して、確認することができます。また、再生結果をCSVファイルとして出力することもできます。
〈確認項目〉
・再生結果をカレンダー表示
・再生された各プレイリスト状況
・各レイヤーごとの再生結果
・実行された制御結果

専用モニタリングソフトウェア「VSPA-M7」では、システムにエラーが検出された場合、警告音を鳴らしたり、設定したメールアドレスへ自動的に電子メールを配信するなど、エラーを迅速に通知する設定を行うことができます。
アラーム通知する異常状態
・通信の異常
・再生の異常
・機器の異常

VSP-NS7、VSPA-D7
最新アップデートファイルは、ソニーウェブサイトよりダウンロードが可能です。
https://www.sony.jp/public-display/support/download/index.html
以下の性能を満たしたPC/ATおよびその互換機
(NEC PC-98シリーズとその互換機、自作PC、標準インストール品から他のOSに変更したもの、Macintoshには対応していません)
●OS:
Microsoft(R) Windows Vista(R) Business Service Pack2 (32bit) 日本語版(VSPA-D7/VSPA-M7 Ver.1.1より対応)
Microsoft(R) Windows(R) XP Professional Service Pack3 (32bit) 日本語版
●CPU:
OSがWindows Vista(R)の場合:2GHz以上のプロセッサー(3GHz以上を推奨)
OSがWindows(R) XPの場合:1GHz以上のプロセッサー(2GHz以上を推奨)
●メモリ:
OSがWindows Vista(R)の場合:1GB以上(2GB以上を推奨)
OSがWindows(R) XPの場合:512MB以上(1GB以上を推奨)
●ハードディスク空き容量:インストール時に 100MB以上
●ネットワーク:
100BASE-TX / 1000BASE-T (スループットが20Mbps以上のネットワーク環境を推奨)
VSP-NS7との通信のためにローカルネットワーク環境またはインターネット接続環境が必要です。
[注意]
プロキシサーバーで帯域制限をした場合、動画など大きなデータを送信できない場合があります。
プロキシサーバー経由でインターネットアクセスする環境の場合は、VSP-NS7との通信には「プロキシサーバーを使用しない」設定でご使用ください。
1台のVSP-NS7に同時に複数のVSPA-D7からアクセスしないでください。
[ファイアウォールに関しての注意]
・VSPA-D7 および VSPA-M7 は、VSP-NS7との接続チェックに PING という ICMP プロトコルを使用します。
ファイアウォールの設定で、ICMPプロトコルの送受信を許可してください。
・VSPA-D7 および VSPA-M7 は、ポート番号:4980(初期設定を変更した場合はそのポート番号)を使用して、HTTPプロトコルでVSP-NS7と通信します。
このポート番号の送受信を許可するか、これらのソフトウェアの通信を許可する設定にしてください。
・VSPA-D7が動作しているPCの時間にVSP-NS7を同期させる場合は、Network Time Protocol (NTP)を使用します。
ポート番号:123 を受信許可に設定してください。
●サウンド:Microsoft(R) DirectX 9.0c 互換対応のもの
●ディスプレイ:
Microsoft(R) DirectX 9.0c 互換対応のもの
1280x1024 ドット以上、32ビットカラー以上を推奨
DPI設定は必ず「通常のサイズ(96DPI)」(初期値)を使用してください。
必要なソフトウェアについて
1) 印刷機能を使用するには、
Windows(R) XP は、Microsoft Office Excel 2003
Windows Vista(R) は、Microsoft Office Excel 2007 が必要です。
2) Microsoft(R) DirectX 9.0c 以上が組み込まれていることが必要です。
3) Microsoft(R) Internet Explorer 6.0 以上が必要です。
4) 取扱説明書を見るために Adobe(R) Reader(R) が必要です。
5) Windows Media 動画ファイルを使用する場合は、Windows Media(R) Player 11 以上が必要です。
6) MPEG-2 動画ファイルを使用する場合は、別途MPEG-2 Direct Show(R) Filterが必要です。
本アプリケーション以外のアプリケーションを動作させた状態では動作保証できませんので、ご注意ください。
本アプリケーションを操作するときには、アンチウィルスソフトなどでウィルス検索するなど、CPU占有率が高くなるようなソフトの操作をしないでください。