商品情報・ストア空間再現ディスプレイ(Spatial Reality Display) 最新情報

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2025年4月15日

ソニーマーケティング株式会社

「空間再現ディスプレイ  NVIDIA Omniverse 対応のお知らせ」
〜インダストリアルデジタライゼーション、製造・建設におけるDXを加速〜

平素よりソニー製品をご愛用頂きまして、誠にありがとうございます。
この度、27インチと15.6インチの空間再現ディスプレイ(ELF-SR2およびELF-SR1)向けSDKの新バージョンをリリースいたしました。同SDKのアップデートでは、OpenXR対応を強化することで、NVIDIA Omniverseが空間再現ディスプレイに対応いたしました。

NVIDIA Omniverseは製造、建築など多くの産業におけるDX、インダストリアルデジタライゼーションの社会実装を加速させてきました。今回のSDKのアップデートにより、開発者はNVIDIA Omniverseテクノロジーを統合できるようになり、空間再現ディスプレイのユーザーは、4K広色域での裸眼立体視の体験によって以下のユースケースで活用が可能となります。

ソニー株式会社 インキュベーションセンター 副センター長 鈴木敏之は「今回の連携により、従来の2Dモニターに比べて、奥行き表現やライティング表現がより正確かつ自然になり、追加のメガネ型デバイスを必要としないため、よりユーザーフレンドリーな体験が可能となりました。建築からエンターテインメントに至るまでビジュアライゼーションの可能性を大きく広げるでしょう。」と語り、産業用途における新たな可能性を示唆しました。

NVIDIA Extended Reality事業開発ディレクター Greg Jones氏は、「ソニーの空間再現ディスプレイは、3Dコンテンツ制作の革新的なソリューションです。OpenUSDとOmniverseの統合により、アセットのリアルタイムレンダリングが可能となり、これは様々な業界でのワークフローを加速させることになるでしょう。」と今後の業界への影響を語りました。

両社は、ソニーの持つリアルタイム3Dビジュアライゼーション技術、NVIDIAの持つクラウドレンダリング技術をつなぎ、3Dを活用する制作ワークフローのさらなる円滑化を目指します。

※SDK 2.5.0の詳細はこちらhttps://www.sony.net/dev-srd別ウィンドウで開きます
※NVIDIA Omniverseの詳細はこちら OpenUSD 向け Omniverse プラットフォーム | NVIDIA別ウィンドウで開きます
*本NVIDIAソフトウェアはOmniverse Launcherから Omniverse Kit App Templateへ移行されます。 提供形態変更後のSRDとの接続詳細方法は弊社ウェブサイトで公開予定です。