月刊九州王国　Behind The Picture 写真展

開催期間：12月4日(金)～12月20日(日)　

「九州の振興と発展に寄与する」を編集方針として、歴史・文化・食・観光・環境・健康・貿易など、九州に存在する豊富な『資源』を積極的に取り上げて、九州全体を盛り上げる一冊。【雑誌　月刊九州王国】

本誌で2020年4月号まで連載していた「Behind the picture」。
九州を代表するカメラマンたちがソニーのカメラを使い、九州各地の風景を切り取って紹介する人気連載でした。本年５月に開催予定であったこちらの写真展が、やっと12月に開催となります。ラストとなる今回は、いつものトークショーとは異なりオンラインでトークライブを行い、誰でも視聴可能。カメラに興味をお持ちの方には、トッププロの撮影秘話を聞くことができるチャンスです。写真展では素晴らしいプロの技と最先端のカメラの性能が融合した作品をお楽しみください。

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開催日：12月4日(金)～12月20日(日)

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出展者ご紹介

大西展子

カメラ：ILCE-7RM4
レンズ：FE24-105 F4 G OSS
焦点距離：24mm域
絞り値：f/16
シャッタースピード：1/800秒

タイトル「楽園」

原始の森が残る大自然の島、西表島、沖縄県八重山諸島の南、北緯24度に位置する。
この島は、島のほとんどである90％が亜熱帯のジャングルである。
この地には、西表島特有の生き物たちがたくさん生息している。海では、美しいサンゴ礁や熱帯魚、ウミガメなどを一年を通して見ることができる。
この日は、バラス島近くまで出た船の上から、サンゴ礁の撮影をした。手持ちで出来るだけ海面にカメラを近づけて、光の方向を意識して撮影した。
晴天下、輝度差が大きい場面でのファインダー越しでの確認も、自然な映りで視認性が高い。
軽量化、防塵防滴の強化により、安心して海での撮影が出来た。
アルファ7R4は、どんなシチュエーションでも私の強い味方である。

大西展子

長崎県生まれ、福岡県在住
県展、二科、隔月刊「風景写真」誌、JAPAN PHOTOフォトコンテスト、秋山庄太郎「花」写真コンテスト、富士フィルムフォトコンテスト、など入選、受賞歴多数。隔月刊「風景写真」誌、2018 年1-2月号の表紙を飾る。
2019年、第59回富士フィルムフォトコンテスト、ネイチャーフォト部門にてグランプリ受賞。

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白水清光

カメラ：ILCE-7RM4
レンズ：FE 400mm F2.8 GM OSS　2X テレコンバーター
焦点距離：1200mm (クロップ)
絞り値：F9
シャッタースピード：1/1000秒
ISO感度：500

タイトル「トップバトル」

九州唯一の国際公認コースである大分県のオートポリスで開催された二輪の「全日本ロードレース選手権」。
コーナーの立ち上がりを迫力ある構図を狙って、150m程離れた場所から1200mmの超望遠の圧縮効果でエンジンの熱での陽炎の様子など狙い通りに撮影出来ました。

白水清光

1953年福岡県春日市生まれ。
写真家、デジタルフォトレタッチャー。ソニー α アカデミー講師。
富士フィルムフォトサロン福岡や、ソニーストア福岡天神で個展など。
JAZZピアニスト「山下洋輔」を開催。

清家道子

カメラ：ILCE-7RM4
レンズ：FE 16-35mm F2.8 GM
絞り値：F9
シャッタースピード：1/8秒
ISO感度：500

タイトル「初光に彩る」

梅雨が明け夏が訪れると、渓谷は光の季節になる。
早朝に差し込む光は多くのカメラマンの心を惹き付けてやまないがそれは渓谷に息づく草花も同じようだ。
ひっそりと咲き誇るキツネノカミソリはオレンジ色の花びらをいっぱいに広げまるで朝の光芒からエネルギーをもらっているかのようだった。
ギリギリまでカメラを近づけ透明感抜群の16-35mmGMで大胆に切り取った。

清家道子

福岡生まれ。
カラーコーディネーターを経て風景写真家となる。
現在は地元九州の風景を独自の色彩感覚と視点で撮影している。
2016年「またまの宇宙」を発表。新宿リコーイメージングスクエアで作品展を開催。日本写真企画より同作品集を出版。
2011年より企業カレンダーを手がける他　写真雑誌への寄稿、カメラメーカーでの講演、撮影会などを行なっている。
2019年　ソニーストア札幌、大阪、名古屋、福岡にて作品展「純色風景」開催。

インスタグラム
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三笘正勝

カメラ：ILCE-7M3
レンズ：FE 70-200mm F2.8 GM OSS
焦点距離：200mm
絞り値：F18
シャッタースピード：1/50秒
ISO感度：400

タイトル「黎明の湖畔」

僕は晩秋の大浪池の湖畔に夜明け前に登山していた。
登山口から約1時間、到着すると対岸のモノクロ色の紅葉の木々が色温度が高いので青く紅葉が見えなかった。
夜が明けるとだんだんと色を増していきいつもの風景となる。
微細な色彩をとらえたくて70-200mm F2.8GMをα7M3に装着していた。

三笘正勝

二科会写真部会員。
2014年全国祭りポスター展　グランプリ（博多祇園山笠）。
雑誌「九州王国」「家庭画報」など取材撮影多数。
写真審査佐賀県展、日向市美展、柳川市美展など多数。
写真教室、撮影指導、福岡市、春日市などで多数。

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萩原れいこ

カメラ：ILCE-7RM4
焦点距離：189mm
絞り値：f2.8
シャッタスピード：1/50秒
ISO感度：400

タイトル「ぬくもり」

情熱の赤色に輝くブーゲンビリアの花が落ち、森の地面を彩っていました。
その姿を慈しむように、クワズイモの葉が花を受け止めて揺れていました。
ハート型の葉の上で放つ最後の輝き。
どこかぬくもりを感じて、丁寧にシャッターを切りました。

萩原れいこ

沖縄県出身。
学生時代にカメラ片手に海外を放浪。後に日本の風景写真に魅了されていく。車内泊用に改造した軽ワゴンで日本縦断を敢行。
隔月刊「風景写真」の若手風景写真家育成プロジェクトにより、長野県志賀高原での写真修行を経て独立。中西敏貴、萩原史郎、萩原俊哉に師事する。
「Heart of Nature」をテーマに、志賀高原や嬬恋、沖縄をメインに活動中。
「佐久間玲子」として活動していたが、夫であり風景写真家の萩原俊哉の遺志を継ぎ、2020年4月より「萩原れいこ」と改名して活動している。

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ホームページ

峰慎太郎

カメラ:ILCE-6000
レンズ:E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS
焦点距離：39mm（35mm換算）
絞り値：F11
シャッタースピード：1/400秒
ISO感度：200
露出補正：-1
手持ち撮影

タイトル「時の観察」

しゃんとした若草と朽ち落ちる古草を隔てる一つの要素として色の変化があるが、その色をなくした世界ではどうだろう。
若草はそのしっかりとした葉面で光を浴び、まだまだ伸びる期待が持てる。
一方、古草は長く伸びきった自身の体を支えることすら叶わない。
ひとつの湖面に並ぶ２つの命の時の“色要素”を無くしてみたが、αの階調豊かなモノクロ表現では一目瞭然の結果となった。

峰慎太郎

2016年10月隔月刊「風景写真」と月刊「フォトコン」共同企画TCC（チームチャンピオンズカップ2016長野）に九州・沖縄の代表チームアモーレの一人として参加する。
同年、隔月刊「風景写真」7・8月号「輝けアマチュアイズム ON and ON」に取材掲載される。
2017年TCC（チームチャンピオンズカップ2017長野）においてチームアモーレの監督として参加し優勝する。
現在、医療職である臨床工学技士を担いながら九州を中心に撮影を行っている。