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事例紹介

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株式会社ウェザーニューズ様

情報提供サービス

サポーターと共につくりあげるライブ気象情報番組での
動画中継システムとしてロケーションポーターを採用

お客様のニーズ・課題

24時間のライブ気象情報番組「SOLiVE24」にて、各地の気象情報や「ソラ」のイベントを動画で中継。スタッフを数多く必要とする従来システムの欠点をカバーし、機動力を高めるシステムを必要としていた。

導入効果

操作性に優れたロケーションポーターの採用により、社員1名での撮影を実現。コンパクトな本体は持ち運びもしやすく機動力が向上した。高精細な映像は、リッチコンテンツとしても満足できる。

株式会社ウェザーニューズ様

ウェザーニューズ様は、日本に本社を置く世界最大の民間気象情報会社です。アジア、ヨーロッパ、北米、南米地域の主要都市にて事業を展開し、世界中の気象を24時間365日にわたって観測(感測)・解析・分析・予測しています。「Always WITH you! どんなときでもあなたとともに!」のコーポレートキャッチフレーズのもと、気象危機管理を「リスクコミュニケーションサービス」として具現化し、サポーターとの距離をおかない経営姿勢をとり続けています。

システム開発本部長 西祐一郎様(写真左)と、 トランスメディアコンテンツ事業部 広報・マーケティング セクションリーダー 上山亮佑様(写真右)にお話を伺いました。

導入背景

少人数でも撮影可能な新システムを導入し、機動力を向上したい。

2009年4月より、当社はインターネット経由で24時間ソラをLiVEするライブ気象情報番組「SOLiVE24」を開始しました。視聴者がパソコンや携帯電話から視聴・参加し、番組サポーターとして現地の天候やその日の話題を当社と共に伝えていくという、視聴者参加型の番組です。この「SOLiVE24」では、サポーターから提供される静止画や動画のほか、当社が現地を取材した動画をリッチコンテンツとして提供します。

当社は設立時より各テレビ局向けに気象情報コンテンツを提供していることもあり、すでに中継システムを持っていました。しかし、撮影に大勢のスタッフが必要になるなど使い勝手がよくなかったため、機動力向上を目的として新しいシステムを導入することになりました。

選定理由

持ち運びしやすい本体と優れた操作性を評価し導入を決定。

天候は即時性が重要なこともあり、「SOLiVE24」での動画はサポーターから提供されたものが中心となっています。当社の社員があらかじめ現地に待機して撮影するのは、台風などの異常気象発生時がほとんどです。雷や豪雨などで撮影環境が厳しい状況が多く、どうしてもハードウェアにトラブルが起こりがちです。しかも、限られた時間の中で撮影しなければならなりません。

ソニーのロケーションポーターを選択したのは、本体がA5相当とコンパクトで、重量も約1.5kgと容易に持ち運びできるサイズだったことと、操作が簡単で社員ひとりでも撮影・送信できる機動力を評価した結果です。

導入効果

トラブルのない台風の中継を実現。高画質な送信映像にも満足。


ラベルシールの手順だけで誰でも操作ができる。

2009年9月に、送受信用に1台ずつ計2台のロケーションポーターを導入しました。導入から間もないですが、台風発生時に地方から中継を行うなど、当初の目的に応じた運用を行っています。現地から送信されてきた映像は、予想していた以上に品質がよく、台風下の過酷な環境でもシステムにまったくトラブルはありませんでした。

電源を入れたらワンプッシュで映像が伝送できるので、撮影した社員は直感的に使用できたそうです。 今後、活用の機会が増えるに従い、大勢の社員が操作することになると思いますが、誰にでも分かる操作性は機動力向上の面からも利点だと思っています。

今後の展望

動画中継の充実を目指し、ロケーションポーターの運用を図る。

「SOLiVE24」の番組コンセプトは、24時間生中継で空を伝えることです。初雪など季節に応じた取材もありますが、このほかにも、先日、佐賀で行われた「2009佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」など、空をテーマにしたイベントの中継も行っています。今後も動画による中継を充実させていく予定ですので、ロケーションポーターを活用する機会はますます増えていくと予想しています。また、将来、もしロケーションポーターの伝送技術が国外にも対応した場合には、海外からの中継にも使用していきたいと考えています。

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