新開発の“1/1.9型Exmor”CMOSイメージセンサーの採用とノイズリダクション機能の改善により、最低被写体照度を1/3型CMOSを搭載した従来機種に比べ大幅に向上、0.02ルクス(カラー)/0.01ルクス(モノクロ)というフルHD対応ネットワークカメラとして業界トップクラスの最低被写体照度を実現しました。低照度環境下でもノイズが少ないクリアな映像で監視ができ、河川監視や交通監視に適しています。
高速信号読み出しが可能な“Exmor”CMOSイメージセンサーの特長を生かし、1フレーム内でシャッタースピードが異なる2枚の画像を合成。同時に明暗部コントラスト補正機能(VE:ビジビリティーエンハンサー)を組み合わせることで明部および暗部の視認性を飛躍的に向上させる技術が“View-DR”です。
屋内から明るい屋外を撮影するような逆光状態で効果を発揮し、光が強く白とびしている屋外の建物や、光が弱く黒く沈んでいる部分の人物の顔や車のナンバープレートなども見ることができます。
新規開発の画像処理エンジン採用により、1920×1080ピクセルのフルHD映像を60フレーム/秒(*)のフレームレートで出力できます。フルHDの高精細感に加え、60フレーム/秒のスムーズでなめらかな映像で監視でき、鉄道や道路などの監視のほか、河川監視や災害監視などにも適しています。また、映像圧縮方式はJPEGおよびH.264に対応しています。
RS-485のインターフェースを用いてズームレンズコントロールや雲台などの周辺機器との組み合わせで使用することができます。
ネットワークカメラに必要とされるさまざまな機能を標準装備しています。
●音声双方向通信に対応
●IRカットフィルター方式のDay&Night機能を搭載(*1)
●SDカードスロットを搭載しエッジストレージでの映像記録が可能(*2)
●ポール設置時などに映像への振動の影響を軽減できるイメージスタビライザー機能を搭載
●PoE(IEEE802.3af準拠)、AC24V、DC12Vの3電源方式に対応(*3)
●アナログ映像出力(BNC端子)を標準搭載
●“ONVIF”対応