（1）「OpenXR Control Panel」の提供開始

• SDK2.4.0にて一部対応したソフトウェアを含め、下記ソフトウェアでのアプリケーション開発連携を強化します。
  
  • Autodesk VRED 2025.3
  • Twinmotion 2024.1.2
  • Omniverse USD Composer 2023.2.5^*1
  • Blender 4.2
• 新規開発の調整ツール「OpenXR Control Panel」^*2を利用することで、OpenXR対応ソフトウェアで開発したアプリ内の視点移動や、奥行き・立体感の調整項目が拡充されます。また、設定値の保存・読み出しを容易にし、使い勝手の向上も図ります。

（2）より幅広い用途にてご使用いただくための性能改善と互換性のアップデート

• ハイダイナミックレンジ(HDR)^*3およびDICOMフォーマット^*4に対応^*5
  映像制作における広輝度・広色域のコンテンツでも適切な色再現が可能となり、よりリアルな3D映像を視聴いただけます。また、医療用DICOM SIMモードを選択することで、医療用モニター標準の色域にも対応します。
• 3Dレンダリング品質の向上^*6
  新規の顔位置補正アルゴリズムの導入により視線認識センサーのトラッキング性能が改善され、3Dレンダリング品質が向上します。
• 最新バージョンのゲームエンジンへの対応
  
  • Unreal Engine 5.5
  • Unity 6
• Unityプラグインにおける操作性改善

*1 本NVIDIAソフトウェアはOmniverse Launcherから Omniverse Kit App Templateへ移行されます。 提供形態変更後のSRDとの接続詳細方法は弊社ウェブサイトで公開予定です。
*2 Spatial Reality Display Settings Installerをセットアップすると、自動的にインストールされます。
*3 ST 2084 : PQ と Rec.2100 HLG 2種類のHDRガンマカーブ(EOTF)に新たに対応します。
*4 空間再現ディスプレイは非医療用モニターです。
*5 ELF-SR2のみ。FW1.30.03以上が必要です。
*6 ELF-SR2のみ。
本商品の使用上の注意事項については取扱説明書をご覧ください

Sony Corporation - SPATIAL REALITY DISPLAY | 取扱説明書