5分でわかる 『FE 70-200mm F2.8 GM OSS II』と『FE 70-200mm F2.8 GM OSS』の違い

ソニーストア札幌店内、スタイリストの佐藤、挨拶。
新商品「FE 70-200 F2.8 GM OSS Ⅱ」の紹介。
2016年9月に発売された従来機種「FE 70-200 F2.8 GM OSS」と新商品「FE 70-200 F2.8 GM OSS Ⅱ」を手に持ち、よく質問がある2モデルの違いについて、下記4つのポイントで解説していく。

まず、「① 軽量化」について解説。

2モデルを横並びで設置。大きさは変わらないが、「FE 70-200 F2.8 GM OSS」と比較して
「FE 70-200 F2.8 GM OSS Ⅱ」の方が約435g軽く、質量1,045gと約29%の軽量化を実現している。軽量化と優れた描写性能を同時に高い次元で実現する為に新規の光学設計を採用し、更にレンズ内部に軽量かつ堅牢性の高い「マグネシウム合金製部品」を採用している。

α1に「FE 70-200 F2.8 GM OSS Ⅱ」を装着。片手で持つことができる。
「FE 70-200 F2.8 GM OSS Ⅱ」は大幅な軽量化に加え、フロントヘビーに感じない最適な重量バランスを追求している。
「FE 70-200 F2.8 GM OSS」は重心がレンズの前方にあった為重く感じたが、「FE 70-200 F2.8 GM OSS Ⅱ」は前方のレンズ配置を少なく抑え、三脚座の真上あたりに重心が来る設計により、一脚撮影時・手持ち撮影時どちらの場合でも俊敏かつ正確なパンニングが可能。

次に「② AF性能」の進化について解説。

レンズボディの内部仕様詳細を表示。
「FE 70-200 F2.8 GM OSS」と比較して、最大約4倍高速になった。また、フローティングフォーカス機構や、高度なレンズ制御に加え、ソニー独自の4基の高推力なXDリニアモーターを搭載し、軽量化と共にAF性能が大幅に向上した。AF精度や動体への追随性能も向上。

例として、競技用バイクが近づいてくる様子をテレ端とワイド端で撮影した写真を表示。
陸上の短距離走やバイクなど高速に近づいてくる被写体を連続撮影する際、フォーカスの追随性能が従来機種より約30%と大幅に向上。一瞬のチャンスを逃さない。
フラッグシップカメラα1との組み合わせでは、最高30コマ/秒の高速連写が可能。
女性が奥から手前に走ってくる動画をスローモーションで表示。
動画撮影時においても特に重要な高速・高精度・静粛なAFを実現。
シビアなピント合わせが求められる被写界深度の浅いスローモーションや4K、8Kの高精細動画撮影においてもα本体と連携し、動きの速い被写体にも高精度でなめらかに追随する。

次は、「③ 動画撮影性能」の向上について解説。

「FE 70-200 F2.8 GM OSS Ⅱ」を2種類のカメラに取り付けた写真を表示。
最新の設計技術で、フォーカス時のブリージングやフォーカスシフト、ズーム操作を大幅に制御。
映像に残る画角の変動や揺れを最小限にし、動画に求められるなめらかな表現を可能にする。
また、動画撮影時の静粛性にも徹底的にこだわり、X Dリニアモーターや新開発の絞りユニットの採用により、動画撮影中の操作音や振動を抑えた。

「FE 70-200 F2.8 GM OSS Ⅱ」の写真を表示、それぞれの絞りリングを明記。
さらに、絞りリングが新たに搭載。フォーカス・ズーム・絞りの3つの操作リングにより、動画撮影時もスムーズなマニュアル操作が可能となった。

最後に、「④ 操作性」の進化について解説。

「FE 70-200 F2.8 GM OSS Ⅱ」のスイッチ類について明記されたスライドを表示。
超望遠レンズのFE600mm F4 GM OSSなどで培われた妥協のない操作性を実現するため、スイッチ類も大きく進化している。
絞りリング、フルタイムD M Fスイッチ、アイリスロックスイッチ、絞りリングクリック切り替えスイッチが新たに搭載。また、手ブレ補正モードスイッチが進化し、スポーツなどダイナミックで予測できない撮影時のストレスなく行える「Mode3」が追加になった。

従来の「花形バヨネット式」と今回の新商品で採用されている「丸型バヨネット式」レンズフードの写真を表示。
レンズフードも進化しており、「FE 70-200 F2.8 GM OSS Ⅱ」は新たに「丸型バヨネット式」を採用。
丸型フードは強度が高く、フードを下にして置く場合も安定。シリコンラバーを搭載することで、滑り止めの効果もある。

従来の「FE 70-200 F2.8 GM OSS」と新商品「FE 70-200 F2.8 GM OSS Ⅱ」のスペック比較表を表示。
最短撮影距離も進化しており、ワイド端で0.4m最大撮影倍率0.3倍となり、被写体にぐっと寄った構図や狭い場所での動画撮影などにもフレキシブルに対応。
また、テレコンバーターは従来モデルと同じく使える。
純正のみで利用できるテレコンバーター最大400mmの撮影が可能。装着時でもG Masterならではの高い描写性能を楽しめる。

従来の「FE 70-200 F2.8 GM OSS」と新商品の「FE 70-200 F2.8 GM OSS Ⅱ」のレンズ本体及びテレコンバーターの金額を表示。
「FE 70-200 F2.8 GM OSS」 329,593(税込)
「FE 70-200 F2.8 GM OSS Ⅱ」 330,000円(税込)
2×テレコンバーター 62,843円(税込)
1.4×テレコンバーター 62,843円(税込)
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