カメラまかせで撮れる「AUTO(オート)」モードをさらに使いやすくしたのが「AUTO+（オートアドバンス）」モードです。

「AUTO」モードは、撮影状況や撮影シーンから、絞りやシャッタースピード、ISO感度、ホワイトバランスなどをカメラが自動で設定し、撮影する機能です。

「AUTO+（オートアドバンス）」モードはシーン認識と撮影状況から、どのような撮影方法が最適かも判断し、[連続撮影]や[オートHDR]、[手持ち夜景]といった様々な 撮影機能も自動的に選択しますので、どんなシーンでも簡単にベストショットを残すことができます。

[連続撮影]（3枚撮影）や、[オートHDR]（3枚撮影）や[手持ち夜景]（6枚撮影）などで撮影される場合には、液晶モニター上の表示でお知らせします。

撮影前に、カメラが選んだ撮影モードや機能を表示するため、シーンに適した設定が分かり、写真のスキルアップにも役立ちます。

カメラに搭載されている「顔検出機能」や各種センサーの情報、映し出される画像の分析結果などを用いて、どのようなシーン・状況で撮影しようとしているのかを判断しています。

自動認識されたシーンに応じて、カメラの持つ最適な機能を使って撮影をおこないます。例えば、

• 逆光シーンでは[オートHDR]や[日中シンクロ]で
• 夜景シーンであれば手持ち撮影か三脚撮影かも判断し、[手持ち夜景]や[スローシンクロ]、[スローシャッター]で
• 動く被写体を追いかけたり、揺れる花をマクロで狙う場合など、ピント合わせの難しいシーンでは自動的に連続撮影で
• ※カスタムメニューの[オートアドバンス連続撮影]で連続撮影しないようにも設定できます。
  （[手持ち夜景]や[オートHDR]とシーン認識された場合は除きます。）

[オート]：自動的に連続撮影する
[切]：連続撮影しない

連続撮影された画像やオートHDRで撮影された画像は、撮影された写真のピント状態やHDR合成結果などを瞬時に比較して、もっとも良い1枚を保存します。 （オートアドバンス画像抽出機能）
※カスタムメニューの[オートアドバンス画像抽出]で撮影したすべての画像を保存するようにもできます。

[オート]：カメラが判断した最適な画像を保存する
[切]：すべての画像を保存する

ただし、[手持ち夜景]や[オートHDR]とシーン認識された場合は画像の合成がおこなわれるため、保存される画像は以下のように固定されます。

• [手持ち夜景] ･･･ 1枚 （連写した6枚を合成した画像）
• [オートHDR] ･･・ 2枚 （連写した3枚のうち適正露出の画像1枚と、3枚をHDR合成した画像1枚)